2020 富士見中学|学校説明会レポート

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富士見中学校説明会レポート(2020年6月29日)


本日はオンラインで行われた富士見中学の学校説明会を、受験ドクター国語・算数・理科・社会講師の久米 光太郎がご紹介いたします。

進路の幅が広く多様であること、一人で何校も合格したという合格実績ではなく実際に進学した進学実績を発表していること、進路指導に当たって生徒たちの希望を聞く機会を多く持ち、生徒を支えていくこと。

西武池袋線「中村橋駅」下車 徒歩3分
関東バス「中村橋」下車 徒歩2分

2020年6月29日に行われた富士見中学の説明会での内容をまとめました。
この内容についてのご質問は富士見中学ではなく、受験ドクターまでお願いします。
©富士見中学

プログラム

中学入試

入試広報部長の藤川先生より、中学入試についてお話がありました。
その中から一部を紹介いたします。

入試概要

受験ガイドは中学入試に特化した内容で、毎年9月以降に配布。出願は全日程WEB出願。富士見の入試は2種類ある。1つは2/1・2/2・2/4の午前に行われる4教科入試。合格発表はいずれも当日18時。2/7正午までに入学手続きが必要。もう1つは昨年度より開始した2/2の算数1教科入試。15時から試験開始で当日の20時に発表。2/2の午前入試を受けた人の50%が午後入試も受けた。募集定員は合わせて240名。
4教科入試は国語と算数が50分100点、社会と理科が40分60点。あくまでも4科の合計点で判断するので、算数で何点以上取らなければいけないという2段階選抜はない。面接試験や作文はない。小学校の成績も関係しない。補欠制度があり、複数回受験して2回とも補欠であった場合は正規合格として発表される。補欠は繰り上げ候補者で、繰り上げは受験回数には関係なく学校から声掛けをしていく。帰国生は国語算数の2科受験と事前面接(保護者同伴・日本語)で受験が可能。英語の力は問わない。富士見の入試問題では難問奇問は出ない。基本的な知識を基にする問題なので、ふだんから基礎基本を大事にしてほしい。ケアレスミスがないように注意してほしい。

出題傾向

算数は論理的に考えることが必要になる教科。算数1教科入試ではこれからの社会に必要な論理的に考える力・多角的に考える力を問いたい。昨年度はリード文が長く、読解力が必要とされる問題が出た。富士見では大学入試改革に対応する探究的なより深い学びができる。

その他

地区別出願者では富士見のある練馬区が一番多い。富士見は西武池袋線の中村橋徒歩3分にあるのでアクセスがいいし、隣の練馬駅からは様々な路線が乗り入れている。埼玉県からの出願者も多い。
 埼玉県の併願校では毎年淑徳与野が多く、今年は浦和明の星も増えた。東京都での併願では、午前に富士見を受けて午後に大妻中野を受けるパターンが多い。そのほかは吉祥女子、山脇、跡見などが多い。都立富士や三鷹との併願が多い。算数1教科入試での併願は吉祥女子が多く全体の1/3を占めた。女子学院や雙葉などの併願も多く、午前入試より学力の高い生徒が多く受けた。第2志望や第3志望でも富士見に楽しく通っている生徒は多い。練馬というと遠いイメージがあるが、駅から近いので通学圏は広い。

進学実績について

卒業生は219名。現役大学進学率は約90%。他校では合格実績で延べ数を出しているが、本校では進学実績で実際に進学した数を出している。理系に当たる自然科学系が37.2%と一番多い。芸術・家政・体育系も1割あって多様な進路になっている。国公立大学への進学者は22名。国公立大学への現役進学率は以前は4%台だったが近年は平均12%。昨年は一橋大学に4名、定員の少ない東京大学の推薦入試に教育学部に1名合格。ここ数年、推薦やAOでの合格者の割合が増えている。富士見は早慶はじめ100校の指定校推薦枠があるが、昨年使ったのは9名。一般受験の方が進路の幅が広いので、指定校推薦を使う人は多くない。

進路指導について

富士見には特進クラスはない。高2で文系と理系に分かれ、高3で国公立文系や私立理系などにコース分けされる。中学3年間では自ら学ぶ力を身につけること、年3回の到達度テストを通じ、生活習慣・学習習慣を身につけているかを見る。高校3年間では自分の人生をデザインすることが目標、身近なキャリアモデルである卒業生とのつながりが強い。保護者講演会やOGによる講演会やシンポジウムを各学年で行っている。進路指導部が発行する冊子で、受験を終えた先輩から後輩へのメッセージを紹介。多くの大学の担当者が来る大学説明会や大学教授が来る模擬授業、企業訪問もある。

学校訪問を終えて

女子校であるにも関わらず自然科学系への進学率が全体の4割近く最も高いことが印象的でした。第2志望や第3志望で入学する生徒でも温かく学校に迎え入れてくれる、懐の広さを感じました。
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