メニュー

投稿日:2009年04月09日

テーマ: ニュース / 受験情報 / 国語 / 国語通信

国語通信(4月号)

5.6年共通事項
先月は一文一文を丁寧に読めば結果的に文章全体の内容がつかみやすくなるというお話をしました。また、授業では(永田の授業では)「心の音読」を併用させることで文が立体的に映像化され、より内容が頭に入りやすくなることと、さらに、ボールペンを一文一文に沿わせて読むことで、一定のリズムで集中して読めるメリットをお伝えしました。まさに目と手と心を使った「体全体読み」ですね。これを習慣化してください。
今月はせっかく丁寧読みができるようになったのですから、さらに発展させ「文章全体のテーマ」つまり「筆者の言いたいこと」を見つける努力をしましょう。では、そのテーマをどうやって見つけるか?以下でそれをお教えいたします。読んでいる途中でそれらを見つけ次第、線をつけていきましょう。

  1. 具体例の直前直後
  2. 「つまり」「このように」で始まる文
  3. 最終形式段落
  4. 文章全体のキーワード(選択問題ではそれが含まれたものを残すようにする)
  5. 「~しなければならない」「~が大切である」など筆者の強い考えが書かれてある文

そして、1~5の内容をまとめます。これがテーマとなり、たとえば、選択問題で二者択一で迷った場合はそれにより近いものを選び、記述で要旨をまとめる問題を仕上げるときはテーマ自体が答えとなります。いろいろ応用できますので是非押さえておきたいところです。次回も新しいノウハウを伝えてまいります。

※6年生に配布している「国語のノウハウ」は春講期間中お休みさせていただきます。4月2週目から再開予定です。