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投稿日:2012年05月05日

テーマ: 受験情報 / 国語 / 日記 / 自由が丘校

4月セミナーの振り返りと6月セミナー

4月セミナーは、今週の月曜日開催されました。
あいにくの雨でしたが、無事お客様も入り、さっそくドクターに入会される方もでるなど、前回(前回も入会者あり)と同様、ドクターの方針に共感、信頼をしていただけたようで、セミナー責任者としてはうれしい限りです。

偏差値20アップとありますが、要は勉強方法を変えるだけで、効果は出るということ、そして、本来大切なことである、学ぶ楽しさを味わってほしいということをお伝えしたくて、毎回、講演しています。
あきらめる前に、やるべきことをしっかりやることが大切なんだと思います。

国語の指導方法もまちまちで、とにかく小手先のテクニック(傍線の前後だけ読めばいいなど)だけで解けるとか、多読ばかりさせて、根本的な文章のとらえ方を教えていないとか、解答にたどり着くための筋道をしっかり教えていないとか、本当に国語をなめているとしか思えない講師が多すぎます。それも、そんな指導法でトップコースを教えていたり、御三家コースを教えていたりするのですから・・・。

だから、保護者の方も成績が良いので国語はできると勘違いする方が多いのです。

さらに、大学入試のテクニックを活用して、簡単に解けると勘違いされる方も多いのですが、国立大学レベルの素材が出題されるのが首都圏の中学入試なので、大学入試のテクニック自体が通用しない問題も多いのです。特に記述が多い筑駒、開成、麻布、駒場東邦、武蔵、桜蔭、女子学院(今年は記述がかなり多くなった)、雙葉などの難関校や学習院女子、立教女学院、慶應普通部、成蹊、海城、暁星などの上位人気校、付属校は。
それも、思考がある程度固まっていて、予備知識もある高校生が解くのではなく、論理的思考もおぼつかない、社会知識もあまりない小学生が解かなくてはいけないのですから、指導がどれだけ大変で、どれだけ分析力が要求されるか、理解していただけると思います。

国語の指導は、かなり難易度が高く、しっかり教えられる講師は少ないのが現状なのです。最近、学習相談や体験授業で「国語は、やはり講師の力量が大きいですね。」とよく言われるのも、その表れではないでしょうか。国語ほど講師の力量が試される科目はないのです。

私も日々、勉強しています。そんな中で大手塾のトップ講師でもなかなかできない、指導技術のノウハウを6月のセミナーでお話しできればと思っています。
今回のセミナーは自由が丘校で開催します。定員が6名程度と少人数ですので、お早目にお申込み下さい。
(すでに1名参加が決定しました。)

次回は、自由が丘校のホワイトボードに書いた女子学院の問題の解説と女子学院の今年の入試問題の簡単な傾向分析をお話しします。お楽しみに。