最新記事 2019年11月15日

テーマ: 算数

図を描く~〇描いてチョン方式~

こんにちは、算数を担当しています佐々木です。

問題を解くときに、「手をうごかして」「とにかく描く」といわれることが
多いのではないでしょうか。
しかし、どのように描くのか。問題集やテキストの解説には完成図は描かれているのですが、
実際どこから描くのか、それを示してくれていません。

そこで、本日は、描く手順を示していきます。

次の図を見てください。

図を描く1

この図って、「水量とグラフ」の単元を勉強するときによく見る図ですよね。

この図ってどこから描くのでしょうか。
授業をやっていても、話しながら、少しずつ問題を紐解きながら
解いていくのですが、「じゃ、描いてみて」と言ってやらせてみると、
ただ、なぞって上のほうからL字型にいきなり描いたりします。

そうではなく、
描く順番があるのです。

お絵描き歌というのを小さいころやったことがあると思います。
ドラえもんを描くときも、「♪〇描いてチョン、〇描いてチョン♪」
とリズムと歌に合わせて描いたと思います。

それです!!
まず描く順番があります。
【問題】
底面積が500㎠で、深さ20㎝の直方体の形をした水そうと、一辺10㎝の立方体のおもりがあります。
いま、水そうに6㎝まで水をいれました。
立方体のおもりを1つ入れると水の深さは何㎝になりますか。

まず、
手順①水そうを描きます。

図を描く2

手順②入っている水の深さ5㎝という横棒を入れます。

図を描く3

手順③おもりを沈めます。

図を描く4

手順④おもりを入れた後の水の深さを表す横線をいれます。

図を描く5

手順⑤上がった分₍イ₎とおもりが入る前にあった水(ア)の部分が等しいという図をいれます。

図を描く6

手順⑥底面積の比を求めます。

ここが解くポイントになります。『イメージde暗記 根本原理ポイント365』の基本編070、実践編163にありますのでお持ちの方はチェックしてみてください。
底面積比がア:イ=100㎠:(500-100)=1:4となります。
アとイの面積が等しいので、ア:イの横の比が1:4となり、たての比は4:1と逆比が成り立ちます。
そうすると、下の図ができあがります。

図を描く7

4⃣=6㎝
1⃣=1.5㎝になります。

水の深さは、6+1.5=7.5㎝と求めることができます。

いかがでしょうか。
自分1人で描けるかどうかやってみてください。

授業の中では、横にいて描いている過程を見せます。
それをまねして家でやってきてほしいと思っています。

この単元だけではなく、どの単元もイメージ図が大事です。
描き方を示し、まねして、練習するというサイクルを作っていきます。