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ツバメ一家と台風一過

みなさん、こんにちは。大木快です。seijoblog_august1

6月のブログで紹介した「ツバメの巣」。成城学園には実に多くの巣がありまして、駅から成城学園の校舎まで歩く間だけでも、3軒の巣があります。通るたびに思わず家の中をのぞいてしまいます。 写真はそのうちの1軒。小さかった雛ももうすっかり成長して、巣の外に出て飛べるようになっています。この後しばらくは近所を飛び回っていましたが、その後は姿を見かけなくなりました。
今はどの巣も、主が去りひっそりと静まり返っています。
小さかった雛が口をいっぱいに開けていた姿を思い出すと、感慨深いものがあります。
同時に、にぎやかだった雛たちがいなくなり、心に穴が開いたような気持にもなりました。

大型の台風5号が日本列島を横断し、西日本を中心に大きな被害をもたら

seijoblog_august2しましたが、その台風が関東地方を通過した日の夕方、成城学園の校舎の入り口から空を眺めると、巨大な虹を見つけることが出来ました。
写真ですが、外側にもう一つの虹がうっすらと写っているのが分かるでしょうか。
虹は、太陽の光が空中の水滴内部で反射した光が届いて見えているものです。光が水滴に出入りする際に屈折するのですが、この時色の違い(=波長の違い)によって、色が分かれるため、いわゆる「7色」に分かれて見えます。

太陽の光がどの程度曲がって反射するかが決まっているため、虹の見える向きも、実は決まっています。太陽を背にして、角度=約40度の円すいを描く方向に見えます。
角度が分かっていますから、
①太陽の光が届く
②太陽高度が低い(朝か夕方)
③太陽の反対の方角に水滴が存在する(天気が悪い)
という条件がそろえば、虹が見える位置も予測できます。このことを知っていれば、誰も気づかない微妙な虹も発見できますよ。
今回はいわゆる台風一過のタイミングでしたが、大変良い条件がそろってくれました。

今回の虹はメインの虹(主虹)の外側に「副虹」もはっきりと見ることが出来ました。もちろん主虹の方が光の量が多いためくっきりと見えます。
seijoblog_august3また、今回の虹は非常に鮮やかで大きく、日没後で背景が薄暗い時間帯だったので、光が集まってくる虹の部分だけが明るく輝く様子が大変よく実感できる貴重なものとなりました。

ちなみに、中学入試においても虹は出題されます。テーマはレンズと同じ「光の進み方」。
どんな時に、どんな向きに見えるか、という現象面の知識が問われます。さらに水滴内部における反射や屈折といった、根本原理にかかわる部分は難度が高いため、誘導つきや選択肢で出題されます。いずれにしても、見た目のカラフルさとは裏腹に、奥深い仕組みになっています。
無数の水滴が光を分けているなんて想像しづらいとは思いますが(笑)、見ているだけで十分引き付けられ、魅力的な学習テーマと言えるでしょう。

今年の8月ですが、雨の日が記録的に多いらしく、気温も低いようです。
雨は大変ですが、受験生にとっては過ごしやすく、勉強しやすい気候だったとも言えますね。
最後は体力勝負になりますから、夏バテを解消しておきましょう。
睡眠・栄養をしっかり取り、バランスのとれた生活を心がけたいですね。
心身ともにコンディションを整えて万全の状態で2学期を迎えましょう。


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