最新記事 2022年09月23日

テーマ: 理科

判断力up!~電流と磁界①~

皆さんこんにちは。
受験ドクター講師の勝山利信です。

今回は、判断力upのために電流と磁界に関する問題についてお話しします。

理科の問題に限らずですが、2択の内どちらかを選ぶ問題が出題されたときに意外と悩む場面があります。50%の確率で当たることにはなりますが、確率任せでは成績は安定しません!入試ではたまたま正解になることを防ぐために複数の問いを組んで正解にすることもあるので、正確に判断ができるようにしたいものです。

そのために次の2つのステップを踏むと判断の正確さを高めることができます。
①事実としての根本原理を押さえる
②その事実を忘れにくくするための方法を押さえる

②の方法を押さえることを優先してしまい、①の根本原理を押さえずにその方法を使うことのないように注意しましょう。②は記憶の定着をサポートし判断のスピードを上げるためのものであり、重要なことは根本原理を知識として習得することです。

では、基本的な事柄から見ていきましょう!

 

電流と磁界の関係

電流を流すとまわりに磁界が発生します。シンプルですが、これが今回押さえるべき根本原理です!
電流の進む向きと磁界の向きに注目しましょう。問題で問われるのは、電流の向きに対して磁界がどのような向きに発生し、方位磁針の針がどちらを向くかについてです。

 

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同じような図は普段の学習に使用しているテキストにも掲載されていることと思いますが、おそらく一番右側の図が載っていることが多いと思います。事実を押さえる際に大切にして欲しいことは、原因と結果の関係を正しく押さえることです。今回は電流を流したことが原因となり、その結果磁界が発生しています。また、磁界は目には見えないので、方位磁針の針の向きによって確認することになるため3つの段階に分けています。原因と結果が1つにまとめられた図を参考にして学習する場合は、その関係を正しく理解するために原因と結果に段階を分けてノートにまとめ直すなどすると良いでしょう!

さて、この電流の周りに磁界が発生することが理解できたら、知識を定着させるための方法を押さえましょう。

一般的に用いられるのは「右ねじの法則」です!

 

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電流が流れる方向とねじが進む方向を合わせると、磁界の向きとねじを回す向きが等しくなります。

本来、方位磁針を用いて見える形にすることを、他のものに当てはめることでイメージすることができるようになります!磁界の向きを問われたら、一度右ねじに当てはめて考えるとスムーズに知識を取り出して正確に判断することができます。

ただし、ここで1つ問題が・・・。

日常で、ねじをしめる機会はあるでしょうか?
私も普段の授業中に聞くことがありますが、ねじを実際にしめたことがあると答える生徒は少しずつ減ってきているように思えます。生活の変化とともに、具体的なイメージは変化していきます。
日常生活の中では、右手でドアノブを回してドアを押して開けるときのイメージの方が、馴染みがあるかもしれません。自分がイメージしやすい事柄を探してみるのも面白いでしょう!

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今回は、電流と磁界における基本的な考え方を確認しました。次回以降はコイルと電磁石、手回し発電機など応用編のお話をします。

目指せ判断力UP!
それでは、またお会いしましょう!