2020 成城学園|学校説明会レポート①

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成城学園学校説明会レポート(2020年7月5日)


本日はオンラインで行われた成城学園の学校説明会を、受験ドクター 算数、国語講師の石井 伸二がご紹介いたします。
〇自由な校風
・校長先生の話で、成城学園を一言で表すならば、という時には真っ先に「自由」という言葉が出る。
・生徒主体の入試広報部。説明会で生徒のインタビューを流す学校は多いが、生徒が企画・撮影し、ワンコーナーとはいえ司会進行まで務める学校は珍しい。
・多彩な部活動。中学生の海の課外学習では、ライフセービング部の高校生から教えてもらう。他にもダンス部やラグビー部、科学部なども。

〇ICT教育
・学校からの説明は、ICT機器の具体的な活用例の説明があった。よくありがちな「全生徒にipadを配ります」のような話だけではなかった。
・授業で英語の音声をipadに配信する。
・スタディサプリを活用したオンライン学習
・生徒撮影の動画による説明
など、学内で当たり前の風景として電子機器が溶け込んでいることが感じられた。

〇生徒主体の説明会
・入試広報部という、生徒が運営して受験生にアピールするための組織がある。
・広報部の生徒が、自宅から遠隔で説明会の演者と司会をするコーナーがあった。
・生徒からやらされている感じは一切せず、自主的に頑張っている雰囲気が伝わってくる。
・学校のアピールポイントである「自由な雰囲気」が生徒の様子や作成した動画から何より伝わってくる(校長先生の話で言うところの「バナナの実物を見た」状態)。

〇進学と推薦
・成城大学への推薦権を保持したまま他大学を受験できることから、生徒が積極的に上を目指すことを応援している。
・他校だと「自大学にない学部を受験する場合のみ可」という例もあるが、成城学園の場合は学部の制限なし。

小田急小田急線「成城学園前駅」から徒歩4分

2020年7月5日に行われた成城学園の説明会での内容をまとめました。
この内容についてのご質問は成城学園ではなく、受験ドクターまでお願いします。
©成城学園

プログラム

校長ご挨拶

中村校長より、成城学園の教育に関するお話がありました。
その中から一部を紹介いたします。

教育理念

・バナナを知らない人に言葉で説明するには、どうしたらいいだろうか?「黄色くて細長い食べ物」というかもしれない。でもトウモロコシとの差はどうやって表現しようか?(トウモロコシとバナナの実物を映しながら説明)
言葉で説明するよりも実物を見せた方が分かりやすい。
・今年はオンラインの説明会なので、言葉で説明しないといけない。成城学園の雰囲気を言葉で説明してくださいと言われたら、何と言おうか?
・自由を大切にする学校。生徒は色んな方向に向かっていく。時には無理が生じることもある。ぶつかることもある。そんな時にみんなで考えることができる。他人の自由を守ることも大切であると。
・自由を大切にするためには優しくなければならない。優しくなるためには心が豊かで強くなければならない。
・最後にもう一度バナナの話を。バナナの先端の黒ずんでいるところは花びらがついていた跡です。どんなものにも意味があり、物事を多角的に見ることができく子に育ってほしいと思います。

教育プログラムについて

入試広報部長の青柳先生から教育プログラムについてお話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。

3つの独自の教育プログラム

成城学園は103年の伝統がある。
3つの独自の教育プログラムがある。
①英語国際教育
②理数教育。実験観察による探求
③情操教育。芸術や部活動、課外活動。
・海の教育では、ライフセービング部の高校生から指導を受ける。
・成城大学との連携。ガイダンスや大学の授業を経験する機会。
・英語について。中3で英語の体験旅行。オーストラリア短期留学。1年の長期留学も応援している。
・週6日制。男子は制服、女子は自由。
・多彩な部活動。スキー、ダンス、バトン、ラグビー、写真、化学、書道など。
・進学実績について。成城大学には50~60%の学生が進学する。成城大学への推薦権を保持しながら他大学への受験が可能。学部の制約もなし。

授業について

各教科の担当先生から授業についてお話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。

英語

〇副校長の白井先生(英語)
ipadを使ったEラーニングを家庭学習として課している。

理科

〇植松先生(理科)
・学内8つの実験室を用いた授業。

入試広報部の生徒からの説明

・イギリスの教科書を使う。全て英語。
・授業で使った音声はipadにダウンロードして勉強する。
・スタディサプリを導入している。

学校訪問を終えて

〇全体的に「伝える」ことを主眼に置いた説明会の構成であった。
おざなりな説明・告知ではなく、いかに学校の魅力を伝えるか、話し方や見せ方に気を配っていることが感じられた。
説明会の冒頭、校長先生の話は「バナナ」から始まった。聞く人の興味を一気に引き付けた。

〇生徒が自宅からzoomで説明に参加するなど、オンラインの活用技術は高い。新しいものにすぐに取り入れている。
説明会の途中で流れる動画の編集技術も高く、デジタル技術に力を入れていることが読みとれた。

〇各先生からの説明は形式ばったものではなく、どう伝えるか、アピールするかに力が入れられていた。
時間は短いが、凝縮して魅力を伝えるべく工夫していることが読みとれた。
こうした「形式ばっていない説明会」が教員の間で良しとされていることからも、学内が自由な雰囲気なのだろうと察せられた。
生徒だけではなく、先生たちの職場環境も自由な雰囲気なのかなと想像させられた。

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