メニュー

投稿日:2009年04月12日

テーマ: ドクター通信 / ニュース / 受験情報 / 国語

ドクター通信(4月号)

例年より早く本格的な春を迎えた感のある今日この頃ですが、皆様におかれましては益々ご健勝のことと存じあげます。

さて、6年生はこの4月より本格的に受験生の仲間入りをするわけですが、まだまだその自覚が足りないと親御さんはやきもきしていらっしゃるのではないでしょうか?例年言えることですが、この時期にその心構えが完成できている生徒は皆無に等しく、夏休み中盤当たりでようやく「さて、ぼちぼち本気を出すかな」というのが現状です。   しかし、早めにそれができているにこしたことはありません。同じ授業を受けていても、目を輝かせて聞いている生徒もいれば、視線が定まらず、シャーペンいじりに熱中している生徒がいるというのはその差の表れだと思いますし、事実、早い時期から前者のような授業態度を継続的に保てた生徒のほうが、本番入試で断然強いことは言うまでもありません。しかしあれもこれも要求してもこの時期まだまだ幼い生徒には負担が多いので、「心構え」などという大層なものではなく「お約束」ということで以下のことをお守りいただきたく思います。

  1. GWまでに能力に関係なくできること、つまり暗記物を仕上げること。(たとえば前年度の理科・社会、算数の公式、国語の漢字・語句など)
  2. 意識して授業への集中力を高める。つまり当事者意識を持つこと。(その生徒が受かるかどうかは大体この辺りで予測できます)
  3. 宿題は「今やっていることが入試にでたらどうしよう」という危機感をもって仕上げること。(やらされている感のある生徒はそこで時間の無駄遣いをしていることを自覚してください)
  4. 教わった通り実行する。それを実行するために一度教わったことは忘れないようにすること。(同じ授業を受けていても差がつくのはこの一点に尽きます)

まだ焦ることはありません。(この時期はテストの結果に一喜一憂する必要はありません)しかし着実に進歩しなくてはいけません。日々向上しなければいけない自分を自覚していきましょう。