最新記事 2021年01月28日

テーマ: その他

入試直前のシミュレーション

みなさんこんにちは、受験ドクターの久米です。

6年生の皆さんは本番間近となり、緊張の日々を過ごされていることと思います。
今回は、入試直前にシミュレーションをしておくべきことについてお話しいたします。

ほとんどの皆さんが2月1日または2日に本命の学校を受けて、
その他の日に抑えとなる学校を受けることと思います。

本命の学校に合格すればいうことありません。

問題は、合格できなかったときです。

不合格のときの精神的なプレッシャーは並大抵のものではありません。
第1志望に合格できなかったときはもちろん、

実質的に合格は難しいと薄々感づいていたチャレンジ校でも、
あまり行く気がなかった抑え校でも、

不合格になったときは本当にショックです。

丹精込めて作った料理が味見しただけで捨てられてしまった…
それと同等の衝撃を、子供だけでなく保護者の方も受けることになります。

そのような状態のときにどうやって気持ちを立て直し、
最終的に合格に持って行くのか、
今のうちからシミュレーションをしておく必要があります。

気持ちの立て直しに必要なのは、まずは行動の指針です。

「2月1日にA校とB校の両方ダメだったら2月2日は合格しやすいC校を受ける。
A校が×でB校○だったら2日はA校にもう一度チャレンジする。
A校が合格ならB校の合否に関わらず受験は終了する」

「1日午後の安全圏のD校が×だったときでも、2日のE校はそのまま受ける。
その代わりに2日午後にもう一度D校を受ける」
など、

各学校の合否ごとに、どういう場合ならどう動くか、
決めたことを確認しておきましょう。

「安全圏だと思っていた学校にまさかの不合格だった、どうすればいい?」と
入試期間中に迷わないようにしておくことが大切です。

また、気持ちの立て直しに最も有効なのは「合格校」です。
通える範囲の学校で合格を確保していれば、
「○○中は残念だったけど△△中は合格しているから思いっきりやって来なさい!」と
励ましの言葉をかけて送り出すことができます。

不合格が続く中で合格校が出ると、ずっと潜水していた人がやっと息継ぎできる、
そんな感覚になります。

2月4日以降も受験が続くスケジュールなら、お子さんの様子を見て、
早めに「息継ぎ」となる学校を入れることを考えてもいいかもしれません。

また、試験期間が続いている間は、とにかく受け続けることが大切です。
受験しなければ合格はありえません。
不合格が続く中で休んでも精神的にはあまり回復しません。
体調面で受験が厳しいとならない限りは、休まず、決めたスケジュール通りに受験してください。

私が以前担当していた生徒で、
同じ中学校を4回受けて4回目に合格を勝ち取ったお子さんがいました。
2月1日から6日までの試験期間中、そのお子さんは、
中学校受験以外の時間、ひたすら勉強していました。

「今更勉強しても遅いのでは?」

そんなことはありません。
やる気になったときの小学生の伸びぐあいは、大人の想像を遥かに超えます。
試験期間中に勉強しないで他のことをやっていても、心は休まりません。
いつもの参考書を開いていつも通りに勉強することで、
いつも通りの状態で落ち着いて試験を受けることができます。

皆さまの合格を心より祈念しております。
それではまた。受験ドクター、久米でした。