最新記事 2016年08月25日

テーマ: 理科

“理科の計算問題は本当に難しい? ~理科の計算問題を得意にする方法 “

みなさん、こんにちは。受験ドクターのAです。

受験ドクターで算、国、理、社の四科目を指導させていただいている幸せな講師です。

今日は、理科の計算問題についてお話ししたいと思います。

 

中学受験には基本的に算数、国語、理科、社会が必要ですが、私の感じるところ、理科が好きという生徒は意外と多いです。

 

「昆虫が好き」だとか、「動物が好き」だとか、「宇宙が好き」だとか、「実験が好き」だとかいった具合に理由は様々ですが、共通点としては生徒それぞれに楽しいと思わせるところがあるのだと思います。

 

ところが、理科が得意という生徒は少ないのが現状です。

 

理由はわかります。

 

理科といっても、「生物分野」「物理分野」「化学分野」「地学分野」と分かれており、どれか一つでも苦手意識があると、得意だとは言いづらいのです。

 

ただ、理科の好き嫌い、得意不得意とは関係なく理科で安定して良い成績をとる生徒が存在します。

 

そういった成績が良い生徒の共通点は!

 

「物理分野」「化学分野」ができる!です。

 

ある生徒がこう言ったのが印象的でした。

 

「計算問題が出ると安心する」

 

理由は、知らなくても出来るかららしいです。

花の写真を見せられても何の花かは分からないけれど、計算問題は文章に書いてあること、もしくは表にあらわされていることが理解出来れば解けるとのことです。

 

なるほどな~と思いました。

確かにその通りなのです。

 

特に「物理分野」と「化学分野」で計算問題が多く出されるので、「物理分野」「化学分野」ができる!生徒が成績が良くなるのでしょう。

 

例えばこんな問題はどうでしょう?

 

塩酸に、アルミニウム0.2gが完全に解けると200mLの水素が発生し、鉄0.2gが完全に解けると100mLの水素が発生します。ここにアルミニウムと鉄を混合した粉末が3gあります。これに十分な量の塩酸を加えると、2475mLの水素が発生しました。

3gの混合物質に含まれるアルミニウムと鉄の重さを答えなさい。

 

この問題は一体何を聞かれているのか分からない生徒が多く、理科の難しい問題として括られる問題のですが、至って簡単です。

 

全体の量が分かっているけれど、それぞれの分量が分かっていない問題はすべて「つるかめ算」になります。

「つるかめ算」は面積図で解くのが一般的です。

アルミニウムは1gあたり1000㎤の水素を発生させます。

鉄は1gあたり500㎤の水素を発生させます。

 

「つるかめ算」アルミニウムは1gあたり1000㎤の水素を発生させます。

鉄は1gあたり500㎤の水素を発生させます。

理科 計算問題

斜線部分の面積は2475mL-3×500=975mL

斜線部分の横の長さは975÷500=1.95g

よって、アルミニウムは1.95g、鉄は1.05gになります

ご覧の通り、単純な算数のつるかめ算です。

 

<まとめ>

理科の成績が良い生徒は、理科の問題を理科として認識していません。

読解して、考えて解く算数だと思っています。

 

全生徒をこの認識にしたく、日々理科の指導をしております。

 

では、また次回(^^)/