2019 普連土学園中学② | 学校説明会レポート



普連土学園中学校説明会レポート(2019年11月19日)


本日は普連土学園中学校へ、受験ドクター 算数講師のHH講師が行ってきました。
【教育施設】
屋上庭園、物理室、大教室、化学室、職員室、事務室、自治会室、ベランダ、セミナールーム、クロークルーム、調理室、被服室、小体育館、体育館、工芸室、ライトコート、図書館、ランゲージセンター、ローズホール、コンピュータ室、生徒ホール、音楽室、講堂、保健室

理系進学者が多い、理系の世界大会に今年度は2回出場することができた、英語教育に力を入れている

JR田町駅:三田口より徒歩8分
都営地下鉄(浅草線・三田線)三田駅:徒歩7分
(A3出口を左に出て、左に進む)
東京メトロ(南北線)・都営地下鉄(三田線)白金高輪駅:出口2より徒歩10分
バス 三田三丁目・三田五丁目下車1分

2019年11月19日に行われた普連土学園中学校の説明会での内容をまとめました。
この内容についてのご質問は普連土学園中学校ではなく、受験ドクターまでお願いします。
©普連土学園中学校

プログラム

英語教育について

英語科教員のD. Stifler(ダニエルスティッフラー) 先生より、
英語教育に関するお話がありました。

その中から一部を紹介いたします。

発信力を鍛える~普連土学園中学の英語教育~

日本人講師による英語の基礎を学び、学校オリジナル教材を使って話したいことを英語で伝えられるよう学習指導を行っている。
中1~高3まで安心して英語を使える環境を整えることが重要なので、自信を持って発言できるようにしている。

学園生活~中学生との日々を通して~

中2副担任の若林朋美 先生より学園生活~中学生との日々を通して~のお話がありました。
その中からいくつかを紹介します。

学園生活について

中学1年では視覚障害がある方々、中学2年では聴覚障害がある方々に奉仕する奉仕プログラムがある。
自治会(委員会)活動も活発で、自治会などを通して奉仕について学んでいる。
学校として外部への奉仕活動を勧めている。

2020年度中学入試について

大井治 教頭より各教科の入試に関するお話しがありました。
その中からいくつかを紹介します。

入試について<全般>

日程は昨年度同様だが、1日午後入試は2回の時間設定(15:30~、16:25~)を行います。
繰り上げ合格の対象となる受験生には電話が通じるまで電話がけを行います。
複数回受験者が優先となります。

入試について<国語>

1日・4日午前(60分) 主に記述問題を出題
2日午後(50分) 主に選択・抜き出し問題を出題
(記述問題は担当者を替え3回採点を行っている)

1、説明文 
読解力・表現力を問います。筆者の主張を捉えてください。
2、小説
読解力・表現力を問います、主人公の心情の変化、成長をつかんでください。
3.漢字の読み取りと書き取り
知識を身に付けてください。
4・5、言葉の知識
漢字、慣用表現、敬語、文法等

入試について<算数>

1日・4日午前(60分) 思考の過程に配点
1日午後(50分) 合計50問の出題 
2日午後(50分) 思考の過程に配点

1日午前4科・4日午前4科/2日午前2科
・計算を含む全ての問題に記述欄あり
・部分点を細かく設定(途中式をきちんと残す)

1日午前4科・4日午前4科のみ
・会話問題の出題(会話の流れをたどりながら論理的思考力を問う問題)

1日午後
・問題の難易度は標準レベルが中心

<計算の採点基準例>
かなり細かく採点される、日頃から途中式を書くよう意識づけください。

入試について<理科>

身近な現象に対して「なぜ?」と思う視点を持ってください。
・物理・化学・生物・地学の4分野から均等に出題。
・基礎的な知識を元に、記述で思考力を問う問題も出題。(1~2題)
・グラフ作成や表の読み取り(実験に関する問題)を出題することが多い。

記述問題へ対応できるようにしてください。

入試について<社会>

世の中の出来事に広く関心を持ってください。
・地理・歴史・公民の3分野から均等に出題。
・1~2行程度の記述問題を出題。
・時事問題・資料の読み取り等を出題することがある。

記述問題へ対応できるようにしてください。

入試説明会について

①12月7日(土)10時~12時
②1月22日(土)10時~12時
※どちらの回も同じ内容です。

課外授業について

広報部長の池田雄史 先生より、
課外授業に関するお話がありました。

その中から一部を紹介いたします。

2年ぶりにFLL世界大会に出場

mindstorms(マインドストーム)プログラミング可能なレゴブロックを使った世界大会。
FLL(First LEGO League) (計1000点)
(1)プログラミング (200点)
(2)ロボットの作成 (200点)
(3)研究・プレゼン
①ロボットデザイン (5分200点)
②チームワーク (5分200点)
③年度課題 (10分200点)

【理科部「ロケット甲子園」で優勝、6月パリ「国際ロケット大会」へ出場】
ロケットで卵を飛ばし、殻を割ることなく目的地に着地させる。

【理系の割合】
中1のアンケートでは、理科が苦手と答える学生が70%に上るが、高3の現役理系進学率は43%。

沈黙の力・愛する力~普連土学園中学の教育理念~

青木直人校長より、教育理念に関するお話がありました。
その中から一部を紹介いたします。

普連土学園中学の教育理念

設立までの歴史と教育理念についてのお話。
普連土の名前の由来やフレンド派(クエーカー)の考えなど伺いました。

学校訪問を終えて

理系大学の進学を目指す女学生にとっては良い環境が整っていると思いました。
対話による問題解決法を取り、沈黙の力を養えるという点は、社会に出てから役立つスキルだと思いました。