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投稿日:2016年10月20日

テーマ: 算数

算数 N進法~10なき世界は自由な異世界?~

みなさん、こんにちは。受験ドクターの安部公一郎です。

 

ノーベル生理学・医学賞受賞‼

オートファジー‼

めでたいですねぇ!

ノーベル

さて、

これまでの日本人のノーベル賞受賞者は、

25人だそうです。

 

8進数でいうと、31人

5進数でいうと、100人

3進数でいうと、221人

2進数でいうと、11001人

 

増えたぁ~!

メダルいっぱい♪

 

いやいや、増えてはおりませぬ。

数の表現の仕方が変わっただけです。

 

???

 

不思議で、自由で、愉快なN進数の世界。

では、いってみよー。

 

〈十なき世界〉

 

私たちが、普段使っている“数”は、

何進数ですか?

 

はい、そうですね。

10進数です。

 

1円玉・10円玉・100円玉・1000円札・10000円札。

 

1円玉が10個集まると、10円玉。

10円玉が10個集まると、100円玉。

 

10個集まるごとに、

次の硬貨になりますね。

 

まさに10進数。

硬貨

両手の指で数えやすいので、

10進数になったとか。

 

しか-し、

ご存知ですか?

 

10進数には“10”という数字はないんです!

 

へっ?どゆこと?

 

〈10とは一零〉

 

10進数。

10あるじゃないか!

10円玉あるじゃないか!

 

まーまー落ち着いて。

 

では5進数で考えてみましょう!

10進数と5進数を対応させてみると、

 

10進数: 0  1  2  3  4   5  6   7   8

5進数: 0  1  2  3  4  10  11  12  13

 

となりますね。

どうですか。

5進数には、“5”がありませんね。

 

3進数だとどうでしょう。

10進数と3進数を対応させてみると、

 

10進数: 0  1  2   3   4   5   6  7   8

3進数:   0  1  2  10  11  12  20  21  22

 

となりますね。

いかがでしょう。

3進数には、“3”がありませんね。

 

5進数には、“5”はない。

3進数には、“3”はない。

 

10進数には、“10”はない。

 

じゃあ、“10”っていったい何なんだぁ。

 

漢数字と対応させてみましょう。

 

漢数字: 零  一  二  三  四  五  六  七  八  九  

10進法:  0  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10

 

やっぱり“10”あるじゃないか!

 

いえいえ、

本当はこうなんです。

 

漢数字: 零  一  二  三  四  五  六  七  八  九  一零

10進法:  0  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10 

 

“10”ではなく、“1と0”

“十”ではなく、“一と零”

 

10進数は、

0~9の10個の数字を使っているから、10進数。

 

“10”は、“10”という数字があるのではなく、

“1”と“0”が桁がずれて並んでいるのです。

 

10進数に“10”という数字はない。

 

ご納得いただけましたか。

 

〈自由な異世界〉

 

数の表し方は、一通りではなくいっぱいあるんですね。

 

いま財布の中身を見てみると・・・

所持金、5843円。

 

5進数なら、141333円!

 

とっても増えた気がするぅ。

 

3進数なら、22000102円!

 

なんでもできる気がするぅ。

 

なんて自由な世界なんでしょう!

愉快ですねぇ。

 

今宵はここまで。

ではまた。

算数ドクター