最新記事 2019年12月04日

テーマ: 社会

中学受験社会ー入試直前期に気を付けたい4つのこと

皆さんこんにちは!
受験ドクター国語科・社会科の清水栄太です。
目前に迫る入試直前期。
知識が中心となる社会では、この時期に集中的に学習をするご家庭も多いのではないでしょうか。

今回は、この時期の社会科学習で気をつけたいことについてお伝えしたいと思います。

① 過去問が進んでいない

社会は短時間で解けるので、ついつい後回しになっている。
ということはないでしょうか。

1月の直前に集中的にまとめてやるよりも、週1・2校分など定期的に進めていくことが重要です。

直前期ですので、できれば週2校分は解くようにしましょう。
また、併願校(1月校を含む)の過去問も重要です。
全く初見でテストということのないように、冬休みの期間を活用して進めておくとよいですね。

また、過去問を解く上で、注意すべきポイントがあります。

それは、解いただけでは得点が向上しないことです。

過去問は、弱点を抽出し、対策をするためのものです。
したがって、解いたあとのトレーニングが非常に重要です。

解説による理解のみではなく、定着させることも念頭に置いて学習を進めましょう。
社会は覚えるべき知識の量がかなり多くなっています。
限られた時間を有効に活用するための、分析の手段として捉えておきましょう。

② 総合問題演習が学習の中心になってしまっている

すでに直近の5年分程度の過去問を解き終えているお子さんの場合に多く見られます。

総合問題演習は、各分野から幅広く出題されるため、弱点の把握には向いています。
しかし、解くことや良い得点が目的となってしまい、トレーニングまで手が回らないことも起こりがちです。

また、できる問題をくり返し解くことでムダが生まれてしまいます。
(例えば、資料・グラフが多く出るにも関わらず、ひたすら知識の選択肢問題を解いているなど)
したがって、直前のこの時期には、志望校の類問や設問形式が同じ問題でトレーニングを行うことに意識を向けてみてください。

③ 時事用語ばかり覚えている/勉強している

志望校の傾向で、時事が大問の中心を占める学校であれば、むしろ積極的に取り組むべきです。
また、基礎の補強が完了しているお子さんや、模試で8割以上得点できている場合も同様です。
しかし、問題に占める時事問題の割合が1割未満の学校の場合や、模試での正答率が7・8割を超えることができていない場合、他の地理歴史公民の3分野の基礎を優先させましょう。

特に、時事問題はこれまでには習っていない新しい言葉が多く、お子さんにとっては光って見えることもしばしば。
時事問題ばかりに気を取られて基礎を忘れてしまっているといったことも起こりがちです。
時事問題だけが勉強の中心とならないよう、偏った学習に気を付けたいですね。

④ 受験校の進め方や時間配分が把握できていない

過去問はある程度解いたにも関わらず、時間配分や進め方が意識できていないことは、社会のなかでも良く起こりうることです。

社会は、他教科に比べて、
「解く」という意識よりも「答える」意識が強くなる傾向にあると考えます。

したがって、時間配分や戦略的な進め方が手薄になっていることがあります。

自身の知らないテーマが初めの大問にあり、時間が取られて失点…
ということにならないよう注意が必要です。

志望校ごとの時間と進め方や流れを定期的に復習してあげると良いですね。

いつも過去問で時間一杯使ってしまうタイプのお子さんであれば、
小問ごとの配分を定めておきましょう。

いかがでしたでしょうか。
あてはまるものがあれば、ぜひ取り組んでみてくださいね!
それではまた次回!
応援しています!