2020 東京都市大学付属中学|学校説明会レポート



東京都市大学付属中学校学校説明会レポート(2020年9月6日)


本日はオンラインで行われた東京都市大学付属中学校の学校説明会を、受験ドクターの石田 新一講師がご紹介いたします。

ライブ配信、PPTのスライドでの説明。
自習室(東大生のチューター付き)、図書館、ラウンジ(自習、先生への質問可)

小田急線・成城学園前駅下車
南口より徒歩10分

東急二子玉川駅下車
「玉07」系統・成城学園前駅行きで約20分
『東京都市大学付属中高前』停留所下車

※ほかに、渋谷駅より「渋24」、付属駅より「等12」、
都立大学駅より「都立01」)、各系統成城学園前駅行きもあり。

2020年9月6日に行われた東京都市大学付属中学校の説明会での内容をまとめました。
この内容についてのご質問は東京都市大学付属中学校ではなく、受験ドクターまでお願いします。
©東京都市大学付属中学校

プログラム

校長ご挨拶

長野 雅弘校長より、ご挨拶と学校紹介がありました。
その中から一部を紹介いたします。

校長からのご挨拶ならびに学校紹介

今後最も必要な力は「適応力」⇒あらゆる環境の変化に耐えうる力。
どうすれば身に着くのか?⇒必要なことは3つ。
①学び続けること
②人との出会い⇒クラスメイト、先輩、多くの大人と出会う機会がこの学校にはある⇒コミュニケーション能力の向上
③情報を編集できること⇒情報収集能力ではない。情報を取捨選択し、活用していく力
東京都市大学付属中学は、以上の3つをしっかりと学べる学校である。健全な精神のもと、豊かな教養を身につけ、未来を見据えることができるような人材を育てるという哲学をもって指導している。大学合格実績の伸び率は、東日本の男子校ではトップ。

教育プログラム

家庭科の菊野 暁先生より教育プログラムお話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。

教育について

・コース制⇒Ⅱ類(最難関)、Ⅰ類(難関)に分かれている⇒進度は同じだが、学習深度が異なる。年度途中でのコースの入れ替えはあるが、Ⅱ類クラスを増設し、Ⅱ類レベルの生徒を増やす方向で考えている。
・科学実験⇒中学3年間で60テーマ実施。1グループ20人の少人数で実施。レポートを課し、「どう伝えるか」を重視。
・英検講座⇒無料、集中講座(季節休暇時、無料)、学習合宿(高校生、夏休み中5泊6日、実費負担)
・中1、中2⇒弁論大会、中3⇒キャリアスタディ→OBの勤務先へ実地研修(研修先は現在33社)
・高1⇒中期終了論文(ゼミ形式、4000字以上の論文を作成)
・ホームステイ⇒ニュージーランド(高1)、マレーシア(中3)→希望制、現地の学校へ通学
・修学旅行⇒奈良・京都(中3)、北米研修旅行(高1)
・部活動⇒勉強:部活=100:100、力の入れ方は勉強も部活は同じ。加入率→中学生:93%、高校生:88%

入試システム

国際部の松尾先生より入試システムがありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。

入試システム

・一般入試⇒2/1午後のみ、2科4科選択、2/2、2/4、2/6は4科受験、計4回、受験料は何回受けても25,000円。理社の試験時間は2科目併せて45分。
・合否の判定はまず算・国2科目の合計点で判定し、その後4科目の合計点で判定する。4科受験者は2回の判定チャンスがあるので有利。科目毎の点数足切りはなし。あくまでも合計点で合否を決める。
・各回、スライド合格、逆スライド合格あり。どのコースで入学するかは家庭の判断で可。
・加点措置⇒3回以上受験で+3点、4回以上受験で+5点(1/6の帰国生入試も回数にカウント、Ⅰ類の合否判定のみの加点)
・手続き期限⇒2/8の12時までに一時金の50,000円を納め、残りは4月に納入。

帰国生入試

・1/6実施、今年度から保護者同伴面接を廃止、合格発表は即日に変更。
・受験資格⇒小学校課程を海外で1年間以上受けていることor帰国後3年以内であることが原則だが、数か月の不足等は応相談。
・英語ありor英語なしで受験可能。英語は英検準1級レベル、算・国は簡単だが国語点数で足切りがある。英語なしの場合は各科目一般入試よりは簡単。
・1学年40名前後、各学年に1クラスあるという感じ。

グローバル入試

・第2回の一般入試と同じ日時で実施。
・入試科目は英・算・作文、英語は英検準2級レベル、算数は一般入試と同じレベル。

学校訪問を終えて

学校長の挨拶に始まり入試システムまで、各先生方が終始落ち着いた雰囲気で分かり易くお話されていました。
学校自慢は控え目で、生徒を大切に育てていることを強調されており、好印象を受けました。