メニュー

投稿日:2026年02月17日

テーマ: 理科

【中学受験 理科】 植物の分類と植物名の覚え方

こんにちは。
受験Dr.の吉野です。

理科のお悩み相談で、
「植物の分類表が覚えられない」 「バラ科の植物がいつも思い出せない」 そういったお悩みを聞きました。
今回は、植物の分類と植物名について効率よくスッキリと覚える、覚え方について説明していきます。

 

(1) 植物の分類・・・フローチャート式分類法

植物の分類表についてやりがちな失敗は、「丸暗記するだけで、植物の特徴がわかっていない」ことです。植物の分類にはルールがあります。単なる丸暗記をするより、ルールごとに覚えていった方が記憶に残りやすいです。そこで4つの質問で分類していく「フローチャート式分類法」をご紹介します。

▽質問① 花は咲くか?・・・「はい」なら質問➁へ、「いいえ」なら、胞子植物
▽質問➁ 胚珠が子房で包まれているか?・・・「はい」なら質問③へ、「いいえ」なら、裸子植物
▽質問③ 子葉が2枚か?・・・「はい」なら質問④へ、「いいえ」なら、単子葉類
▽質問④ 花びらはくっついているか?・・・「はい」なら、双子葉類の合弁花、「いいえ」なら、双子葉類の離弁花

フローチャート式分類法

image1

上記のように特徴を理解して分類しましょう。もちろん植物の中には上記のルールにあてはまらない例外が存在します。しかし例外は、入試では問われませんので安心してください。

 

(2) 植物の暗記・・・11科+1の植物表

(1)で植物を分類できました。この分類をもとに植物名を覚えていきます。ここでは、似た植物をグループ別に「科」に分けた表を視覚的に覚えていきます。言葉だけではなかなか頭に入りません。どんな植物がどこに属しているか、表をイメージしながら覚えていくと忘れにくくなります。
「離弁花」は4科、「合弁花」は4科、「単子葉類」は3科、裸子植物はまとめて1つ、「11科+1」に分けます。まずは、それぞれの「科」ごとに代表的な植物を3つずつ覚えていきましょう。また、裸子植物の「科」はたくさんあるので、代表的な植物を5つ覚えましょう。

植物表

(3) 絶対に覚えたい植物名
ここでは、特に覚えておきたい植物を紹介します。あわせて語呂あわせの覚え方も紹介します。

① 裸子植物・・・「マッチョもみもみ好きそう
裸子植物はムキムキのマッチョをイメージしてください。裸子植物は、「マツ科」「イチョウ科」「スギ科」などの「科」に分かれますが、まずはこの5つの植物を覚えましょう。
マッ(マツ) チョ(イチョウ) もみもみ(モミ) 好き(スギ) そう(ソテツ)

➁ アブラナ科・・・「きゃあ、だいぶこまったなあ
アブラナ科は、困った様子をイメージしてください。アブラナ科は中学受験では必須です。花弁が4枚、おしべが6本が特徴です。植物は花弁が5枚が圧倒的に多いので、アブラナ科のみ花弁が4枚なことを覚えましょう。
きゃ(キャベツ) あ(アブラナ) だい(ダイコン) ぶ(ブロッコリー) こまった(コマツナ) なあ(ナズナ)

③ バラ科・・・「サバリンの桃、うめ―梨
バラ科は、桃と梨がおいしいことをイメージしてください。果物はバラ科が多いです。花弁・がくは5枚ずつ、おしべは多数、または10本の特徴を覚えましょう。
サ(サクラ) バ(バラ) リンの(リンゴ) 桃(モモ) うめー(ウメ) 梨(ナシ)

④ ウリ科・・・「へちま顔、好きか?
ウリ科は、ヘチマをイメージしてください。また、南瓜(カボチャ)、西瓜(スイカ)と漢字で覚えるのもいいです。
花弁・がくは5枚ずつです。めしべだけの雌花とおしべだけの雄花に分かれる単性花です。単性花は裸子植物とウリ科だけなのでしっかり覚えましょう。
へちま(ヘチマ) 顔(ユウガオ) 好(スイカ) き(きゅうり) か(カボチャ)

⑤ キク科・・・「晴れた日にゴキブリよく出た
キク科は、ゴキブリをイメージしてください。花弁が5枚の合弁花になります。キク科の植物は一番多く進化した種族と言われ、多くの花が集まって一つの花のように見えるのが特徴です。
晴(ハルジオン) れ(レタス) た(タンポポ) 日に(ヒマワリ) ゴ(ゴボウ) キ(キク) ブリ(ブタクサ) よく(ヨモギ) 出た(ダリア)

⑥ ユリ科・・・「たまにね、アスパラ冷やすとうまい
ユリ科は、おいしいアスパラをイメージしてください。地下茎(球根)をもつ多年草が一般的で、花弁とがくを合わせて6枚あります。
たま(タマネギ) に(ニラ・ニンニク) ね(ネギ) アスパラ(アスパラ) 冷や(ヒヤシンス) す(スズラン)

 

(4) まとめ

丸暗記ではなかなか植物名は覚えられません。
まずは、植物全体をフローチャートで分類していきましょう。
次に、分類を表にして、具体的な植物名を「科」ごとに分けましょう。どの「科」がどの分類に属しているか、視覚的にイメージします。
最後に、「科」ごとの特徴と、植物名を語呂合わせで覚えていきます。

いかかでしょうか。植物の分類および植物名の暗記が少しでもお役に立ててれば幸いです。
では、また次回でお会いしましょう。
受験Dr.吉野でした。

理科ドクター