2020 吉祥女子中学②|学校説明会レポート

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吉祥女子中学校説明会レポート②(2020年10月16日)


本日は吉祥女子中学校へ、受験ドクターの加島大地講師が行ってきました。
・図書館には8万冊の本があります。
・八王子に吉祥女子中学所有のグラウンドがあり、そこで運動会などをしています。
・体育館には今年から冷暖房設備が整いました。
・進路指導室には赤本をはじめとした書籍や資料がたくさんあり、専門の教員も常駐しています。
・理科の実験室は全部で4部屋あります。

・コロナ禍で、動画配信ではなく「遠隔授業」を行っていたこと
・語学研修や留学制度、高校生国際会議への参加をはじめとした語学教育が充実していること
・近年では医学部をはじめとした理系志望者が増えていること

JR中央線・総武線・地下鉄東西線
直通 西荻窪 下車 徒歩8分
西武新宿線 上石神井 から「西荻窪駅」行バスにて15分
地蔵坂上バス停下車 徒歩8分
2020年10月16日に行われた吉祥女子中学校の説明会での内容をまとめました。
この内容についてのご質問は吉祥女子中学ではなく、受験ドクターまでお願いします。
©吉祥女子中学・高等学校

プログラム

校長ご挨拶

吉祥女子中学の萩原校長よりご挨拶がありました。
その中から一部を紹介いたします。

◆コロナ禍の対応

・1学期は分散登校で、2学期は朝は通常通りの時間帯で50分授業とし、下校時間は全体を午後5時としました。
・クラブ活動もアクリル板を設置するなどして飛沫防止を徹底しています。
・カナダ語学体験ツアー、国内研修旅行などは中止しました。

◆入試について

・来年度から入試は3回から2回とし、第1回、2回の募集定員をそれぞれ増やします。
・来年度の入試は新型コロナウイルス対策があり、例年と異なる点があるので、11月に発表される入学試験要項を確認(受験上の注意)を確認してください。

学校紹介

広報副部長の杉野荘介先生より入試概要についてのお話がありました。
その中から一部を紹介いたします。

◆特色と入試について

・コロナ禍では、ただ動画を配信するのではなく、「遠隔授業」を通常の授業に近い形で実施しました。その際にはgoogle classroomを使用しました。このような準備を短期間で整えられたのはICTの土壌があったから。「進路ガイダンス」などもオンラインで実施しました。
・1度も制服を着ていない新入生には、「バーチャル校内案内」を実施したり、「語り場」を作成し、生徒同士の交流も促しました。
・留学中、留学予定の高1、2生を中心に、アメリカMiss Porter´s School主催の「オンライン高校生国際会議」に参加しました。そのときのテーマは「COVID-19のパンデミック」でした。
・留学とは別で夏休みにオーストラリアへの3週間のツアーを希望制で実施していましたが、今年はコロナの影響で中止になっています。そこで、大学からオンライン講義への招待を受けることができたので、何人かの生徒が参加しました。
・国際交流には昔から力を入れており、中3では全員参加の「カナダ語学体験ツアー」(9日間)というプログラムがあります。
・一定の条件はありますが、1年間留学する際に、「帰国後に留学出発時の同級生の学年に復帰する」という「特認留学制度」があります。
・高1の秋に文系、理系、芸術系の進路選択をします。芸術系には音楽、美術があります。
・吉祥女子では、「深い学び」を大切にしており、理科の実験や、課外活動、勉強合宿、夏期講習、教養講座、高3記述添削個別指導などを実施しています。
・近年は理系を選択する生徒が増えています。
・今年までは第1回の定員が114人、2回が90人、3回が30人でしたが、今年から、第1回を134人、第2回を100人としました。
・入試問題の傾向は従来のままとします。社会の解答用紙がB4サイズの縦向きでしたが、今年からB4サイズの縦向きになります。
・追加合格については、従来「複数回受験者」から出していましたが、来年からは入試が2回になるので、2回両方を受験した生徒から追加合格者を出すことになります。追加合格者の人数は2020年は0名でした。例年10名前後ですが、数年に一度0名となることもあります。

国語の入試について

国語科入試統括の岡本先生より国語の入試についてのお話がありました。
その中から一部を紹介いたします。

◆説明的文章の読解ポイント

①文章全体の構成を意識する
・同じ言葉の繰り返しや言い換えに注意する
・指示語の内容を押さえる
・接続詞が文章中で果たしている役割をつかむ
②対比関係を意識する
③具体例とまとめを意識する

◆文学的文章の読解ポイント

・登場人物の心情の変化を理解する(登場人物のセリフや行動、周囲の情景描写、比喩表現)

◆問題を解く際の注意点

・選択肢問題の注意点
①選択肢の内容を一語一語照らし合わせ、間違いを含む選択肢を消去法で消していくこと
②線を引かれた部分だけではなく、線を含む一文全体をよく読んで考えること
・記述問題の注意点
①字数に満たない、または字数オーバーでも0点にはなりません。
②問い方に対応した答えになっているか確認してください。
③記述の際は簡潔に分かりやすく書きましょう。
・例年、20~50字程度の短い記述が数題と70~100字程度の長い記述が1題出題されています。

◆漢字・語句問題について

・言葉を知らないと漢字そのものを習っていても正解できません。普段から分からない言葉が出てきたらこまめに辞書で調べる習慣をつけてください。

◆入試に向けての対策

①ことばを意識して生活すること→意味の分からないことばや、未知の事柄がでてきたらすぐに調べる習慣を付けましょう。
②文章を意識的に読むこと→説明的文章では文章構成、同じ内容の繰り返し、対比関係、具体例とまとめの関係などを意識しましょう。/物語文では登場人物の表情や態度、情景描写や比喩表現に着目しましょう。
③読みをもとに考え、自分の意見を持ちましょう→身の回りの例に置き換えて考えましょう。/社会に目を向け、自分の意見を持ちましょう。

算数の入試について

数学科入試統括の鷲北大宣先生より算数の入試の概要のお話がありました。
その中から一部を紹介いたします。

◆配点

・大問1:約30点、大問2:約10点、大問3:約15点、大問4:約25点、大問5:約20点
・大問3と4に記述式の問題が1題ずつあり、配点が5点ずつ高くなっています。

◆出題意図・算数で求めている力

①早く正確な計算力
②幅広い分野に対応できる処理能力
③題意・誘導を読み取る読解力
④誘導に乗る応用力
バランスのとれた学力を選抜するために合格者平均点は高めに出るように設定しています。

◆記述式のポイント

①「問題で与えられた数字」を使って書く
②「どのような過程で求められたか」が伝わるような答案を書く。
式の数字が間違っていても、考え方が合っていると判定されれば、部分点がもらえます。式だけでなく、なぜその式なのかの理由を書くとそれは加点材料になるケースがあるので、できるだけ詳しく書きましょう。→【記述式問題の採点基準は甘め(これは加島の所感です)】↓下に続きます

◆入試に向けての対策

①基本的な問題は、素早く正確に解く力をつける
②分野に偏ることなく、満遍なく勉強する
③記述式問題は、問題で与えられた数を使って、途中式を書くようにする
④応用問題は、(1)~(3)などから規則性や解き方のヒントを得て、利用する→誘導に乗る
→過去問を解いて、誘導に乗る練習をすることが重要です

社会の入試について

社会科入試統括の岸本先生より社会の入試の概要のお話がありました。
その中から一部を紹介いたします。

◆出題について

・歴史と地理の配点は公民より高めになっています。
・歴史は流れや背景の理解度をはかる問題、地理は資料を読み取る力、分析力、知識を派生させる力をはかる問題、公民は、社会への関心や制度の原理をはかる問題を出題しています。
・歴史では毎回必ず「並べ替え問題」を2題出題しています。
→単に年代の暗記を要求しているわけではなく、出来事の背景や流れを理解できているかを問うています。

◆入試に向けての対策

①全体を満遍なく学習する
②基本的な知識を確実に身につける
③設問の指示に従う
④用語は漢字で覚える

理科の入試について

理科科入試統括の三枝悠先生より理科の入試の概要のお話がありました。
その中から一部を紹介いたします。

◆出題について

・合計70点で、物理、化学、生物、地学の分野から17点ないしは18点ずつの配点となっています。
・出題の意図
→①自然現象への関心、実験や観察への積極性
→②結果をまとめて整理する力・分析する力
→③基本的な知識や計算力

◆入試に向けての対策

①身近な自然現象、自然科学のニュースに触れる
②実験や観察に積極的に取り組む
③表やグラフの作成、読み取りと分析ができる力を身につける
④基本的な知識、計算力を養う

学校訪問を終えて

ICTの活用も盛んで、入学後も教養講座や講習、個別添削指導などもあり、面倒見のいい学校だと感じました。
また、語学教育にも力を入れており、語学研修や、学年を落とさず留学できる「特認留学制度」は大変魅力的でした。

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