最新記事 2021年08月03日

テーマ: 理科

2022年度中学入試理科時事問題のタネ①

皆さんこんにちは。
受験ドクターの理科大好き講師、澤田重治です。

多くの中学校では夏休み中に入試問題が作られているため、
ちょうど今ぐらいの時期までに起こった出来事から時事問題は出題されます。
そこで、理科講師の目線から出題されそうなものをピックアップして、
覚えておきたいポイントを紹介していきたいと思います。

第1弾となる今回は「避難情報の変更」についてです。

2021年5月20日より、内閣府が発表する避難情報について
避難警戒レベルごとの呼び方が一部変更されました。
まずは、下の表を見てください。
2021_0803_blog1

変更の内容は次の赤文字の部分ですが、
この表をすべて覚えなければならないわけではありません。
では、何がポイントなのでしょうか?
ここで考えるべきは、なぜ内閣府が避難情報の呼び方を変えたのかです。

今回の変更において、一番問題視されていたのは、
従来の「避難勧告」という言葉の分かりにくさでした。
そのために、避難が遅れて犠牲になる方がいらっしゃったことが、
今回の変更のきっかけなのです。

つまり、一番重要なポイントは、
避難勧告と避難指示の2段階に分かれていたレベル4が、
「避難指示」に一本化したということ。

そして、もう一つの重要なポイントは、
「警戒レベル4までに全員が避難する」ということを明記したということです。

中学入試問題を見ていると、特に2011年の東日本大震災以降、
明らかに防災に関する出題が増えています。
昼間に起こった大地震で、各学校も対応を余儀なくされましたから、
生徒たちには防災意識をもっておいてほしいと願っているのでしょう。

だからこそ、命を守るための国からのメッセージに対して、
きちんとアンテナを張っている生徒がほしい……
そんな思いがこもった時事問題が、来春にはきっと出てくると思います。
しっかりとポイントをつかんでおきましょう!

次回も、来春2022年度の中学入試において、
「時事問題」として出題されそうなことを紹介していきます。
どうぞお楽しみに!