最新記事 2009年11月25日

テーマ: ニュース / 社会

ニュースの中の社会

突然ですが、現在開かれている国会は何国会でしょうか?

答えは臨時国会です。10月26日に召集され会期は今月末までです。臨時国会は、内閣が必要と認めたときやどちらかの議院の総議員の4分の1以上の要求があるときに召集されます。ちなみに、鳩山由紀夫が内閣総理大臣に指名された国会は総選挙の後9月に開かれた特別国会でした。

 いまこの臨時国会でニュースでよく取り上げられているのが「事業仕分け」です。事業仕分とは、国のお金をムダに使わないように、国の仕事をほんとうに必要なものかどうか区別することです。行政刷新会議の「仕分け人」というひとたちがやっています。国の仕事はおよそ3000あり、そのうち450の事業について今月末までにチェックをします。

  これまでは、各役所がやりたい仕事について、どんな仕事でどれくらいお金がかかるかという事業案を財務省に提出していました。財務省が許可を出せば予算案として国会に出されました。そして、予算案が国会を通れば各役所に予算がわたされていました。しかし、これでは、役人どうしの話し合いだけで国の仕事が決まってしまいます。とくに、財務省の権限が大きくなります。また、予算の決定の過程が国民にオープンではなかったので、特定の政治家の介入が起こることもありました。

 そこで、国民にわかるように国の仕事の再検討がはじまったわけです。これが事業仕分けです。

事業仕分けには問題がないわけではありません。まず、「仕分け人」の人選は中立的かどうか?また、議論はすべて公開されているので仕分け人たちはパフォーマンスにはしることはないか?一時間の議論で結論を出すには短すぎる・・・

さまざまな問題があることは事実ですが、国民の前に予算決定のプロセスをオープンにし、官僚主導から国会議員主導に転換しようとしたことに大きな意義があると思います。

 

社会では知識を覚える作業が多いですが、覚えた知識を使って考える問題も最近増えてきています。新聞やニュースで報道されていることの意味やその原因や問題点を自分の知っている知識を使って自分の頭で考えてみよう。