2017 栄光学園①|学校説明会レポート



栄光学園中学校説明会レポート(2017年9月25日)


本日は栄光学園中学校へ、受験ドクター 御三家算数最高責任者、亀井章三が行ってきました。
創立70周年事業で建て替えられた新校舎。同校OBの建築家、隈研吾氏の設計監修によるもので、広大な敷地を活かした低層型の建物。

・現在の3階建てから、あえて2階建てにし、その2階部分は木造(国産の木材を使用)となります。
・中庭は3つに区切られています。また、その舗装には、クッション性のある素材が使われます。天気が良ければ、真西には富士山、その並びには丹沢の山々を見ることができるロケーションです。
・ガラスによる採光部が広いのが特徴ですが、日差しが強すぎないように、軒の部分を広くとっています。

JR大船駅下車 南改札西口(大船観音側)から徒歩15分
バス大船駅西口バス乗り場(大船観音前)3番から「清泉女学院」行きで約2分「栄光学園前」下車

平成29年9月25日に行われた栄光学園中学校の説明会での内容をまとめました。
この内容についてのご質問は栄光学園中学校ではなく、受験ドクターまでお願いします。
©栄光学園

プログラム

校長ご挨拶

栄光学園中学校 望月伸一郎 校長より、
栄光学園理念に関するお話ありました。

その中から一部を紹介いたします。

学校の特色について

・広大な敷地、1学年180人という少人数型の指導。1科目1人の担任できめ細かい指導が可能
・ただし、大学進学だけを目的とはしていない。子供に過剰な手助けも行わない。
・子供が自分で未来を切り拓いていける力を身につける
・作文コンクールなどを行っている。
・MEN FOR OTHES,WITH OTHERS の精神
・海外からの交換留学生の受け入れも行っている。
・当校の卒業生は「人々に奉仕するリーダー」になる人が多い。

授業と部活動

国語教員の松村久幸 先生より
栄光学園の国語の授業と部活の活動についてお話しがありました。
その中からいくつかを紹介します。

国語の授業とバレーボール部の活動について

・共通するのは、生徒は主役であること
・国語の授業では板書はほとんど行わず、ある文章に対しての意見を話し合う。ある生徒が自分の考えを述べると、それを聞いて他の生徒がさらに意見を重ねていく、という授業が進んでいる。
・バレーボール部も最初にミーティングを行い、「どのようなチームにしていきたいか」をみんなで決める。毎回の練習でも課題や目標をホワイトボードに書いて進めていく。
・練習終わりにはその日の練習のまとめ、反省を振り返る時間を取る。

修学旅行

英語教員の吉田明生 先生より
栄光学園の修学旅行についてお話しがありました。
その中からいくつかを紹介します。

栄光学園の沖縄修学旅行について

・3日目、4日目にいくつかの選択プログラムがある(3日目は24コースもある)。それらは、毎年修学旅行担当の教師がうかがい、現地の方と関係を作ってきたことによるもの。
・その中から「琉球舞踊体験」と「コザ栄光祭り実行委員会コース」の様子を説明。

栄光学園の生活

数学科教員の井本陽久 先生より
栄光学園の生活について
お話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。

栄光の学生の日常

・とにかく人笑わすのが好きな生徒
・数学が大好きで生き生きと授業を受ける生徒
・忘れ物が多く、机にメモをいっぱい書く生徒
・休み時間の生徒の様子
・食堂での生徒の様子
・教育ボランティア(施設に行き小学生に算数を教えるボランティア活動)

栄光の生徒はとにかくのびのびと学校生活を過ごしている様子を紹介。
進学校に通う生徒の「普通の一面」が紹介され、保護者からも多くの笑いが出ていました。

入試要項

教務部長の田村篤史 先生より
2018年度の入試要項について
お話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。

生徒募集要項の補足と説明

・出願資格の居住地、大船駅まで最短の経路で75分であれば良い。この時間は通学時間ではない。
・選考方法は昨年と同じ。

学校訪問を終えて

大船駅から大船観音を横目に坂を上っていくと、広大な敷地の栄光学園中学校にたどり着きます。新校舎で学ぶ生徒の表情も見られましたが、皆授業に一生懸命取り組んでいました。
説明会は大講堂にて行われました。パワーポイントを使ったスライドや動画も併用し、学校生活をわかりやすく伝えていたのが印象的です。自由な校風がとてもよく伝わり、ここに通わせたい保護者が多いのにも納得させられました。
学園生活紹介も「授業」「部活」「修学旅行」「日常の風景」と様々なものをわかりやすく、ユーモアも交えながら紹介され、時折笑いが出るほど和やかな説明会でした。
配付物の中にクリスマスカードが入っており、学校に設置のポストに投函すると、クリスマス当日にご自宅に届くようになっていました。このような細やかな心遣いからも「栄光学園の持つ温かさ」がよく伝わってきました。