2020浅野中学校 |学校説明会レポート②



浅野中学学校説明会レポート②(2020年7月5日)


本日はオンラインで行われた浅野中学校の学校説明会を、受験ドクター横浜校校長の澤田 重治がご紹介いたします。

▽新型コロナ対策
 ▼ICTを活用して、自粛期間中も学習指導を継続
 ▼学校再開後も、アルコール消毒や密を避ける取り組み、マスクの着用などで万全を期している
 ▼生徒の安全を最優先として取り組む中で、どのような形で行事を実現できるか模索
▽自主独立
 ▼学校行事には実行委員として積極的に生徒が入り、教員と共に企画・運営をしている
 ▼昨年の100周年記念イベントは、自分たちの手で100周年に相応しいイベントを作りたいという
  生徒たちの熱意によって、一から作り上げたものだった
JR新子安駅・京浜急行京急新子安駅より徒歩8分

2020年7月5日に行われた浅野中学校の説明会での内容をまとめました。
この内容についてのご質問は浅野中学校ではなく、受験ドクターまでお願いします。
©浅野中学校

プログラム

学校長のご挨拶

この4月より、第10代校長に就任した古梶裕之校長からお話がありました。
その中から一部を紹介いたします。

校長挨拶

▼これまでに6人の校長の下で、教員として様々なことを学んできた。
▼今までの校長の考えを発展させて、この学校をますます良いものにしていく所存。

コロナ禍

学校としては、「生徒のためにできることをしっかりとやる」という姿勢で生徒を指導。

建学の精神……「九転十起」・「愛」

▼創立者浅野総一郎の生きざまを表した「九転十起」は、本校の根幹をなす言葉。
失敗しても諦めず、努力を続けて目標を達成するということが何より大切ということ。
▼上記の「九転十起」の考え方を支えるのが「愛」の精神。
▼なすべき仕事をなすために、労を惜しまず努力を続けて、人に対しても社会に対しても奉仕と
貢献をしていくことが何よりも大切という考え方。

6月1日に学校を再開

生徒たちが当たり前のように登校する日常が、大切で平和であることを実感した
とは言え、まだマスク着用での登校なので、以前と同じとは言えない
生徒たちが楽しみにしている部活動は、まだ再開されていない
学校行事については、どのような形で実現できるかを一つ一つ模索している
安全に配慮して進めていくことが肝心と考えている
徐々に学校生活を平常に戻していきたいと考えている

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大に向けた本校の取り組み

山田 啓太副校長より新型コロナウイルス感染症感染拡大に向けた本校の取り組みのお話がありました。
その中から一部を紹介いたします。

オンラインの活用

Google Classroom を主力としている。
先生の方から動画・スライド・プリントを渡す→生徒が送り返す→チェックして戻す。
中学1年生には、hangout meetを使って、担任が一人ずつ直接面談している。
ICTの分野では、テレビに出るほど最先端ではないが、トップグループにはいると自負。

教育方針とカリキュラム

吉澤 久光教務部長より教育方針とカリキュラムについてのお話がありました。
その中から一部を紹介いたします。

本校の教育方針・カリキュラム

▽一人一人の進学希望を実現するカリキュラム
 ▼中1・中2…形成期、中3・高1…発展期、高2・高3…完成期
▽授業を大事に、疑問を残さない意識をさせるカリキュラム
 ▼日常の授業を大切にし、学習習慣を身につける指導を徹底
 ▼教科専任制で密度の濃い授業を中心に据え、質の高い授業を行う
▽多くの先輩の実績に基づいたオリジナルテキストや独自プリントを使用したカリキュラム
 ▼長年のノウハウと実績に裏打ちされた本校の独自教材で、生徒の高い学習意欲に応える

浅野の学校生活~さまざまな学校行事の紹介

石井 裕啓教頭より学校行事の紹介がありました。
その中から一部を紹介いたします。

学習

学校生活の中心はもちろん「学習」
新しい知識や複雑なものの考え方を身につけることは、刺激的でとても意味のあること
学習というと頭の問題と感じるかもしれないが、浅野学園では身体を大切にしている
人と人との関りを大切にしていきたいと考えている

校外研修・研修旅行

校外研修や研修旅行を、学校生活を豊かにする重要な場と考えている
中1・中2の「飯ごう炊さん」、「鎌倉散策」、「林間学校」、「スキー教室」から、中3の
「京都研修旅行」まで、実行委員は準備段階から教員と共に企画・運営している
生徒たちが力を合わせて準備をしているということが大切
様々な意見の対立を乗り越えた先で行事が実現している
高校の修学旅行なども、これからますます自由度を上げて変わっていく予定

浅野の学校生活~生徒会が主体となった行事の紹介

生徒会顧問部長の近藤 正治先生より生徒主体の行事についての紹介がありました。
その中から一部を紹介いたします。

生徒会

生徒会は、自主の精神に基づいた、生徒の生徒による生徒のための組織
生徒会の役割は、生徒の力で充実した学園生活を作り上げていくこと
今年度は新型コロナウイルスの影響で学校行事の変更を余儀なくされている

生徒会が主体となっている行事(例年)

中学スポーツ大会……例年6月実施。中学生が準備・運営する球技中心の行事
打越祭(第1部:文化祭)……例年9月実施。毎年来場者数は1万人を超える
 →文化祭実行委員は、仲間と共に試行錯誤しながら企画を考え、準備を進める
打越祭(第2部:体育祭)……近年復活した応援団による応援合戦も見どころ
AOHAfes……昨年行われた100周年の記念行事

生徒会活動や学校行事を通して、多くのことを学んでほしいと願っている

学校訪問を終えて

学力だけではなく、生きていくための力をつけさせたいという学校側の姿勢には、以前から共感する部分の
多い学校でしたが、校長先生が変わっても、その伝統は脈々と受け継がれているということを感じました。
今年は、新型コロナウイルスによる学校閉鎖があったため、浅野学園が力を入れている生徒の自主による
学校行事にもずいぶん制限がかかったようで、先生方のもどかしい気持ちが画面を通して伝わってくるように
感じました。