2020 城北中学|学校説明会レポート④

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城北中学校説明会レポート④(2020年12月7日)


本日はオンラインで行われた城北中学の学校説明会を、受験ドクター国語・算数・理科・社会講師の久米 光太郎がご紹介いたします。

人間形成と大学進学の二本柱を大きく打ち出し、自由でのびやかな学校だけど生徒を放置せず、バランスの良い人間形成を目指す問という方針が明確に打ち出されていました。
また、社会情勢の変化を見据え、ICT教育の充実と、生徒が使えるモバイルデバイスやWi-Fi環境を整備し、活用していることもアピールしていました。

東武東上線「上板橋」駅南口下車 徒歩10分
東京メトロ有楽町線・副都心線「小竹原」駅1番出口下車 徒歩20分
都営バス(新宿駅西口ー王子駅前)
関東バス/国際興業バス(高円寺駅北口ー赤羽駅東口)
「小茂根バス停」下車 徒歩10分

2020年12月7日に行われた城北中学の説明会での内容をまとめました。
この内容についてのご質問は城北中学ではなく、受験ドクターまでお願いします。
©城北中学

プログラム

校長ご挨拶

小俣力校長より学校紹介のお話がありました。
その中から一部を紹介いたします。

学校紹介

創立は昭和16年。
都立戸山高校で40年校長を務めた深井鑑一郎先生と教え子の井上源之丞先生による。
1941年、私立学校の立場から自由な教育を行いたいとの思いで師弟の協力で築かれた学校。
35000人の卒業生を輩出している。
変わることのない城北教育の使命は、優れた人間性の上に広い教養と高い知識を持った社会に役立つ人間を送り出すこと。
人間形成と大学進学の二本柱。
キャッチフレーズの通り「城北は成長の場だ」と考えている。
仲間と一緒に何かを企画し成功したり失敗したりすることが大切。このような体験を通して生徒を成長させることが一番大切なことで、使命だと考えている。
学校は生徒を成長させるための場。
同学年の仲間や先輩や後輩、横と縦の関係、日常の関係や多くの行事を通じ、社会を導くリーダーとして、多くの人を支えていける人間になれる。
卒業生は、城北のことを「束縛せず放置しない学校」で、自由と規律のバランスが良く好きなことに全力で取り組める学校だと話してくれた。
中学1年から高3まで、価値観の多様性を受け入れる友人達や広く充実した施設の中で、お預かりした生徒たちを大きく逞しく育てたい。
交北は着実勤勉自主が校訓の、自由で伸びやかな学校。
全ては生徒の人生のため、誠実に学校に勤めている。

入試情報

入試委員長の清水団先生より入試に関するお話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。

入試概要

2/1は115名、2/2は125名、2/4は30名の募集。
国語算数は50分100点、理科社会は40分70点。
試験範囲の変更なし、インターネット出願。。
帰国生の優遇あり、海外に1年以上滞在で帰国後3年以内の生徒は10点加点。
入学者は未受験の受験料を納入金に充当する。
複数回受験者の優遇あり。2回受けてどちらもボーダーの場合に正規合格とする。3回受けた場合はそのうちの2回を見る。
2/1と2/2は2/4に入学締め切り、2/4は2/5に締め切り。繰り上げは電話連絡。
合格発表も手続きもインターネットで行う。
写真のアップロードは必須、出願サイトで写真を登録。
2/1は城北を第一志望とする受験生の入試で、追加合格は想定せず。
応募者はここ4年で増加し、倍率も去年は3倍まで上昇した。合格者の86%が入学する。
2/2は併願者中心の入試。
学力の接近した子供たちなので、数点の違いで合否が分かれる。
追加合格を想定しているが2020年度は追加合格なし、ここ数年もなし。
2020年度は応募者が697→777と増加して倍率が2.0倍になった。
2/4はまだ合格していない子どもたちにとっての大きな受験機会。
年によっては高い実倍率となる。去年は5.2倍。
去年の合格点はそれぞれ2/1が211点、2/2が221点、2/3が232点。
入試では必ずマスク着用すること。定規・コンパス・分度器はいらない。携帯電話は校舎内に持ち込めない 持ってきた飲み物は休み時間に飲んでもいい。

ICTの取り組みについて

小俣校長とICT委員長の清水団先生よりICTの取り組みについてお話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。

ICTの取り組み

今年4月からオンライン授業を行った。以前からICTには力を入れていた。ご家庭にモバイルデバイスがないところは学校のiPadを貸し出していた。モバイルデバイスを使いこなすことはこれからの生徒に必要なこと。ご家庭の通信環境の整備と生徒専用のモバイルデバイスの準備をして欲しい。

ネット環境について

生徒が利用するノートPCまたはキーボード付きタブレットの準備をしてほしい。
家族共用ではなく生徒自身がすぐに利用できるもので、スマートフォン以外のものが必要。
生徒が家庭で接続できるWi-Fi環境の整備についてもお願いしたい。
受験生だけでなく在校生にもお願いしている。

城北の国語について

国語科主任の伊藤 和晃先生より学校生活についてのお話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。

国語について

昨年度は小説90点、漢字10点。平成29年度から同じ構成で、今年も配点の比率は変わらない。
読解問題では長文記述に加えて短文記述もあり。選択肢もあるが、記述の比率が高めになっている。
小学生の男子児童が普段接している世界が描かれるとは限らない。
第一回では出版社に勤める主人公とその妻が出た。
指示語の問題や同じことを指し示すところなども記述で出題している。
自分の考えを述べるために必要な積極性や表現力がある生徒を求めている。
記述の配点は高めで部分点の幅も広く取っている。
主語がはっきりしない答案、文末が設問で求めているものと異なる答案、句読点がない、誤字脱字を含んでいる、話しことばで書かれている場合は減点。 
指定字数より超過または不足していると0点。
漢字について、字の巧拙は問わないが正しく丁寧に一画一画を書いて欲しい。

城北の算数について

数学科主任の藤原鉄哉先生より学校生活についてのお話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。

算数について

問題構成は以下の通り。
1四則演算
2小問集合 取り組みやすい問題から順に並べている
3大問が3〜4
速さの問題や図形の問題は毎回出ている。すべて答えのみ。採点は○か×のみだが、約分ミスは減点。
途中の考え方を評価したいときは問いを細かく設定している。
3つセットの問題でも、それぞれの数で部分点を設定している。
大問1は正答率高い。間違えるともったいないので、早く正確にできるトレーニングを積んでほしい。
図形の基本的性質や相似形や立体図形の把握が大切。
数量的感覚を的確に考える力を身につけてほしい。
大問の⑴は正答率高いので解ける問題であり、後の問題の誘導になる。
問題文を正確に把握してほしい。問題を解く過程を大事にしてほしい。
イが分からなくてもウ、エが出来る問題もある。

城北の社会について

社会科主任の直井 智宏先生より学校生活についてのお話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。

社会について

地理分野・歴史分野・公民分野、各20点の配点。
漢字指定でひらがなやカタカナは不正解、トメハネは厳密には見ない。
解答欄の位置を間違えないこと、記号を正確に書くことが大切。
シとツの違いで減点されている人が例年いる。
地理は雨温図など地図・グラフ・表の読解が毎年出題されている。
歴史は全ての時代から出題される。漢字や難しい言葉を正確に書けるようにしてほしい。各時代の特徴や文化史をおさえておくこと。文物の写真問題も出題される。
公民は各出版社から発売される重大ニュースを読み込んでおくこと。地理も時事から発展すること多い。

城北の理科について

理科科主任の西村 直記先生より学校生活についてのお話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。

理科について

物理・化学・生物・地学を満遍なく出題する。
理科は70点満点。物理化学は20点、生物地学は15点。
実験観察に基づく問題、物理化学では計算力が問われる問題、グラフ作成、作図、記述問題、お絵かき(スケッチ)問題などが出題される。
漢字指定の問題のみ漢字で解答すること。指定がなければひらがなやカタカナでも構わない。漢字のトメハネなど細かいところは見ない。
理科は知識力・計算力・読解力・思考力・表現力を必要とする総合教科なので、パターントレーニングでは対策できない。付け焼き刃ではない地道な勉強をしてほしい。
本校では実験を多く取り入れているので、レポートやグラフを作成する力も入試で問う。
入試問題では「レポートを書く力」を見る。
グラフや図を書く練習、短文を書く練習を繰り返してほしい。

学校訪問を終えて

競合する他の男子進学校に比べて自由な雰囲気でありながら、進学実績も重視すると言い切る姿勢が印象的でした。有名大学進学を狙いながらも、規則や校則が厳しすぎる学校や、競争が過熱する学校を避けたいタイプのご家庭にとってお薦めできる学校だと感じました。

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