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投稿日:2019年11月18日

テーマ: 算数

面積図をかくときの注意点

みなさん、こんにちは。 海田真凜です。

11月も半ばを過ぎ
寒さが厳しくなってきました。

風邪対策、インフルエンザ対策だけでなく         
直前期を迎える6年生は
利き手のケガにもご留意ください。.

面積図を描く1

さて、今回のお題は      
「面積図をかくときの注意点」  

ここでいう面積図とは
「2段の面積図」とお考えください。

面積図はおそらく
どこの塾にお通いでも習う解法かと思います。

実は、面積図には
「些細だけれども、実はおさえていないと後々失点につながりやすいこと」
があります。

それをきちんと把握できていますか?

以下の内容を確認してください。
では、いきましょう。

面積図のカタチは決まっている?

面積図を初めて学習する単元は
お通いの塾によって異なるでしょう。

つるかめ算の面積図
平均の面積図
食塩水の面積図

多いのは、このあたりでしょうか。

もう既に面積図の学習を終えている場合に
試しに上記の3つのうち、どれか1つテーマを選んでください。

そして、そのテーマの学習に取り組んだときの
ノートやプリントにお子さんがかいた面積図を確認してください。

いずれも2段の面積図になるので
下図のAかBのどちらかのカタチになっているはずです。

面積図を描く2

①すべてAのカタチの面積図をかいている
②すべてBのカタチの面積図をかいている
③問題によってAのときもあれば、Bのときもある

①~③のどれにあてはまりますか?

診断結果は?

③であれば問題なし。

①と②の場合は、ちょっと注意が必要かもしれません。

面積図をかくときのポイントは
「問題文中に出てきた順番に左側からかくこと」

たとえば、次のようなつるかめ算の問題
「1本40円のえんぴつと1本100円のボールペンを
合わせて10本買ったところ、代金は760円になりました。」

えんぴつ、ボールペンの順番に出てきているので
面積図の左側がえんぴつ、右側がボールペンになります。

つまり、Bのカタチの面積図になるわけですね。

ところが、この問題でもAのカタチの面積図をかいてしまうお子さんは
・面積図はAのカタチしかかけない
・面積図はAのカタチでないと理解にしくい(=Bのカタチだと気持ち悪い)
状態になっている可能性があります。

本来であればAのカタチの面積図をかくべきところを
Bのカタチの面積図をかいてしまうお子さんも
同様の状態になっている可能性があります。

で、何が危ないの?

上記のような状態になっていても
先ほどのつるかめ算の問題は正しい答えを出すことができます。

ですから、危ないかも?、なんて意識されることはありません。

注意すべきは、比を求める設問のときです。

「ア:イ」という比を求める場合
アとイは問題文中では、ほとんどの場合、ア、イの順番で出てきます。

先ほどのつるかめ算の問題。
もし、双方の代金の比を求める設問だった場合は
ほとんどが以下のような問題文になります。

「1本40円のえんぴつと1本100円のボールペンを
合わせて10本買ったところ、代金は760円になりました。
このとき、えんぴつの代金とボールペンの代金の比を求めなさい。」

問題文中にえんぴつ、ボールペンの順番に出てきているので
比を求める設問でも、「えんぴつ:ボールペン」になることがほとんどです。

このとき、もしAのカタチの面積図をかいてしまうとどうなるか?
左のボールペンが6本で600円、右のえんぴつが4本で160円なので
素直に左:右で600:160=15:4と求めたあとに、左右入れ替えて4:15と答える。
もしくは、代金を求めたあとに、左右入れ替えて160:600=4:15と答える。

いずれにしても、この左右入れ替えるという
ひと手間かかってしまうところが危ない。

失点につながりやすくなります。

ラクしましょう

処理段階での無駄な失点を防ぐ手法は2つ
・ミスなく処理する精度を高める
・処理の行程を減らす

処理の工程は少ないほど、失点する機会も減ります。

今回の、面積図について
「些細だけれども、実はおさえていないと後々失点につながりやすいこと」

ぜひ確認してみてください。

おしまい。

それでは、また~

算数ドクター