2021 広尾学園小石川|学校説明会レポート②



広尾学園小石川中学校説明会レポート(2021年9月18日)


本日はオンラインで行われた広尾学園小石川中学校の学校説明会を、受験ドクター校長指導責任者で算数・理科講師の澤田 重治がご紹介いたします。

  • 外観・内装などを大々的にリニューアル
  • 全教室にプロジェクターを設置
  • 中庭に新校舎を増築予定(2022年12月竣工予定)
  • 廊下など校舎内には随所に世界地図(世界への意識を高めるため)
  • 公益財団法人東洋文庫と今秋より提携⇒在校生は無料で使えるようになる

【地下鉄】
■都営三田線「千石駅」A1出口より徒歩2分

■東京メトロ南北線「駒込駅」出口2より徒歩12分

【JR】
■山手線「巣鴨駅」「駒込駅」より徒歩13分

2021年9月18日に行われた広尾学園小石川中学校の説明会での内容をまとめました。
この内容についてのご質問は広尾学園小石川中学校ではなく、受験ドクターまでお願い致します。
©広尾学園小石川中学校

プログラム

校長ご挨拶

松尾校長より学園の教育についてお話がありました。

教育理念

  • 広尾学園から教員16名が異動、理事も含めると18名が広尾学園本校からの人員。
  • 教員研修に力を入れている。
  • 学年の垣根を取り除いた講座もあり、意欲や必要に応じた学習ができる環境がある。
  • インターナショナルコースを設置。
  •   (AG……アドバンストグループ,SG……スタンダードグループ)

  • 校内のいたるところに世界地図がある。世界に視野を広げ、世界に意識を向ける狙い。
  • 自らの「強み」への気づきのタイミングは人ぞれぞれ。それは優劣ではなく個性である。
  • 現役東大生のチューター → 学習だけでなく生活面でも刺激を受ける
  • 和敬塾との連携 → 人的交流。特別講演なども計画している
  • 教師が好きだからその担当科目が好きになる……ということがある。そのような教師を目指している。
  • 楽しく学んで誰かに伝えたくなる授業を提供したい。
  • 夢を持つことは誰でもできるが、仲間がいるからこそその夢を維持できるところがある。
  • 心と心のつながりを、形として見せていくことが大切だと考えている。
  • 学習面だけでなく、様々なことで表彰を行っている。
  • どんな生徒が育てたい? → 「世界を目指すことのできる生徒」
  • 広尾学園と同等・同質の教育を目指す → 地域的なすみわけの違いだけという状態にしたい
  • 「広尾学園小石川」は、志を持った「志学」である。

広尾学園小石川の紹介

奥田副校長より学園の紹介がありました。

教育方針

  • 平成30年に広尾学園と教育連携
       → 今年度より「広尾学園小石川中学校・高等学校」に校名変更
  • 教育理念は「自律・共生」
  • 和敬塾との連携 → オリエンテーション合宿の実施,和敬塾研修
  • 定員は全コース合計で120名。今年度応募は3801名あった。
  • 入学者選抜での性別の考慮はなし(今年度は結果的に男子43.9%,女子56.1%)
  • ICT……入学時に、1人1台のMacbookを用意し、活用している。
  • 外国人と日本人のダブル担任制
  • 英語教育
     ▷ アメリカの難関大出願に必須となるSATの受験
     ▷ SG(スタンダードグループ)の英検取得(広尾学園の例)
      入学時:未取得83% → 中3終了時:準1級17%,2級72%,準2級11%
  • 高校進学時にSGは本科かAGに振り分け。高2進級時に理系・文系を選択

広尾学園小石川の学園生活

遠藤教頭より、広尾学園小石川の学園生活お話がありました。

学習指導(授業・講習・定期試験)

  • 隔週で「授業研修」と「入試研修」を実施。指導力向上を目指している。
  • ICT…入学時に1人1台Macbookを用意して、授業に利用している。
  • AFP World Academic Archive の翻訳ボランティア → 英語への積極的な取り組み
  • 0限学習…小テストなどを朝礼前に実施しておくことで、授業時間を有効に使える
  • 無学年生の夏期講習→16日間100講座以上実施
  • 定期試験…実際の入試問題やその改題を盛り込む→意識向上・モチベションアップ

キャリア教育

  • 公益財団法人東洋文庫ワークショップ講座 → 今秋より提携。生徒は無料で使える
  • EtonX グローバルリーダーシップ講座…Etonカレッジのオンライン講座
  • スーパーアカデミア…各分野の第一線で活躍されている方を招いて話を聞く

部活動

  • 運動部…サッカー,剣道,卓球,ダンス,硬式テニス,バスケットボール,バドミントン,バレーボール,eスポーツ
  • 文化部…アナウンス,英会話,茶道/華道,写真,情報技術研究,書道,吹奏楽,ディベート,鉄道研究,文芸・イラスト,ボランティア,理科,軽音楽,演劇,珠算・電卓/簿記,アイシングクッキー,Art,Coding,International Newspaper

学校行事

  • スポーツフェスティバル(1学期・外部体育館)
  • いちょう祭(2学期・学園内)
  • 音楽会(3学期・外部音楽ホール)

施設

  • 校舎…大々的にリニューアル
  • 中庭に新校舎を増築予定(2022年12月竣工予定)
      → 現在6年生のお子さんが中1の3学期から使用できる。

2022年度入試について

  • インターネットでの出願。募集定員は、本科・AG・SGとも40名ずつ。
  • 国際生入試は11/3,12/13,12/14。AGは英語・算数・国語で、国語以外は英語による出題。受験生のみの面接(英語/日本語)あり。SG・本科は、すべて日本語による出題で、国語・算数+面接。受験料は25,000円で複数回受験可。
  • 一般入試は2/1午前,2/1午後,2/2午後,2/3午後,2/4午後で、AGは2/4のみ。
    2/1午前のみ4科入試で、午後に実施されるものはすべて国語・算数の2科入試。また、2/4のAGは、国際生入試に準じる。受験料は25,000円で複数回受験可。
  • 受験生は、声の教育社から出版された過去問をよくやってきてほしい。

学校訪問を終えて

今年度から校名を変更し、共学化もして中学募集を再開した「広尾学園小石川中学校」(旧村田学園)は、同様に校名変更と共学化をして成功した「広尾学園」(旧純心女子学園)の成功があるだけに、とても注目と期待をされている学校といえます。校長をはじめ、教員や理事など十数名が広尾学園から異動し、広尾学園と同等同質の教育を目指すとしていますので、人気と共に入試難度も急上昇していくことになるでしょう。その人気の秘密に触れられれば……との思いから、ビデオオンデマンド方式の説明会に参加しました。
教育連携を締結してから2~3年の準備期間があったとはいえ、教育プログラムなども大々的に変更することになり、村田学園出身の教員はさぞかし大変だったことと思います。その点でも、継続的な教員研修に力を入れるなど、本当に広尾学園と同等同質の教育を提供するための努力をされている様子が分かり、私自身も期待感を大きくしました。
今後の動向から目が離せない学校です。