最新記事 2020年10月26日

テーマ: 理科

マイナーでも覚えておきたい宇宙ネタ

皆様こんにちは。大木快です。
天文・宇宙の分野は子どもの興味を引きやすいところで、夢のある分野なので、学校によっては好んで出題されます。

時事問題として取り上げられることが多く、少なくとも直近のトピックは押さえておく必要があります。

学習を進めていくと、衛星、探査機の固有名詞が出てくることがあります。馴染みのないものが選択肢問題に登場するので、扱いづらいですね。
どの辺まで覚えればよいのか、どうやって覚えればよいのか、という疑問に、今回も例によって親子の会話形式で答えていきます。
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良夫:はやぶさ2が地球に帰ってくるんだって。
父:はやぶさ2の打ち上げが2014年だったから、もう6年か。小惑星リュウグウからのサンプルが楽しみだな。
良夫:はやぶさ2ってことは、1があったってこと?
父:そうだよ。名前は「はやぶさ」。小惑星イトカワに到達して、小惑星のサンプルを地球に持ち帰ることに成功したんだ。
良夫:へえ。初代はやぶさの成果はどうだったの?
父:微粒子が1500個ほど見つかって、調べたところ小惑星イトカワのものだとわかったそうだ。粒子を分析して、イトカワの成り立ちに関する手掛かりが多く得られたようだ。
良夫:宇宙開発の歴史を調べたんだけど、今までたくさんの探査機や衛星を打ち上げているね。
父:そうだな。戦後の宇宙開発の歴史は、糸川英夫のペンシルロケットに始まった。
良夫:糸川って、もしかして…
父:そう、小惑星イトカワはこの人の名前を付けたものだ。「宇宙開発の父」と呼ばれている。
良夫:そうなんだ。日本の宇宙開発の歴史は、戦後の復興と軌を一にしてると言えるね。
父:どんなものがあった?
良夫:探査機は行き先で名前が付けられているみたいなんだ。
「ひので」は、日の出だから太陽
「かぐや」は、かぐや姫だから月。
「あかつき」は…何だろう?
父:あかつき(暁)は、明け方って意味だぞ。
良夫:明け方の星は…明けの明星、金星だ。
父:その通り。
良夫:じゃあ、「みお」は??
父:難問だな。答えは水星。みお(澪)というのは、水深が浅い場所で船が安全に航行できる部分のことで、それが名前の元になっている。
良夫:水星は連想しづらい。わかりにくいなあ。
父:水星をイメージできる言葉は考えにくいしな。その他に、目的で名前がつけられているものもある。
「こうのとり」は、国際宇宙ステーション(ISS)への物資の補給をするよ。
良夫:赤ちゃんや幸せを運ぶ…大切な物資を運ぶ存在ってことだね。
父:そう。
「みちびき」は、GPS(全方位測位システム)に電波を送ってくれるよ。
良夫:カーナビに使われている。そのまんまの名前だ。わかりやすい。
父:「いぶき」は、温室効果ガスを測定している。
良夫:息吹…呼吸…地球が吐く息??ああっ、人間の産業活動が排出するCO2のことだね。
父:何という連想力だ。
良夫:何か比喩的で粋なネーミングだね。
父:ああ。奥が深い。
「しずく」…地球上の水の循環
「だいち2号」…陸域観測技術
良夫:そのまんま系だね。
父:「きずな」…高速インターネット衛星
「しきさい」…気候変動観測
良夫:こっちは奥深い系だ。「ひまわり」は有名すぎて考える必要がない気象衛星だけど、これも奥深い系かな。
父:じゃあ「はやぶさ」は?
良夫:高速でタッチダウンしてサンプルを採取するということは…
父:的確な描写だな。まんま系認定。12月の「はやぶさ2」の帰還が待ち遠しいな。
良夫:カプセルだけ投下して、また次のミッションに旅立つらしいよ。
父:そうなのか。次のミッションが終わるころにはお前も年齢的には一人前の男だ。彼女とか連れてきたりしてな。
良夫:よせやい。照れくさいじゃないか。
でも、こうしていろいろ調べてみると、天気予報とかGPSとか、生活に欠かせない存在が多いね。その頃の世の中は一層便利になっているような気がするな。
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どうでしたか。具体的なイメージと関連付けることで、負担感が減りそうですね。実際は名前まで覚えなくても、選択肢に出てきたときに意味が分かるだけで十分だと思います。
ぜひ役立てて下さい。

それではまたお会いしましょう。