最新記事 2018年08月30日

テーマ: 国語

字の上手下手の受験への影響

こんにちは、太田 陽光です。

私は国語の講師なのですが、とても字が下手です。
国語の先生は、学校だと習字も教えるので、
字がある程度うまくないとなれないのでしょうが…。

さて、そんな国語講師の私が、御父母の方からよく聞く話に、
「うちの子、字がキタナイのですが…」というものがあります。
私としては、身につまされる思いを毎回するのですが、
では、字が下手なのは受験でマイナスになるのかどうか?
今回はそのことについて考えてみたいと思います。

私が国語講師になって気づいたことがあります。
それは生徒の解答の添削をするときに、
字の上手い下手は点数に関係ない、ということです。
たとえ下手でも、字として合っていれば減点対象にはできないのです。

また、採点するときは、内容をきちんと読み取りたいので、
読みにくい字ほど、採点者はじっくりと時間をかけて読みます。
ここが、面白いところなのですが、
上手い字で書いた答案は、さらっと読んでしまうので、
誤字脱字を見逃す可能性があるのですが、
下手な字で書いた答案は、注意深くじっくり読んでしまうので、
誤字脱字をきっちり見つけてしまうのです。
この点では、残念ながら下手な字は損ということになります。
ただしこれは、余程のことがない限りありえない見逃しだと注意書きと加えておきます。

話を元に戻します。
下手な字でも減点対象にはならない、と書きましたが、
それにも限度があります。
その限度を超えた減点の対象となる字とは、
ずばり、つなげ字です。

ようするに
字は下手でも上手でもよいので、
丁寧に書けばよい。
これが大切です。

特に、漢字テストでは、一角一角、トメ・ハネ・ハライを丁寧に書くこが求められます。
授業での私の常套句が
「漢字テストは字を見るテスト」です。
入試では漢字の配点が1点ではない学校が多々あります。
その意図は当然、簡単に減点できるようにするためです。
1点で合否が分かれる入試で、1点を確実に取るには、
やはり、丁寧に書く、これしかありません。

では丁寧字を書くためにはどうすればよいのか?
私がお子様たちを見ていて気付いたことがあります。
それは、紙をおさえずに片手だけで字を書く人の多さです。
押さえて書かなければ、
字は曲がるし、早く書けません。
鉛筆を持たない方の手で押さえて書く。
これをするだけでも、字は丁寧に、しかも上手になると思っています。
なぜなら、私自身が大人になるまで、ずっと左手一本で字を書いてきたのですから(泣
私の後悔を、お子様たちにはいかしてほしいと思いながら授業を行う毎日です。
紙をおさえて書きましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。