2020 芝浦工大附属中学②| 学校説明会レポート

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芝浦工大附属中学校説明会レポート②(2020年10月23日)


本日は芝浦工大附属中学校へ、受験ドクター 算数、理科講師の橋本 樹が行ってきました。

特筆すべきは実験設備の充実ぶり。
校舎の1階部分が全て実験室やワークショップになっている、他校では見られない造り。
理科室3室、技術室2室、コンピューター室2室に加え、しばうら鉄道工学ギャラリーなどの独自の設備がある。
学校内は無線LAN完備で、全生徒に2in1PCを配布。
運動のための設備も充実しており、人工・天然芝ハイブリッドのグラウンドとテニスコート3面、メインアリーナ、サブアリーナ、屋上には弓道場、ゴルフ練習場、バッティング練習場がある。プールは無し。

来年度から中学校も共学化する。
それに伴い、グローバル社会で活躍できる人材の育成に力を入れていく。
従来のカリキュラムの柱であるSTEAM(理科・技術・工学・美術・数学)に加え、新たに「理工」「連携」「言語」「探求」を来年度からのカリキュラムの柱にかかげる。
グローバルな技術者を育成すべく、技術や知識だけでなく、相手に伝える能力、英語力を身につける。

特徴的なカリキュラムとしては、
・ショートテクノロジーアワー:英語や体育の先生が理系技術を含めた授業をする。
・サイエンステクノロジーアワー:2時間続きの実験やワークショップ。
・実際に芝浦工大に出向いて、年16回大学教授の講義を受ける。
これらのように、大学と連携した授業、様々な技術に触れる授業が特徴。

■電車を利用する場合
東京メトロ有楽町線「豊洲駅」6b出口より徒歩7分
新交通ゆりかもめ「新豊洲駅」南口より徒歩1分
豊洲駅・新豊洲駅を通る

■主なバス路線(都営バス)
東16系統 東京駅八重洲口―月島駅―豊洲駅
海01系統 門前仲町駅―越中島駅―豊洲駅
業10系統 とうきょうスカイツリー駅―菊川駅―木場駅―豊洲駅
錦13系統 錦糸町駅―住吉駅―豊洲駅
都05系統 東京駅丸の内南口―有楽町駅―勝どき駅―新豊洲駅

2020年10月23日に行われた芝浦工大附属中学校の説明会での内容をまとめました。
この内容についてのご質問は芝浦工大附属中学校ではなく、受験ドクターまでお願い致します。
©芝浦工大附属中学校

プログラム

校長ご挨拶

芝浦工大附属中学校の大坪校長よりお話がありました。
その中から一部を紹介いたします。

教育方針

座学ではなく、実体験やものづくりを大切にしている。
日本には情報技術者が足りない、ものづくり能力が低下しているなどと言われている。
本校では、日本に限らず技術の裾野を広げる教育をしていく。
これからの社会、女子だからといって数学が必要ないわけがなくなる。
親御さんに「自分は数学嫌いだった」などと言わないでほしい。
テレビゲーム好きな人は多いと思うが、楽しむ側ではなく作る側の人間になり、世の中に笑顔を届けてほしい。

学校紹介

芝浦工大附属中学校の佐藤教頭より、学校紹介に関するお話がありました。
その中から一部を紹介いたします。

学校について

本校はカラーの定まっている学校であり、間口は狭い。
同じ系列でも柏中学校は幅広い進路を想定しているが、こちらは理工系に特化している。
3年前高校に理工系女子クラスを新設し、来年度からは中学校の共学にする。
学校の時間は8:25~18:30、遅刻などの時間管理の指導は厳しい。
校舎1階はすべて実験室やワークショップであることから、学校の方針は見えてくるはず。
中3海外旅行研修は30年続いてきた行事だが、コロナの影響で初めて途絶えてしまった。代わりに生徒たちで計画した旅行を来春実施予定。
理工系の学校ではあるが、運動も盛んで、クラブと同好会を合わせて22ある。
豊洲に移転してから制服が変更になったが、生徒からも保護者からも評判が良い。
来年度からは理工、連携、言語、探求を4つの柱としていく。
「理工」は英語、体育、家庭科などの先生でも、その科目の中に活かされている理系技術の授業を実施するショートテクノロジーアワーの授業や、2時間続きの合教科実験授業のサイエンステクノロジーアワーなどを取り入れている。
「連携」では芝浦工大の先生監修の授業、ものづくり体験、実験などを行っている。他校では選択制の学校が多いが、本校では全員参加。大学に実際に出向いて、学科数と同じ16の講座を1年間で受講する。高3になると大学の単位認定付きの先取り授業も実施される。
「言語」は理工と同じくらい重視している。自分の言葉で伝えられる技術者を育てたい。日本語、英語、コンピュータ言語を使いこなせるようにする。ランゲージアワーの授業では人にどう伝えると有効かという話し方の講座を継続して実施している。
大学進路は7割以上が理工系。そのうち6割は芝浦工大への内部推薦。
高2進級時に文系クラスが1クラス設置される。20人ほどの少人数になるので、理系クラスと遜色ない指導が受けられる。

在学生インタビュー

中学三年生国語科担当の岡田先生より、在学生インタビューがありました。
その中から一部を紹介いたします。

概要

中3の海外旅行が中止となったので、その代わりの国内教育旅行を生徒が企画。
各クラスで企画コンペを行い、学年10組が決勝コンペを行った。
プレゼン動画を視聴、中学生とは思えないくらいパワポやトークの質が高かった。

インタビュー

インタビュー(現中3エンドウ君、タダノ君)
・受験の勉強法⇒入試に不要な社会は捨てた。併願校も社会の必要ない学校を選んだ。
・学校生活で困ること⇒電車の時間が長い。天候によっては遅刻してしまうこともある。
・入って良かったこと⇒理数が難しいが詳しく知ることができて楽しい。設備がきれい。
・共学化について⇒男子校が良かったのでつらい。
・クラスの雰囲気⇒クラス単位のオリエンテーションが多く、みんな仲良し。オタクっぽい。変わった趣味の人が多い。

「探求」と新入試システムについて

広報部の加藤木先生より、教育理念についてのお話がありました。
その中から一部を紹介いたします。

教育理念

「探求」はIT(情報技術)とGC(グローバルコミュニケーション)からなる。社会の変容に合わせたグローバルエンジニアの育成を目指す。自分で問をたてて、解決する能力を培う。
授業内でのC言語プログラミングがより多くなる。
大学の7つの学科につなげられるような基礎学習をする。
デザイン思考、ただ作るだけでなく、より低価格になど、相手のことを考えたものづくりを目指す。
中3からは客観性、社会が求めるものを考えることを学ぶので、そのためにもGCなどで表現力をつけていく。

入試の変更点について

・2月2日午後に特色入試を追加。言語技術&算数、もしくは英語&算数。
・国語と算数の試験に聴解問題(リスニング)を追加。国語のテーマは指定なし、聞いてメモをする力が必要。算数は言われた図形をしっかりイメージできるかがポイント。

国語入試問題の傾向と対策

国語科の斉藤先生より、国語入試についてのお話がありました。
その中から一部を紹介いたします。

入試概要

・大問1に聴解問題を追加。配点は10点程度。
・文章を描く力を重視。100字程度の記述を出題する。
・日本語表現の問題は過去問を参考にするように。

算数入試問題の傾向と対策

算数科の市川先生より、算数入試についてのお話がありました。
その中から一部を紹介いたします。

進路

・大問1に5~10分程度の聴解問題を追加。
・大問5つの構成で大問2,3は過去問の1,2に相当、大問4,5は過去問の3,4に相当する問題。
・式や考え方にも配点ありに変更、答えのみでは満点はとれなくなった。

学校訪問を終えて

各教科に科学技術を絡めたたり,言語教育にコンピューター言語があったりと特色のある教育をしている。第一志望が75%を超えることがあることからも,学校研究をして受験すべき学校だと思いました。
受験科目が国語,算数,理科の3教科から,あまりないかもしれませんが,偏差値だけで受験することはお勧めできない学校で,受験生の中学,高校の生活をイメージすることが大事な学校だと思いました。
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