「記述問題の解き方」|中学受験専門国語塾ドクターが「国語」の偏差値をアップさせる奥儀を伝授!

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「記述問題の解き方」

記述問題が苦手だという生徒が多い。国語ぎらいイコール記述ぎらいといってもいいくらいだ。「何を書けばいいのかわからない」「書くべきことはわかっているが、頭の中でまとまらない」など、極端な場合、解答用紙の原稿のマスを見ただけで拒否反応をおこし、空欄のまま提出する者もいる。だが、ここで手をこまねいているわけにはいかない。なぜなら、御三家をはじめ、上位校では記述問題を主体とした入試問題が増えているからだ。...

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家庭でできる工夫

日々、漢字・語句・授業の復習を計画的にやるのは当然として、他に何かできないだろうか?   1.コマーシャルにつっこみを入れる   テレビを見ていて、「おもしろいな」「斬新だな」と思えるコマーシャルを見たとき一体どのあたりがそうなのかを口で説明する習慣をつくる。また、「ふとんがふっとんだ」などというギャグなどについても何が面白くて、何がつまらないかを説明する。口で説明できればしめ...

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国語ができない人

1.読書量に頼りすぎる人   国語は漢字・語句以外具体的な学習法が思いつかないせいか、「とりあえず読書量を増やす」ことで対処しようとする向きがある。確かに物語文を好んで読む生徒は場面を映像化し、登場人物の心情を的確にとらえる力をもっているように思われる。しかし、所詮は趣味の領域である。読書は上記のメリットがある一方、主観的なものの見方に陥らせてしまいやすい。それは、普段の読書と同じように...

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選択問題の解き方

―消去するもの―   1.品のない表現のものや、断定的の言葉を用いたものは消す。   2.問題の答え自体になっていないもの、つまり、問題できかれたことに答えていないものは消す。   3.選択肢それぞれを文章の内容と照らし合わせ、書かれていないもの、内容が矛盾しているものは消す。また、選択肢の内容が長い場合は「、」のあるところで区切り部分的に照らし合わせる。  ...

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本気で成績を伸ばしたい人へ

偏差値20アップは決して絵空事ではない。が、ただ授業に参加しているだけでは達成できない。以下のことを必ず守ること。これらが成績向上のための最低条件である。   1.自己流は捨てること。   2.教わった通りに解くこと。   3.復習したことは次の週に活かすこと。   4.同じミスの繰り返しをしないこと。   5.テストの見直しを行い、次の週に活かす...

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要点の見つけ方

文章を読むときは線を付ける習慣をつけよう。なぜなら、そこに答えのヒントもしくは答えそのものがあるからだ。以下を見つけたらチェックしていこう。そして、それらを利用して答えを作成してみよう   1.筆者の意見・考えが書いてあれば、線をつける。(論説文・随筆文)   2.問いかけの文とその答えがあれば線をつける。(論説文・説明文)   3.具体例の直前・直後に線をつける。「...

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問題を解く前の四大手順(守るべし)

1.傍線近辺2-3行に線をつけておく。   2.傍線近辺に主語・述語・指示語があれば、それらをすべて明らかにしておく。   3.傍線近辺と同じ言葉(鍵になりそうなもの)が文章中にあればチェックしておく。   4.問題文できかれたこと、または傍線と同じ内容が文章中にあればチェックしておく。   1-4に基づいて、答えがプラスイメージかマイナスイメージかを予測し...

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文章の読み方

テストでは問題を解くことばかりに気が向いてしまうが、文章を読むときから勝負は始まっている。問題を解くための読み方ができているかどうかにより、その結果は雲泥の差になってしまうので、実践的な読み方を心がけなくてはならない。   物語文・・・読みながら頭の中で、場面・登場人物をリアルに映像化すること。また、時間の変化にも注意を払うこと。そのとき、勝手な感情移入はせず、淡々と事実関係を明らかにす...

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はじめに

「子供の学力低下」がさけばれて久しいが、塾講師暦十余年の著者もそのように感じることが多い。特に「国語力の低下」が顕著のように思われる。「書けない」「読めない」子供は以前より存在していた。しかし、ここ最近見受けられるのが、「話せない」「聞けない」生徒の増加である。「話す」「聞く」は共同体を営むうえでの「最低必須条件」である。それがうまく機能していない。一つ一つの単語は話せても、それを一つのフレーズ...

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