最新記事 2020年09月08日

テーマ: 算数

問題文の読み方~理系的文章~

こんにちは、算数を担当しています佐々木です。

本日は、
テストのときの問題の解き方の順番をお話いたします。

①問題文を読む
②「誰が」「どこで」「どうした」にチェックを入れる
③何を使って解くか見定めてから解く
④手を動かして解く

算数の文章は、ルールに則って書かれています。
なぜなら、問題を作る人は「使わせたいもの」があって問題文を作るからです。

①問題を読む
ことから始めましょう。

②「誰が」→これは、登場人物、例えば、「花子さん」や「太郎君」など人間がでてきたり、物の値段、りんごやみかんの値段や、「点P」など図形上の点が主語の時もあります。

そして、それら登場人物が、
「どうした」のか。例えば、「花子さん」と「太郎君」が出会ったのか、定価に4割の利益を付けた値段を求めるのか、管Aを開いたら水がどんどん減ったのか、など、その問題にはそれぞれの条件が書かれています。
この条件を正しく読み取り、理解してから、問題を解き進める必要があります。

そして、③何を使って解くか見定めてから解く
というのは、ポイント365にあるように、根本原理のどれなのかを見抜いてから解くということです。「速さ」なのか「線分図」を作ってから解き進めたほうがいいのか、
「比を利用する問題」なのか、などを読み取ることが必要となります。
この部分を鍛えるのが、『根本原理 イメージde暗記 ポイント365』に載せてある
線分図や面積図、表や〇で記載されているものになります。

そして④手を動かして解く
のです。

それでは、例題で実際に練習してみましょう。

算数20200908_01

①文章を読む
生徒さんたちは、パッと見て、あ、点の移動だということは気づきます。
この時点で、図形に目が行っている生徒さんが多いのですが、やはり図形問題でも
文章を読むということが大切です。

②「だれが」は、点Pです。
点Pがどういう動きをするのかを読み取りましょう。

問題文の

算数20200908_05

 

 

解答:

直角二等辺三角形になるのは、
点Pが辺AD上にいるときと、辺BC上にいるときです。

二等辺三角形ではなく、「直角二等辺三角形」という条件も読み落とさないようにしましょう。
直角になるのは、長方形の4つの角度を利用するしかないということも、気づかないといけないポイントです。

算数20200908_06

算数20200908_07

 

1回目は、点Pが16㎝動いたとき、
16÷4=4秒後

2回目は、点Pが28+16+(28-16)=56㎝動いたとき、
56÷4=14秒後
となります。
「すべて」と言っているので、何回かあるなと疑う癖もつけておきましょう。

算数の文章は、構成が明白です。

読み取る部分を正確にインプットすることが大事です。
目で文章を追いながら、手を動かして、条件を書いて余白や図の上に置いて
解き進めていきましょう。

問題の直しをするときも、どこに注目できていなかったのか、
自分が気づけていなかった部分、読み取りが甘かった部分を直していきましょう。