2021 早稲田大学高等学院中学②|学校説明会レポート



早稲田大学高等学院中学校説明会レポート②(2021年11月21日)


本日はオンラインで行われた早稲田大学高等学院中学校の学校説明会を、受験ドクター 算数・理科講師の川上 亮がご紹介いたします。
OLの実施でしたので映像での紹介でした。
3つのコンピューター室、CALL教室、人工芝のグラウンドと充実した設備でした。
また、売店や食堂も利用可能とのことです。

大学附属校の利点を活かし、長いスパンで子どもたちの成長を見守る。
生徒が自分たちで行動するよう促すため、規律は緩やか。
充実した設備。
様々な生徒がいることによる多様性。
子どもが20年後、30年後にどんな世界を生きるかを考え、教育に携わっている教師たち。

■電車
【西武新宿線】
上石神井駅(北口下車 徒歩7分)
※JR山手線・東京メトロ東西線「高田馬場駅」で西武新宿線に乗り換え、「上石神井駅」までの所要時間(急行・準急)12分(各駅停車)22分
■バス
【西武池袋線】
大泉学園駅南口より
上石神井駅行き 約20分(早稲田高等学院 下車)
西荻窪駅行き 約20分(早稲田高等学院 下車)
石神井公園駅北口より
吉祥寺駅行き 約20分(早稲田高等学院 下車)
【JR中央線】
西荻窪駅北口より
大泉学園駅南口行き 約20分(早稲田高等学院 下車)
上石神井駅行き 約15分(終点下車 徒歩7分)
吉祥寺駅北口より
成増町行き 約25分(早稲田高等学院 下車)

2021年11月21日に行われた早稲田大学高等学院中学校の説明会での内容をまとめました。
この内容についてのご質問は早稲田大学高等学院中学校ではなく、受験ドクターまでお願いします。
©早稲田大学高等学院中学校

プログラム

学院長のご挨拶

武沢 護校長より学校の施設を紹介していただきました。
その中から一部を紹介いたします。

ご挨拶

コロナについて。様々な制約や変化があったと思うが、是非入試に向けて頑張ってほしい。
子どもが20年後、30年後どういう世界を生きていくのか、どのためにどんな資質を身につけさせるか、ということを考えて教育に携わっている。
本当に大学附属校が子どもにあっているか、しっかり考えて選択してほしい。
早稲田グループの目標「地球に対して貢献できる市民をつくる」
明治時代のときの早稲田のスピリット①学問の独立②学問の活用③模範国民の造就
中学生には「知的好奇心を旺盛に、自ら目標を立て、考え、学ぶ」姿勢を身に着けてほしい
附属校であることを活かし、長いスパンで成長させていき、心優しい豊かな感性を育てていく

生徒による学校紹介

中学3年生の在籍生より生徒による学校紹介がありました。
その中から一部を紹介いたします。

「学院らしさ」とはいったい何?

中1~中3の宿泊行事をもとに、どのような取り組みを行っているか。
班ごとにコースを決め、別々に活動。時間には余裕を持たせ、突発的な出来事にも対応できるように。
昨年は宿泊研修を行えなかったため、下町で校外活動を行った。
そのときの様子や感想を学習発表会で報告、プレゼン。
生徒一人ひとりが自分で考え、行動する。
「何をやってもよい」ではなく、自立、自律の精神を持つことが学院らしさ。

映像による学校・イベント紹介

映像による学校・イベント紹介がありました。
その中から一部を紹介いたします。

学校紹介

3学期制、週6回の授業。平日は1~6時間、土曜は1~4時間授業。
1クラス30人、4クラス編成。
学期末に担任の先生との生徒面談を行っている。
理科室に1人1台の顕微鏡、コンピューター室3つ、CALL教室3つ、広い体育館、人工芝のグラウンド、売店、食堂、12万冊の蔵書がある図書館など設備は充実している。
大学の図書室も使うことが出来る。
ネイティブスピーカーによる英語の授業、スピーチコンテストもある。
第2外国語についても早めに学ぶことができる。
クラブは週3回、兼部も多い。中学生はクラブの数はやや少なめ。(全部で11)
高校生になると人数も増えるため、クラブ数も増える。

イベント紹介

中1では奈良、中2で長野、中3で長崎・佐賀に行き宿泊研修を行う。
中1の宿泊研修では、他の子たちと仲良くなれるよう配慮。
内容はその後の学習発表会で報告、プレゼン。
入学式、体育祭の様子紹介。
神宮での早慶戦観戦。
自身が将来通う、大学のキャンパスツアー。
英語でのスピーチコンテスト。
オーストラリア研修。

学校説明

教務主任の井上 泰弘先生から学校説明についてお話ししていただきました。
その中から一部を紹介いたします。

感染対策について。

毎朝健康観察をお願いしている。サーモグラフィーによる体温チェック、マスク、消毒、換気の徹底を行っている。

OL対応について。

入学時にPC購入をお願いしている。皆同じ物を使うことで、トラブルなどの対応も行いやすい。
紙と同じように勉強できるように、ということでハイスペックなものを使う。

立て付け、運営について。

中学は120人、高校から480人入ってくる。高校からの入学者とごちゃ混ぜにする。
生徒の成長を促すため、規則は緩やか。成長過程に差があるので、それに応じて指導方法に差をつけている。
3学期制、週6回の授業。土曜日は4時間まで。
8:30~15:00、1コマ50分の授業。
英語の授業時間が少なく感じるかもしれないが、選択授業があるので実質中1で週6時間、中2・中3は7時間。

クラブ活動について。

11個と少ない。高校からは人数も増えるので53クラブに。成長過程に差があるので、高校部と一緒に活動するクラブは少ない。

進学について。

ほぼ全員が早稲田大学に進学。学部・学科は第2志望までに収まる子がほとんど。

入試について。

大きな変更点無し。
算、国100点(50分)、理社80点(40分)
今年はコロナの状況に変化が無ければ2月1日午後に面接を行う予定。
午後入試は受けられないのでは、とのこと。
受験生のみのグループ面接、15分程度。服装は気にしなくてよい。
志願書の志望理由の欄は本人、親のどちらが書いてもよい。
◆その他
学校見学出来る日が増えているので、HPで確認してくださいとのこと。
「どんな生徒が欲しい?」という質問には答えていない。様々な生徒がいることで多様性が生まれている。

その他

学校見学出来る日が増えているので、HPで確認してくださいとのこと。
「どんな生徒が欲しい?」という質問には答えていない。様々な生徒がいることで多様性が生まれている。

学校訪問を終えて

学校説明会ですので、学校のアピールポイントの紹介がメインなのはもちろんですが大学附属校に入れることが本当に正しいのか、子どもの資質をよく見て判断してほしいという
校長先生のお話しが大変印象的でした。
大学附属校である利点を最大限に活かし、長期的なスパンで成長を見守る、具体的には成長過程の差を意識し、指導方法にひとりひとり差をつけるというお話しに先生方の温かさを感じました。
早稲田のグループ全体のスピリットを身につけさせるために、段階的な指導を行っていることが先生方の説明で伝わってきました。