最新記事 2019年02月21日

テーマ: 理科

2019年の天体イベント

こんにちは。庄司です。
2月4日は立春で、もう暦の上では春になりましたね。
二十四節気で立春の次の、2月19日の雨水(うすい)は
「それまで雪が降っていたのが雨に変わり、雪が解けるころ」だそうです。

さて、今年2019年は天体イベントが目白押しです。

もう終わってしまいましたが、1月6日には部分日食が日本中で観測されました。
あいにく東京はくもりでしたが、札幌は4割近くが月にかくれたそうです。

日食は、太陽-月-地球の順に並ぶ、新月のときに起こります。
太陽が月におおわれて、地球から見えなくなってしまう現象です。
しかし新月のときに必ず起こるわけではありません。

地球が太陽の周りをほぼ円に近い軌道で公転しているのに対して、月は地球の公転軌道から約5,1度傾いた状態で楕円状に地球の周りを公転しているからです。

2019年天体イベント

ですから、地球から見たときの月の見た目の大きさは変わります。
月が地球に接近しているときの満月はスーパームーンとして有名ですね。
地球から月までの距離は、最も近いときで約35万7000km、遠いときで40万6000kmです。
最も遠いときと比べると、スーパームーンは約1,14倍大きく、1,3倍明るく見えます。

太陽が月に一部がおおわれるのが部分日食ですが
月が地球に近く、大きく見えて、太陽全体がおおわれると皆既日食です。
他にも月が地球から遠く、太陽の方が大きく見えて、月からはみ出して見えるのが金環日食です。
昼間なのに暗くなるので、なんとも不思議な現象ですね。

見逃してしまわれた方も大丈夫。今年は日食が3回あります。
そのうち日本で見られるのは12月26日の金環日食です。だいぶ待ち遠しいですね。
この日食は少し珍しく、日本では午後2時くらいから欠け始め、欠けたまま日の入りを迎えます。
こういう日食を日入帯食(日没帯食)と呼びます。

もう一つは7月2日の皆既日食なのですが、残念ながらこちらはチリやアルゼンチンなど、南半球の一部の地域でしか見られないようです。

日食だけでなく、部分月食も7月16日に見られます。
しかもこの日、2019年7月16日の50年前、1969年7月16日は人類史上で初めて月面に降り立った、アポロ11号が打ち上げられた日なんですね。
そんなことを考えながら天体観測するのも楽しいですよね。
ただし、残念ながら日本では中国・四国地方より西でないと見られません。

それでは今回はこのへんで。