2020 洗足学園④ |学校説明会レポート

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洗足学園中学校説明会レポート④(2020年7月1日)


本日はオンラインで行われた洗足学園中学校の学校説明会を、受験ドクターの勝山利信講師がご紹介いたします。

校舎内も含めて学校全体が日の光で明るくなるように設計されている。特に図書室やカフェテリアなど、生徒が様々な目的で集まる場所が明るく、活動する気持ちが高まるように意識された作りである。グランドも広く、陸上用トラックや人工芝が設置してあり、校舎からの景色もきれい。また、学習活動で生徒一人一人がクロームブックを使用するために、Wi-Fi環境も整っている。外観的な魅力もさることながら、学びの環境がしっかりと充実している。

JR南武線 武蔵溝ノ口駅より徒歩8分
東急田園都市線・大井町線 溝の口駅より徒歩8分
「溝の口」は渋谷や自由が丘へも短時間でアクセスでき、緑と近代都市が調和する魅力的な街です。

2020年7月1日に行われた洗足学園中学校の説明会での内容をまとめました。
この内容についてのご質問は洗足学園中学校ではなく、受験ドクターまでお願いします。
©洗足学園中学高等学校

これから訪れる新しい時代で活躍できる女性を教育する環境を備えている学校です。根底にある「自立・挑戦・奉仕」の精神に基づき、主体的に行動ができる・グローバル社会で活躍できる・社会に貢献できる女性を目指して成長したい、新しい時代をつくる世代の皆さんを応援しています。そのような教育を実現するために、コンテンツ面も充実しています。生徒全員がクロームブックを学習に活用し、現在のような社会情勢下でも、アメリカ在中のネイティブ教員がリモート授業に参加したり、校長先生とのオンライン面談を全生徒に行ったりと、新しい教育の可能性も発掘しています。学校の雰囲気は全体的に明るく、そこに集う仲間たちと様々なことに挑戦して経験する6年間は一生忘れられない宝物になることでしょう。

プログラム

校長ご挨拶

洗足学園中学校の宮阪元子校長より、教育に関するお話がありました。
その中から一部を紹介いたします。

教育と理念

日がさんさんと降り注ぐ校舎、床は木造でやわらかな印象、広々としたグランドの傍らにはメタセコイアの大木と季節ごとに咲き誇る草花、遊び心のつまった環境で学びを深め思考を深め、そこに集った仲間たちと様々なことに挑戦し経験することは、一生忘れられない6年間になることだろう。可能性のいっぱい詰まった学生生活を通して、将来の夢や目標に向かって思いを膨らませることが、挑戦の原動力になる。1924年に「女性の自立のための場」という理念から生まれた洗足学園は、現在では幼児教育から大学教育まで幅広い世代に向けて教育の場を用意している。キリスト教系の学校ではないが、理念には奉仕の精神が流れており、学校名も聖書の一説が由来になっている。新しい世界をつくっていく生徒の皆さんが、すべての経験を学びとし、一人ひとりが幸福実現のために挑戦し努力することを応援している。

教育内容について

蕪木慎也教頭より洗足学園中学校の教育方針についてお話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。

洗足学園の教育方針

▽世界は「Society 5.0」や「VUCA時代」と呼ばれる時代に入ろうとしており、どんな時も役立つ汎用的な能力、態度、志向を身に着けることを教育目標としている
▽教科教育を通してリテラシー面を、総合学習を通してコンピテンシー面を学ぶという二輪の学習を行っている
▽それらの教育に十分な時間が必要で、週6日の通学、1コマ65分の授業を展開している
▽土曜日は教養講座として様々な分野の専門家を講師として招いたり、中学2年生時のボランティアや高校1年生時のインターンシップに全員が参加することなどが大きな特徴である
▽2024年の大学入試の変化への対応をそれぞれ行い、各季節講習の実施やOG補習という卒業生による補講を行うなどもしている
▽教育の根底にある精神は「自立、挑戦、奉仕」で、具体的にはそれぞれ、主体的に行動ができる女性、グローバル社会で活躍できる女性、社会に貢献できる女性を目標にして教育している

入試について

玉木大輔校務主任より
入試についてお話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。

一般入試について

※7月現時点での計画
▽入試の方法は3つあり、①内部入試(12月)②帰国生入試(1月)③一般入試(2月)
 ▼小学校からの内部進学生は例年10名前後で各クラス1、2名に振り分けられるので、内部進学生と中学入学生との壁はほとんど見受けられない
 ▼帰国生は35から40名ほどの入学で、2クラスに振り分け英語学習は別カリキュラムとなる
▽一般入試は①2月1日(80名)②2月2日(100名)③2月5日(40名)と3回実施
▽2科(国語・算数)、4科(国・算・理社)の選択受験
 ▼募集定員の80%を受験科目数に関わらず国語と算数の合計で決定し、20%を4科受験者の4科目合計点から決定する
 ▼複数回受験の場合、1回ごとの合否判定に優位性はないが、繰り上げ合格を出す場合に「良いとこ取り」という制度で判定する(複数回受験した場合、各教科で最も得点が高かった回の点数で合計する)
 ▼昨年は繰り上げ合格者のおよそ70%が3回受験者、30%が2回受験者で1回受験者はいなかった

入試問題について<国語>

国語(50分、100点)説明的文章と物語的文章の大問2題構成
漢字と語句は基礎的なものを出題する(実際の正答率も8から9割程度)
記述は部分点を与える加点方式で採点するので空欄にしない
字数制限を設けない記述も出題するので、考えたことを答案にぶつけて欲しい

入試問題について<算数>

算数(50分、100点)
大問1は計算問題を2題出題するが1題5点の配点は影響が大きいのでしっかりと練習をして臨む
途中式を記述する問題を4題程度出題するが、解答が不正解の場合に部分点を加点するための記述であり、書き間違えにより減点されるものではない

入試問題について<社会・理科>

社会・理科(60分、各75点※2科目同時実施)
60分の使用の仕方は受験者の自由
社会の3分野、理科の4分野をバランスよく広く浅く出題する

帰国生入試について

1月9日(土)募集定員20名
▽A方式、B方式の選択受験で出願資格や条件は特になし
▽10分程度の保護者面談を行うが、合否には影響しない
▽A方式(英語の筆記60分、100点/英語での面接15分、100点)
▽B方式(英語、国語、算数各50分、100点/英語での面接10~15分、100点)
 ▼英語の筆記試験はA方式よりB方式の方がやさしい出題になる(どちらも記号選択形式だが、A方式は100問4択、B方式は85問3択)
 ▼一般入試の国語、算数の問題よりやさしい出題になる(素材文の選定や出題部分を調整、一行問題を多く出題する、一般入試の70%くらいの難易度になるイメージ)
 ▼筆記において足切りは無いが、英語の面接については、入学後にネイティブ教員のオールイングリッシュ授業があるため、その受講が困難と思われる20点未満の受験者は不合格とする
▽面接対策として、web模擬面接や対策講座の動画配信を秋(9月下旬)に予定している

学校訪問を終えて

学校創設時の「女性の自立のための学びの場」であるという意志と、奉仕の精神に基づいた人間教育、そこに現代の社会の変動を見据えての教育、それらを具体的に活動に取り入れている姿勢が魅力的な学校です。将来の夢、どのように社会貢献できるのか、どのような幸せを届けることができるのか、卒業後に新しい社会をつくっていく子供たちが、失敗を恐れずに、そこに集った仲間たちとともに、様々なことに挑戦することで一人ひとりの幸福を実現することを願っており、応援する姿勢の整った学校だと感じました。理念をかかげるだけではなく、具体的にどのような教育を何のために行うのか関連付けがしっかりなされています。学校説明の動画配信では、そのような環境で育った卒業生のパネルディスカッションの様子や、ハーバード大学に進学した生徒からのメッセージも視聴できるので、是非見ていただきたいと思います。
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