2019 攻玉社中学② | 学校説明会レポート

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攻玉社中学校説明会レポート(2019年12月7日)


本日は攻玉社中学校へ、受験ドクターの加島 大地講師が行ってきました。
・講堂:可動式の座席430席が格納されており、生徒集会や講演会など、行事や式典に使用される。
・室内温水プール:1年中泳げる温水プール。25メートルで6コースある。

・進学者の半数は国公立、早慶上理、医学部に行く。
・20年、30年後には共生の力が必要であり、そのためには日本語力、コミュニケーション力の養成が必要である。そのため読書を重要視しており、読書コンクールを開催している。

小田急線経堂駅より徒歩8分、東急世田谷線宮の坂駅より徒歩4分

2019年12月7日に行われた攻玉社中学の説明会での内容をまとめました。
この内容についてのご質問は攻玉社中学ではなく、受験ドクターまでお願いします。
©攻玉社中学校

プログラム

校長ご挨拶

攻玉社中学校の積田孝一校長より、
学校紹介がありました。

その中から一部を紹介いたします。

学校紹介

・20年、30年後には「超高齢化社会」を迎えている。そこで必要とされる力は共生の力。共生の力をつけるには日本語力、コミュニケーション力の養成が必要。→読書コンクールをやっている
・国立大学が専門化してきているので、中高では教養を学ぶことが重要。
→芸術鑑賞(歌舞伎)の機会を設けている

入試について

各教科の先生より、入試についてお話がありました。
その中からいくつかを紹介します。

入試について<算数>

◆第1回、2回
 全4題の出題予定
  大問1 基本的な計算(分数や小数の四則、空欄補充、約束記号など)
  大問2 小問集合(算数全般)
  大問3 文章題(時間と速さ、連続的に変化するものなど)
  大問4 図形(相似に関する比、連比、面積の計算、立体の表面積・体積など)

・例年大問1では一行題を出題していたが今年から一行題は大問2で出題。
・例年大問2では規則性を出題していたが算数全般のジャンルからの一行題に変更。
・例年大問3ではグラフを出していたがグラフがないものを出すためにも文章題という形に変えた。
・大問1・2で50点、3・4で50点の100点満点。平均点60点、合格点70点を想定。

◆特別選抜試験
  答えのみを記入する「算数①」と、途中の解法も記述する「算数②」の2つの試験を行う。
 (15分休憩をはさみ、続けて実施)
  「算数①」:問題文が2~3行程度の小問題(答えのみを記入)の形式。
          算数に関する様々なジャンル(計算、関数、数列、場合の数、図形、論理的思考など)から出題。
  「算数②」:長めの文章題が3題(途中の考え方も記述)の形式。
          「整数問題」「やや複雑な数列」「中学数学に通じる単元」「立体の計算(計算量が多いもの)」などを出題してきた。
        ※「中学に通じる単元」:メネラウスの定理やピタゴラスの定理など

・「算数①」は50分で10問出題で50点満点。「算数②」は60分で100点満点。平均点は75点、合格点は90点を想定。
・「算数②」では、答えが合っていても途中式が書いてなければ0点となる。

◆採点基準について
・特別選抜試験の「算数②」以外は、すべて「解答のみの採点」となる。
・定規、コンパスは持ち込み可。「必ず持参」という問題はない。図などを描く場合フリーハンドで構わない。
・分数は「帯分数」「仮分数」ともに〇だが、約分忘れは点数が半分になる。
・比の形で答える問題は「もっとも簡単な比」になっていなければ点数が半分になる。
・小数点の桁の間違いは減点ではなく×
・答えに単位が必要なものは解答欄に書いてある。仮に「3cmcm」のように二重書きになっても減点はしない。
・総じて好意的に採点している。(4と9が判別しにくくても全体を見て受験生の癖を判断してこれは9だなという様に)

入試について<理科>

◆問題構成
 物理・科学・生物・地学の各分野から大問1問ずつ、計4問の出題。配点も均等に、各分野12点か13点で合計50点。

◆各分野の出題の順番
 第一回・第二回とも、分野の出題の順番は決まっていないが、なるべく取り組みやすい問題を第一問にしている。

◆問題の難易度
 第一回の方を全体としてやや取り組みやすいように選んでいる。

◆問題の内容
 同校入学後、実験・観察を中心に授業を展開していくこともあり、実験や観察を題材にしたものを多く出題している。また、
 自然に対して興味・関心があることを望んでいるので、特に生物・地学の分野では、教科書の内容を超えた知識や時事的な知識を問うことがある。

◆対策・注意
・過去問をできるだけ多く解き、対策することが大切。
・物理分野では、基本的な問題とともに、やや応用的な思考力や計算力を見る問題も出題する。
・化学分野については、主に実験に関する問題を出題する。また、化学の学習を進める上での基礎となる、物質の性質に関する問題を繰り返し出題している。
・生物分野では、基本的な知識を問うとともに、身の回りの自然や新聞などに載っている時事的内容に関する問題を出題する。
・地学分野では、基本的な知識を問うとともに、実際の観察・観測に関する内容の問題を出題する。また、日常の地学分野の知識を問う問題も出題する。

入試について<国語>

・第一回より第二回をやや難しめにしている。
・全5題の出題
  大問1:漢字の読み10点(小学範囲を超えるものも出題)
  大問2:漢字の書き10点(トメ、ハネも見ている)
  大問3:国語知識10点(ことわざ、慣用句、文化、風習など)
  大問4、5:70点(文学的なものと説明的なもの)
 →最低どちらか一方で50~80字程度の記述を出す。これは意見を述べるものではなく本文をまとめるもの。
・平均点が5~6割になるように作成している。
・記述で漢字を間違えたら減点。0点にはならない。

入試について<社会>

◆出題内容
 ・大問1:歴史分野と公民分野が中心
      →毎年歴史の出来がいいのでしっかりと対策をすること。
 ・大問2:地理分野が中心
      →80~100字の記述が出題される。
 ※大問1からおよそ30点、大問2からおよそ20点。

◆対策・注意
・地理、歴史、公民の3分野をまんべんなく学習すること。
・人物名や語句は漢字で正確に書けるように。
・ここ数年ほぼ同じ形で出題しているので過去問でしっかりと対策をたてること。
・時事問題はおよそこの1年から出す。(今年の12月31日までの内容を勉強すればよい)
・記述問題は去年と一昨年の問題を参考にするとよい。

教育について

教頭・広報企画部長の岡田貴之 先生より教育方針についてのお話がありました。
その中からいくつかを紹介します。

教育方針

・国際学級開設から30年目。多様性を重視している。
・運動部から文化部まで多彩なクラブ活動。
・1~4年(中1~高1)は40名×6クラス編成。5・6年(高2・3)で30×8クラスに再編成。
・下位一割には強制的に補習を行っている。
・1回100名、2回80名、特選20名の定員に変化はないが、昨年度2回が狭き門となりすぎたため、2回の合格者を増やす予定。
・1・2回を両方受験した受験生を「熱望組」と称し、20名程度優遇している。
 1回・2回の得点に加点の上で良いとこ取り。第2回の正規合格者として発表。
・関係者の2親等以内の受験生は、ボーダー付近で考慮する(年に2~3名程度)。

入試概要

教頭・広報企画部長の岡田貴之先生より入試概要についてのお話がありました。
その中からいくつかを紹介します。

入試について

・定員は第一回:100人、第二回:80人、特別選抜:20人
・昨年第二回を70人から80人にしたがかなり絞って合格者をだしてしまったので今年は第二回の合格者を増やす。
・第一回と第二回の入試を受験する受験生を熱望組と呼び年によって点数は異なるが第一回または第二回の良いほうの試験に5点前後追加点を与えている。
→毎年20名程度熱望組の合格者がいる(熱望組かどうかは合格者に通知されないので分からない)
・2親等以内に攻玉社の出身者がいれば、第一回、第二回連続受験者でボーダーライン上にある場合、優遇措置が考慮される。

出願時の注意点

広報企画部主任の水上 薫先生より出願時の注意点についてのお話がありました。
その中からいくつかを紹介します。

出願時の注意点

・出願時は、7時開門、9時受付開始。
・出願回ごとに列に並ぶ必要がある。複数回出願の受験生は、1回→2回→特選の順にすべてに出す。
・2回受けると2回目は半額になる。
・入試当日は、7時開門、8時までに到着しなければならない。上履きは不要。
・携帯電話の持ち込みは不可。
・2/1の入試問題は持ち帰り可能。受験していない家庭も12時ごろより攻玉社で購入可能(1冊500円)。
・合否の判定は合計点でする。

学校訪問を終えて

入試問題についての質問をする保護者がかなり多く、同校を熱く志望する家庭が多いと感じました。また、採点基準のお話や熱望組のお話からも受験者に寄り添った学校だと感じました。

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