2019 豊島岡女子学園①|学校説明会レポート



豊島岡女子学園学校説明会レポート①(2019年9月18日)


本日は豊島岡女子学園へ、受験ドクター市村講師が行ってきました。
各線池袋駅から徒歩7分という好立地でありながら、25メートルプールや複数の体育館が用意され、運動のスペースも確保されています。校舎内を見学した時は、ちょうど体育祭に向けてダンスの練習の真っ最中でした。屋外運動場はテニスコート2面程度ですが、球技大会や体育祭は埼玉県入間市にある入間総合グラウンドで行われます。
職員室横の廊下には質問対応のためのホワイトボードがあり、職員室で質問対応できない場合や、職員室に入りきらなかった場合など、廊下が先生と生徒でにぎわうそうです。

大学入試をゴールとしてとらえるのではなく、その先、社会に出てから活躍できる女性に育てるための教育を行っています。
中学2年時の企業インターンをはじめとして、キャリア教育にも熱心に取り組んでいます。
2018年のSSH認定を受け、探究活動にも全学を上げて取り組み始めました。
学校行事の有志の委員に進んで手を挙げたり下級生の面倒を見たりなど、世話好きな生徒が多い学校です。

JR・東京メトロ・西武線・東上線・都バス・私バス「池袋駅」 徒歩7分
東京メトロ有楽町線「東池袋駅」 徒歩2分

2019年9月18日に行われた豊島岡女子学園の説明会での内容をまとめました。
この内容についてのご質問は豊島岡女子学園ではなく、受験ドクターまでお願いします。
©豊島岡女子学園

プログラム

校長ご挨拶

竹鼻志乃校長より、豊島岡女子学園の教育に関するお話がありました。
その中から一部を紹介いたします。

学校の沿革

校長先生も豊島岡女子の卒業生。
学園の歴史、教育方針、運針について。前身である女子裁縫専門学校の精神を受け継いだ運針は、「無心になる、基礎の大切さを知る、努力の積み重ねの大切さを学ぶ、特技を持つ」目的で行われる。最初は上級生が教えながら行うそうです。クラブ活動は全員参加、49クラブと女子校にしては多い方ではないかとのことでした。キャリア教育にも力を入れていて、OGの協力を仰いで現在社会に出て働いている人の話を聞く機会を設けています。中3になると、自らアポイントを取ってOGにインタビューを行います。授業外での進学指導も充実しており、高3の夏期講習では44講座にのべ1748名参加、ひとり平均5講座参加と盛況でした。英語学習にも力を入れており、中学英語のインプットのほかに少人数制のアウトプット授業、オンライン英会話や多読プログラム、弁論大会もあります。高校ではディベート英語の学習も行います。海外の生徒を豊島岡女子に招くエンパワーメントプログラム、カナダ、イギリスへの海外研修、選抜制の留学制度もあり、米国ボストン研修では昨年からMIT、ハーバード大、コロンビア大を訪れています。
2022年度から高校部の募集を停止。

探究活動について

SSH推進委員長の根岸靖先生から探究活動についてお話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。

探究活動について

以前は希望者のみ参加していましたが、SSH認定に伴い、2018年度から「探究活動」という名前で高校の授業にも組み込むようになりました。そのほか、答えのない問いに取り組んでもらう目的で、「モノづくりプロジェクト」、「Academic Day」を実施。「モノづくりプロジェクト」とは、テーマを提示し、最初にある程度の材料は学校が提供するが、どうしたらうまくいくかは生徒が試行錯誤して見つけるという取り組みです。2018年度のテーマは『FLY HIGH ~飛ぶ生き物を模倣せよ~』。豊島岡女子からは41チーム、他校からは14チームが参加。ほとんどのチームが自然落下状態で終わった中、審査員特別賞を受賞したチームは大学の先生にも「有望だ」と声をかけられていたそうです。「Academic Day」は生徒による自主設定課題と教員設定課題にチャレンジするもの。探究活動は中高連携で行い、中2で企業インターン、中3で卒業研究、高1で科学探求基礎Ⅰ、高2で文理に分かれて科学探求Ⅱ、総合探求Ⅱを行う。目標は「科学的思考力で人類が抱える問題解決に貢献できる女性のプログラム」だそうです。高2では、大学の先生話すミニ講座(今年度は23講座開講)もあります。

入試について

入試広報部長の岸本行生先生より豊島岡女子学園の入試についてお話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。

入試について

入試について。
例年通り、学校説明会では大学入試合格実績の話はありませんでした。これは、「大学入試をゴールと考えないでほしい」という豊島岡女子のポリシーの表れだそうです。
毎年240名の募集に対し、270名程度の入学者を見込んで合格させているとのことです。出願や入学金支払いの手続き等はすべてWEB上で実施します。募集要項もWEBで閲覧するようになっています。
2019年度入試得点結果は、第一回の受験者平均が各科目6割前後、合格者平均が6割5分~7割。複数回受験による加点などの優遇はありませんが、繰り上げ合格を出す際には、実際の受験回数で合格を出すとのことでした。繰り上げ合格に関しては、合格発表と同時に順位なしの候補者発表が行われます。通知受け取りの際、SSH認定が第一希望である旨を申し出て、かつ3回とも受験した生徒から点数順に合格になります。2019年度は繰り上げ合格したすべての生徒が三回とも受験した生徒でした。

学校訪問を終えて

校舎見学の際、実験教室で先生のデモンストレーションを見る生徒さんが皆前のめりになって集中していた様子が印象的でした。
3カ月留学に選抜された生徒の発案を受けて留学経験者による学内プレゼンが催されたり、探究活動で審査員特別賞を受賞した生徒がその後研究を継続し日本STEM教育学会にて大人に交じってポスター発表をしたりなど、能動的に、ひたむきな努力を重ねられる生徒さんが多くいる学校だと感じました。
また、説明の際の口ぶりから、女子校であり遠方からくる生徒が多い学校であることもあり、教員の方々も生徒の様子によく気を配っていることがうかがえました。