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投稿日:2010年12月10日

テーマ: 算数

H&B 

 

なんだか、どこかの企業名みたいですが。

でも、違います。

 

『フラッシュ暗算』・『メイクテン』に続いて、「お金をかけずに算数の基礎学力をつける方法」第3弾。

『ヒット&ブロー』という名称の“数当てゲーム”です。

 

ルールを文章で説明するとヤヤコシクなるのですが、ちょっと説明してみますね。

H&Bは2人で行うゲーム。

①まず2人がそれぞれ4桁の整数を頭に思い描きます。

【例えば、Aさんが「3508」で、Bさんが「7613」だとします。】

 

②お互いに相手の思い描いた整数を当てるまで、4桁の整数を書き続けます。相手が書いた4桁の整数に対して、自分の思い描いた整数と位置も数字もあっているならH、位置は違うけれど数字はあっているならBと表現します。

【例えば、Aさんが「Bさんの4桁の整数は『7634』」と書いたとします。それに対してBさんは、7と6は位置があっていて、3は位置は違うけれども使った数字の中に含まれているので、『2H1B』(Hが2個で、Bが1個)と返答します。同様に、Bさんが「Aさんの4桁の整数は『9126』」と書いたとします。それに対してAさんは、数字がひとつも一致していないので『0H0B』(HもBも0個)と返答します。】

 

③交互にこの作業を繰り返し、先に当てた方が勝ち。

 

とまあ、文章で説明するとこんな感じなのですが・・・・・・ルール、伝わりました?

 

勘だけを頼りに当てにいくのではなく、HとBの個数をヒントに数値を絞り込む作業を綿密に行うことが重要。

このような「条件からの数値の絞り込み」の練習は、条件整理や場合の数の調べ上げ問題を解くときに役立ちます。

実際に、このH&Bそのものが、立教新座中や鷗友学園女子中などで出題されています。

 

私はこのゲーム、たしか中等部時代の化学の先生に教わった覚えが。

クラス内でも随分と流行り、いたるところで熱い対戦が繰り広げられていました。

もちろん、授業中に。

 

この化学のH先生は、授業中に何をしても怒らない温厚な先生。

なので

UNOもやりました。 (SKIPされまくり)

ドンジャラもやりました。 (最近、AKB48ドンジャラが販売されていて、びっくり)

『ブラックジャック』も読破しました。 (闇医者ってカッコいい)

マシュマロが口の中に何個入るか競争しました。 (・・・情けないのでノーコメント)

ミニ枕を持参して寝てました。 (寝る子は良く育つ♪)

もちろん、授業中に。

 

他の先生の授業中は、とてもこんな真似はできなかったですが。

でも、そんな自由奔放な化学の授業中、きちんと授業に臨んでいる同級生もいました。

今思えば、周囲に流されない自立した中学生だったんでしょう。

その当時の自分の幼稚さを痛感・・・・・・そして反省。

 

良い子の皆さんは絶対に真似しちゃダメですよ。

どんな状況下でも、やっぱり、授業はちゃんと聞きましょう。

学生は学ぶことが仕事ですから。