2020 香蘭女学校中等科|学校説明会レポート②

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香蘭女学校中等科説明会レポート②(2020年9月18日)


本日はオンラインで行われ香蘭女学校中等科の学校説明会を、受験ドクターの勝山利信講師がご紹介いたします。
・学校では、生徒たちが持っている才能やギフトを「賜物」ととらえ、学校生活においてその賜物に気付き、伸ばし、社会に貢献できる「有為な女性」になれるように生徒たちを育てている。
・立教大学関係校への推薦枠(97名)の他にも指定校推薦を活用して大学進学が可能。
・一般選抜を目指す生徒への学習支援体制も充実している。

東急池上線・大井町線線「旗の台駅」より徒歩5分

2020年9月18日に行われた香蘭女学校中等科の説明会での内容をまとめました。
この内容についてのご質問は香蘭女学校中等科ではなく、受験ドクターまでお願い致します。
©香蘭女学校

プログラム

校長ご挨拶

香蘭女学校中等科の鈴木弘校長より、入試に関するお話がありました。
その中から一部を紹介いたします。

校長からのメッセージ概要

香蘭女学校は1888年に日本聖公会により設立されたミッション系の学校です。男女別学のメリットを活かした教育を130年以上続けているという伝統があり、人生において最も多感な6年間で、日本の良さにふれ、女性としての素養を身につけた、社会に貢献できる女性に成長できる教育プログラムを実践しています。一人ひとりが持っている「賜物」に気付き、ないものをねだるのではなく、あるものを伸ばし、そして自分にないものを持っている他者と一緒に生きていく。そのために、社会に出る準備として6年間で自分自身を知り、自分の生き方にあった進路を見つけられるように入学した生徒たちも様々な活動に励んでいます。具体的には、立教大学関係校推薦枠(97名)やその他の大学への指定校推薦を活用して、次のステップへ進むことができます。
コロナウィルスや台風の影響など、皆さんにとってはじめてのことで不安な状況が続いていますが、しっかりと準備を行ってほしいと思っています。学校としてもこのような状況の中、人と人とが共に学ぶことの大切さを再認識しました。今後も、変わらない理念のもと変化する時代に対応できる力を生徒の皆さんが育めるように教育を実践していきます。今年度は文化祭やバザーなどの公開を中止せざるをえない状況ですが、受験生の皆さんには、自分の肌にあった数値化できない感覚でも学校選びを是非してほしいと考えています。

チャプレンメッセージ

杉山 修一先生よりキリスト教教育についてのお話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。

~香蘭女学校のキリスト教教育~

キリスト教は日本人にはあまりなじみがないかもしれませんが、香蘭女学校では祈りを人間特有の崇高な営みととらえており、礼拝や祈りは香蘭女学校の命とも言えます。全人教育の一環として、人間としての尊厳を大切にし、命の尊さを学び、奉仕の精神を持ち魂を育むことは、学校として大切なこととして進めている教育です。礼拝や毎週1時間の聖書の授業、年に2回行われる宗教講演などの活動を通して、生きることについて考えるきっかけにしてほしいと思っています。

香蘭女学校の教育

入試広報室長の桜井 千枝先生より教育についてお話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。

学習プログラム

『来りて学べ、出でて使えよ。』これは、明治時代に宣教師として来日し、香蘭女学校の礎を築かれたミス・タナーがよく口にされていた言葉です。香蘭女学校で学びえたことを社会に出てから生かしてほしいという祈りが込められています。どのような社会でも生きていけるように、論理力、表現力、創造力を持った有為な女性になれるように生徒たちを育てています。そのために学習プログラムを1.Education×Experience(体験×教養)、2.Diversity×Empathy(多様性×共感力)、3.Life Design×Talent(ライフデザイン×賜物)の3段階に分けています。

※今回の説明会では、学習プログラムの1・3について詳しく説明。11月の説明会にて2について詳しく説明する機会を設ける予定。

Education×Experience(体験×教養)

中等科1年生担任の西原 愛先生より教育理念についてのお話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。

学習における取り組み

全プログラムの入り口の時期にあたります。教職員によるフォローアップ補習を行ったり、Stady Hallという質問もできる自学自習スペースを設けたりもしていますが、特徴的な取り組みとしてBIG SISTER 制度というものを取り入れています。中1生の学習指導を高3生が行うことで、高3生には奉仕の実践の場として人のために何ができるか考える機会にもなり、中1生にとっては先輩に対する感謝と同時に憧れを抱くことで、自身が高3生になったときに次の後輩を支えてあげるというように、お互いに学ぶことができる伝統が受け継がれています。

Life Design×Talent(ライフデザイン×賜物)

高等科2年生担任の山崎 由里花先生よりライフデザインについてのお話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。

進学について

全プログラムを修了し次のステップに上がる時期にあたります。推薦入試を利用し、出願資格(高等科3年間の評定平均3.5以上、CEFR B1レベルの英語力)を満たした生徒が立教大学関係校へ進学することができます。1学年160名の60%が進学可能です。立教内定者は、TOEICに向けてさらに英語力を磨いたり、国語や社会のクラスでグループワークやプレゼンテーションを行ったりと大学進学に向けた準備を行っていきます。企業へのインターンシップやボランティア活動、高大連携プログラムへの参加など様々な社会とつながる活動に時間を使うこともできます。また、夏期、冬期、直前の講習会の実施や、レベル別に15名程度の少人数のクラスに分けて行われる英語の指導(週に7~9実感)を行うなど、大学の一般選抜を志す生徒に向けての学習支援体制も整っています。

入試について

入試広報室長の桜井 千枝先生より入試についてのお話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。
今年度は新型コロナウイルス感染症の状況によっては、受験生、教職員の安全確保のために変更が行われる可能性があります。

試験日

□第1回 2月1日(月)午前 8:20集合 2・4科選択 ※面接なし 100名募集
・全受験者の2科目(国語・算数)の合計得点により60名程度の合格者を決定した後、4科目受験者の4科目(国語・算数・社会・理科)の合計得点により残りの合格者を決定する。

□第2回 2月2日(火)午後14:50集合 2科のみ ※面接なし 60名募集

2020年度受験状況

□第1回
応募者数497名 受験者数462名 合格者数120名 
合格者得点 2科目 122~184点/200点 4科目 194~266点/300点

□第2回
応募者数877名 受験者数627名 合格者数109名
合格者得点 2科目 140~196点/200点

・入学者が172名に満たない場合、繰り上げ合格制度あり

出願

□第1回 1月10日8:00から1月27日20:00まで
□第2回 1月10日8:00から2月2日8:00まで
・出願方法はWeb出願のみ
・検定料は各日程25,000円(両日程同時出願の場合40,000円)
・両日程同時出願の場合、繰り上げ選抜の際優遇

合格発表

□第1回 2月1日(月)21:00
□第2回 2月3日(水)7:00
・Web発表(マイページより個々に登録)
・校内掲示は行わない

学校訪問を終えて

設立から130年以上の歴史を持ち、キリスト教の奉仕の精神を教育に活かして、社会に貢献できる有為な女性を育てることを目標としている学校で、その伝統は生徒たちもしっかりと受け継いでいる印象があります。中1生の学習のサポートを高3生が行うという「BIG SISTER制度」は他の学校では体験できない機会で、社会に出てからも必要とされる力を身につけることができると思います。大学受験をひかえた高3生のフォローはもちろん、推薦で進学先が決まった生徒も、次のステップに向けて新たな目標を定めて努力できる体制を学校でしっかりと整えられているというという点が素晴らしいと思います。

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