最新記事 2020年03月24日

テーマ: 社会

学年別 春休みにやっておきたい社会の学習

皆さんこんにちは!

国語科・社会科の清水栄太です。

今回は春期期間に取り組んでおきたい学習についてお伝えします。

5年生

5年生は、どの塾でも地理を学習していますね。
今の時期に学習している部分は入試でも頻出の単元となっています。

この春期で学習しておきたいことは、地理のなかでも特に重要な都道府県や白地図との一致です。

この時期、5年生の授業をしていると…
「新出の用語はよく定着している」
「白地図が絡むと正答率が下がる」
「頭の中で白地図がイメージできていない」
と感じることがよくあります。

新出の用語は印象的で、興味・関心が高いため記憶に残りやすいですが、都道府県などの4年生で学習した知識は忘れがちです。

しかし、都道府県や白地図との一致は、社会の要。
算数で例えるなら四則計算と同じくらい重要です。
用語と位置を結び付け、覚えた知識を「使える状態」にしなければ意味がありません。

とはいえ、5年生はスタートしたばかりですので焦らずとも大丈夫です。
この春期期間をいかして都道府県と白地図との一致をトレーニングしてみてください。

都道府県や白地図との一致のトレーニングには、各塾で出版されている白地図教材を活用すると良いでしょう。

「社会が苦手…」というお子さんは、まず、そのテキストの穴埋めからはじめてみてください。
(学年が変わっても使うのでコピーして解くことをおススメします。)

「社会をさらにできるようにしたい!」
「より得点アップしたい!」というお子さんは、以下の方法でトレーニングをしてみてください。

1.白地図のみ載っているページをコピー
2.テーマ(※)を決めて思いつく限り書き出す
3.テキストの前半ページと地図帳で答え合わせ

※テーマはこれまで学習した単元(【例】農業:稲作のさかんな地域や栽培方法の工夫 工業:工業都市 資源:発電所の分布 など)が良いです。

都道府県や白地図との一致ができている方は、苦手な単元の補強を行いましょう。
特に、グラフやランキングなどを定着させる期間として位置付けても良いでしょう。
この時期のグラフやランキングは入試問題にも直結してくる部分が多いので、ここで土台作りを行いましょう。

6年生

6年生は、各塾の進度によって、学習内容が大きく異なります。

はじめに、公民を4月から学習するお子さんについてお伝えします。
お子さんの得意不得意がありますので、目安ではありますが、最優先は歴史です。

2月までに一周した歴史の内容について、3月で総復習をしている塾が多いです。

したがって、3月の総復習で弱点となった単元を補強することが春期の学習内容です。
歴史は比較的安定している方は、テーマ史の中でも入試の出題頻度が高いテーマ史の学習を行いましょう。

入試頻出のテーマ史は「文化史」「外交史」です。
文化史は、作品や写真などの作者と時代(文化)との一致を目標に学習を進めてみましょう。
外交史は、条文や外国の関係や背景に注目しつつ、資料集を活用して学習を進めましょう。

さらに、最上位、難関校を目指す方は産業史を固めておくと先々プラスに働きます。

次に、すでに公民を学習しているお子さんについて。

2月から公民の学習をしているお子さんは、春期に入る前までに、入試のなかでも重要な政治分野の学習をしています。

中学入試社会の平均的な分野別の出題割合は、地理3~4:歴史4~5:公民:1~3です。
公民の出題量は他分野に比べて少ないのです。
そして、その少ない公民分野のなかでも、政治分野の出題は、実に半数以上を占めます。

ですので、これまで学習した政治分野の定着は、入試を見据えた上でも非常に重要になってきます。
では、どのような学習をすれば良いのか。

政治分野において重要なのは、用語の理解です。
春期の期間で、テキストの太字、模試・テストで失点した語句を、口頭で説明させる練習をしてみましょう。

漢字に惑わされて苦手意識を持つお子さんが多いですが、逆に漢字がヒントになるということを用語の説明を通して気が付けると得点源に早変わりします。

公民は他分野に比べて、自力で学習するのが大変な側面もあります。
説明させる機会を設けることで、楽しく一緒に学習を進めることでお子さんのやる気もアップしていきます。

ぜひ実践してみてください。

応援しています!

それではまた次回お会いしましょう!