受験生の食事 4-12 成長期には??

当社は、「中学受験ドクター」という屋号にもありますように、子供に対する教育サービスを提供させていただいておりますが、この度、一生懸命頑張っている子供を日々サポートされている親御様に対しても、側面からサポータさせていただければという趣旨から、この度、家政婦の紹介・家事代行業をされているハウスサポーター様所属のお料理研究家の方にご協力いただき、『受験生の食事』というコーナーを設けました。受験生をお持ちの親御様の子育てに欠かせない「食事あるいは、食育」について専門家の視点からアドバイスいただきますので、参考にしていただければと思います。


小学生の高学年になると特に必要な栄養素と言うとカルシウムでしょう!

まだ体型や身長、体重など大人と比べるとまだまだ小さいですが、体の中

の栄養素の消費は大人より早く成人に近い栄養素が必要になってきます。

 骨にはカルシウムはもちろん牛乳やししゃもや小魚などが必要ですが、

リンの成分が含まれている鶏肉やスルメイカなど。

☆ カルシウム摂取量は成長期はピークに近いんです

マグネシウムの成分が含まれているアーモンドやくるみ、ナッツ類や昆布

など海藻類に大豆などのお豆腐やチーズなどを食べるのが良いでしょう!

カルシウム:リン:マグネシウムは2:2:1 で摂るのが理想的です。

骨はたんぱく質を中心にカルシウム、リン、マグネシウムが沈着して

出来ます。

 ビタミンCやビタミンD、銅、マンガン、ビタミンKなども必要になります。

ビタミンCや銅はコラーゲンを生成に働き、脂溶性のビタミンD(乾燥きくらげ、

しらす干し、紅鮭、干し椎茸など) はカルシウムの吸収を良くして、ビタミンK

はカルシウムをくっつけたりします。

☆ 地味な乾燥きくらげや干し椎茸!

 しかしカルシウムは非常に吸収しにくく牛乳や乳製品で約50%、丸ごと

食べられる小魚類は30%、シュウ酸の多いほうれん草は約18%と言われています。

そこに更に重要なのは、全身の運動です。骨を強くするためには骨に良い食べも

のばかりではなく運動が大切になります。

お子様の場合は、運動の時間は授業で行ったりするので問題はないかもしれません。

 適度に体を動かす事を忘れずに!大人の方にも同じ事で激しい運動ではなく日頃

出来る運動を心がけましょう!大人の方々は特に!

☆ お母様方の骨密度の低下も心配です!

 他にも特にお母様方もこれから年を重ねていった時に「骨密度の低下」も

心配されます。お子様のカルシウム不足も充分に気をつけなければいけませんが、

お母様方も今後の健康においてもカルシウムの摂取も充分に検討して下さいね。