2020 豊島岡女子学園|学校説明会レポート

豊島岡女子学園学校説明会レポート(2020年6月28日)


本日はオンラインで行われた豊島岡女子学園の学校説明会を、受験ドクター 算数、国語講師の石井 伸二がご紹介いたします。
入口は豪華な装飾で、創設者の銅像が飾られています。
記念講堂は広く、大人数が収容できます。
食堂は、軽食販売の他、栄養を考えた色とりどりの美味しいランチを味わえる食堂「ポッポ」があります。

運針……裁縫学校をルーツに持つ豊島岡らしさ。
基本の積み重ねや無心になる時間の象徴として教育に取り入れている。大学入試の際に心を落ち着けるために運針の道具を持って行った生徒もいるほど。

探求……教わるだけでなく、自分から深めて探求していく学習を重視している。
理科の実験では生徒が振り子や玉の転がりの様子をアイフォンで撮影し、比較実験を行っていた。
自ら考え深めていく学習に重きを置いている。スーパーサイエンスハイスクールらしい教育。

IT機器……今までは高校生から本格的に使っていく方針だったとのことだが、この外出自粛の社会情勢を受け、中学生にもIT機器の利用を拡大していく考え。この辺りは柔軟かつ決定が早い。

大学入試に向けた指導……学習のことを説明する際に、上で述べた「探求」をアピールすると同時に、大学入試を狙いとした学習についても同時にアピールしていた。
大学入試とリンクさせた学習についてのアピールは説明会で行わない学校も多い中、豊島岡はそちらも隠すことなくしっかりとアピールしている。

JR・東京メトロ・西武線・東上線・都バス・私バス「池袋駅」 徒歩7分
東京メトロ有楽町線「東池袋駅」 徒歩2分

2020年6月28日に行われた豊島岡女子学園の説明会での内容をまとめました。
この内容についてのご質問は豊島岡女子学園ではなく、受験ドクターまでお願いします。
©豊島岡女子学園

プログラム

校長ご挨拶

竹鼻志乃校長より、豊島岡女子学園の教育に関するお話がありました。
その中から一部を紹介いたします。

豊島岡教育

豊島岡教育の概要。道義実践・勤勉努力・一能専念
毎朝5分運針の時間を設けている(運針=針と糸で一直線に縫っていくこと。何かを作るのではなく、ただ縫うことで心を落ち着け、同時に心が乱れているときには心の乱れが針に出る)。
運針の目的は、無心になること。基礎の大切さを認識すること。積み重ねの大切さを知ること。特技を持つこと。

クラブ活動は全員参加。

スーパーサイエンススクールに指定されて3年目。
「探求」に重きを置いている。
高校1年ではグループ探求。2年で個人探求。
保護者の声として「最初はなかなか緒戦しない子供だったけれと、担任の先生などがサポートしてくれた」
大学入試の前に先生に応援のメッセージをもらいに来る生徒もいる。

休校期間中の取り組みについて

毎朝8:15に運針の動画を配信した。先生が教室で縫っている動画。
生活リズムを保つため。

保護者を集めての入学式が行えなかったので、しばらくの間学校の校門に「入学式」の看板を設置した。記念撮影をしたい生徒と保護者が、多い日では1日に40組も訪れて写真を撮っていた。
今までも高校生にはIT機器を導入していたが、中学生にも導入することとする。
休校期間中の動画のルールとしては、プリントアウトを必要としない、通常授業以上の課題を出さない。などを教員の間で決めていた。
分散登校については、生徒の通学時間などを考慮して、1日おきの分散とした。午前午後の分散では、通学時間の負担が重くなる。
食事中は会話を控えているので、クラブ紹介動画などを流している。

入試について

入試担当の先生から入試についてお話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。

昨年度の入試について

昨年度入試の合格最低点。第一回入試207点、第二回入試226点、第三回入試209点。
各教科担当からの説明。講演した先生は女性3名男性1名。
生徒に独自で考えさせることや主体的な考察という狙いと、大学受験へ繋げることの両面をアピールしていた。

学校訪問を終えて

柔軟な決定・臨機応変がなされている、良い教育体制の学校だと感じた。説明会の話の中から、そう感じる理由となった3つの事例を紹介する。
事例1.入学式ができなかったが、「入学式」の看板の前で記念撮影をしたいという生徒が多いだろうと予想。しばらくの間校門に入学式の看板だけ設置した。多くの家族が記念撮影に訪れていた。
→生徒の希望を掴んで柔軟な対応をしている。

事例2.食事中にクラブ紹介の動画を流す。新型コロナウイルスへの警戒から食事中に会話ができず、寂しい食事風景になってしまう。そのため教室正面のモニターにクラブ紹介などの動画を流すことにした。
→会話を禁止にするだけにとどまらず、少しでも生徒が楽しめるような配慮が学校単位でできている。

事例3.休校期間中の授業動画配信の際は、プリントアウトを必要としない課題を出すことを先生の間でのルールにした。
→家庭内に必ずしもプリンターがあるとは限らず、また今後はペーパーレス化の社会となる。細やかな配慮がされている。

豊島岡中学では、運針のように建学当時からの伝統を守る一面がある一方で、社会情勢の変化に対しては素早い対応力で臨機応変に臨んでいる印象。伝統と革新が融合した教育体制だという感想です。


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