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投稿日:2011年06月17日

テーマ: 算数

「フィボナッチ数列」

 


今回の「基本を学ぼう」はフィボナッチ数列です。


フィボナッチ数列とは、イタリアの数学者であるレオナルド=フィリオ
=ボナッチ、相性:フィボナッチ(ボナッチさんの息子の意)さんが出版
した書籍に紹介されている数列です。

どのような数列かと申しますと、


 0、1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、144、233、・・


という数列で


 3番目からは前の2つの数の和になっています。


わりと自然界にも、この数列やそれに関連した数になってるものが多く
花びらの数や葉のつき方、松ぼっくり、ヒマワリの種などに見受けられ
るそうです。

ここでは、もっと簡単な問題をご紹介しましょう。



 フィボナッチ数列を使った問題


【問題1】

階段をのぼります。階段は,1段ずつのぼるか,2段ずつ(1段飛ばし)で
のぼるかをまぜてのぼることができます。例えば,

 2段のぼるには,1段→1段,2段の2通りあります。
 3段のぼるには,1段→1段→1段,1段→2段,2段→1段の3通り

あります。このとき、7段のぼるには,何通りののぼり方がありますか。




【解 答】

規則性の問題を解くコツは、はじめからきちんと書き出すことです。この
問題の場合、階段が”1段”のときは何通り、”2段”のときは何通り、
と書き出し、そこから、どんな規則性があるのか、見つけ出します。

20110617-1.jpg

つまり、

    階段が1段の場合 → 1通り

    階段が2段の場合 → 2通り
  
    階段が