最新記事 2022年07月22日

テーマ: 理科

マメ科の植物~身近な科学の話⑥

皆さんこんにちは。
受験ドクターの理科大好き講師、澤田重治です。

今日、7月22日は「ナッツの日」なのだそうです。
ナ(7)ッ(2)ツ(2)の語呂合わせから日本ナッツ協会が制定したようですね。
せっかくなので、ナッツに分類されるものの一部分である「マメ科の植物」の話をしましょう。

まずは、マメ科の植物にどんなものがあるかご存知でしょうか?
当然、「エンドウ」「ソラマメ」「ダイズ」「インゲンマメ」「ラッカセイ」などのように、
いかにも豆というのは分かりますよね?
その他にも、
クローバーでおなじみの「シロツメクサ」
昔は田んぼの肥料として使われた「レンゲソウ(ゲンゲ)」
昭和のアイドル歌謡で有名になった「スイートピー」
社会現象を巻き起こした大ヒットアニメの中で重要な役割を担った「フジ」
などがマメ科の植物となります。

さて、マメ科の植物の特徴と言えば、何と言ってもその花の形ですね。
マメ科の植物の花は「蝶形花(ちょうけいか)」と呼ばれ、
まるでヒラヒラとチョウが舞っているかのように見えます。
紫色の滝のように藤棚から垂れ下がるフジの花も、
その全体像のイメージが強すぎると思いますが、よく見ると、
ちゃんと一つ一つの小さな花はチョウのような形をしているんですよ。
よかったら調べてみてください。

数々のマメ科の植物の中でも、中学受験で特によく登場するのは
やはり「エンドウ」の花でしょう。
そこで、エンドウの花の図を見ながら、
多くのマメ科の植物に共通する特徴をまとめてみます。

【エンドウの花】
・花弁は5枚で、3種類の形がある。
・おしべは10本で、1本と9本に分かれている。
・1本のめしべは曲がっていて、豆のさやになる子房の部分がある。
・一つの子房(果実)の中には、複数の胚珠(種子)が入っている。
・多くの場合、花が開く前に自家受粉を終える
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また、マメ科の植物は、その根に「根粒菌」という菌がつくことで、
タンパク質の合成に欠かせない窒素肥料を得やすいというメリットがあります。
(こちらについては、過去にブログで紹介していますのでコチラをご参照ください)
https://www.chugakujuken.com/koushi_blog/sawada/20210323.html

次回も「身近な科学」を紹介していきます。
どうぞお楽しみに!