最新記事 2018年05月22日

テーマ: 国語

一字一句にこだわる

こんにちは。太田陽光です。

国語の読み方でよく生徒に話すのは
「一字一句に反応して読みなさい。」
ということです。

なぜそういうか。

それは、たとえば選択肢の問題で顕著なのですが、
99パーセント本文と同じことが書いてあったとしても
たった一言、たった一文字違うだけで、
本文とはまったく違う内容になってしまっている文があるからです。

以前私が問題を作るときにも、この方法で誤答を作っていました。

そこで今回は、
「打ち消し」を使って違う内容を作ったときのお話をしたいと思います。

次に例を挙げます。

正誤問題として、試してみてください。
一瞬で判断できるでしょうか。

ohta1

答えは×です。

ohta2
に変わっています。

しかし、この程度の問題は、選択肢の問題を解いた経験がある人なら、造作なく正解が選べるでしょう。

では、次はどうでしょう。

一瞬で判断してください。

ohta3

答えは×です。

ohta4
に変わっています。

実はこの「少なくなく」が本文で書かれていた部分を、記述の答えに使う問題で出たとき、
半分近くの生徒が「少なく」と書いてきました。

理由を推測すれば、
①「なく」が2回続いたことに反応できなかったこと。
②「~なくなく」という語彙がなかったこと。
③字の印象だけで判断し、本文を確かめずに書いたこと。
などが考えられます。

国語の問題をたくさん解いた経験から油断をして失敗したということで、
これも、いわゆるケアレスミスと言うことができるでしょう。

しかし、国語で読み間違えるということを、ケアレスミスですますことはできません。

選択肢問題であろうが、記述問題であろうが、これだけで5点マイナスは確実です。

もしお父様お母様が、国語の練習として
お子様の音読を聞いて下さっているのなら
一字一句の読み間違えに気づいてあげて下さい。

漢字が読めないではなく、ひらがなの羅列が読めないことは、早い段階で直してあげましょう。

直す方法は一言
「ゆっくり読んでいいよ」
です。

最後まで読んで下さってありがとうございました。