最新記事 2019年09月27日

テーマ: 社会

ゴロ合わせは覚えるもの?つくるもの?

こんにちは。国語・社会科担当の池田 稜です。

社会の年号暗記で、語呂合わせを使っていらっしゃる方、多いのではないかと思います。私の担当しているお子様でも、多かれ少なかれ差こそあれ、なにかしら語呂合わせで覚えている方が多くいます。わたくしも語呂合わせ使うことには大賛成です。時間の限られた緊張状態のなかで、頭の中にぱっと浮かぶものを用意しておくことは重要であると考えるからです。では、市販の年代暗記本を使うのと、自分のオリジナルで考えたものを使うのとではどちらの方がいいのでしょうか。

これはできるだけ「自分で考えて作るオリジナル」のものを使った方が良いように思われます。理由は、作るのに頭を使っているだけに忘れにくいからです。印象も自分で作った方が残りやすいです。ただし、どうしても作るのに時間がかかってしまいがちです。
そこで私がおすすめするのは、「市販本オリジナルベースに改造してしまう」、法です。
そのままでも覚えられそうなものは、もちろんそのまま利用していいと思われます。ところが、なかには言葉が難しかったり、聞き慣れなくてなかなか頭に入りそうにもない言い回しの場合があります。

たとえば市販本に
「清盛の名また一つ広くなる」
もしくは
「清盛が大臣だったらいいだろな」
とあります。もちろん、これで十分ですし、否定すべきものではありません。
しかし私のものは、
「平清盛いい胸毛(むなげ)(1167)」
これで小学生の時から覚えてますし、どこでもこれで教えていました。
賛否両論あるのは覚悟の上です。

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もうひとつ、応用編を。つぎの年号は、200年違いで反乱に関するものです。
「皆(37年)で反乱」
⇒ 1637年 天草・島原の乱
  1837年 大塩平八郎の乱
この二つを見比べると、江戸の初期と末期のできごとが、下2ケタが共通しています。「みなで反乱」と唱え、江戸の初期と末期で200年違いと覚えれば、江戸時代の歴史的期間も同時に覚えられます。
   
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さて、とうぜん完全オリジナルもアリです。さいごに私の完全オリジナル(どこにも見たことがないという意味で完全であり、もしかしたらどこかの先生が教えているかも…)を。

『きょうかんてんよたまみちゃん』

勘のいい方なら察しがついてしまったかもしれませんね。江戸の三大改革の覚え方です。
たまみちゃん「おかあさん、今日のデザートなに~?」
おかあさん 「きょうかんてんよたまみちゃん!」(今日、寒天よ、たまみちゃん!)
です。
きょう=享保の改革
かん =寛政の改革
てん =天保の改革
よ  =吉宗
た  =田沼意次の政治
ま  =松平定信
み  =水野忠邦
というように、三大改革+改革実行者(三大改革順に)+田沼意次までセットで覚えられるという優れものです。

市販本を使いつつ、覚えにくいものはオリジナルを作ってしまう。忘れないこと間違いなしです

以上、語呂合わせ作るの大好き、池田でした。次回もお楽しみに。