昨日の授業で早速、四谷の合不合予備の解き直しを授業で行いました。 やはり、論説文が「言葉」についての文章で抽象的であるため、読解に時間がかかり、物語文では長文ゆえ、あわてて読んで、抜き出し問題で時間を取られて、最後まで解

今、大手塾がお休みの状態で、ご家庭での勉強時間がたくさんありますね。（笑） ここで、効果的な国語の学習をアドバイスします。 まず、語彙力強化。 言葉の学習は大手塾に通塾していると、疎かになりがちですので、しっかり漢字学習

さて、今年度の桜蔭中の入試問題を分析したいと思います。 まず１の文章ですが、やはり、日本文化の価値の高さを見直す、桜蔭中らしい題材が出題されました。 桜蔭は文化論が多いのですが、その多くは欧米と比較しながら日本の良さを見

今年度から、講師ブログのほか自由が丘ブログというのも、書き込んでいきたいと思っています。 不定期でございますが、よろしくお願いします。 さて、新年度が始まり一か月が経ちました。 新ドクター生も続々と増え、授業のコマが増え

今年度も厳しい入試になりました。 毎年、この学校の志望者を指導していて思うのですが、本当に国語で決まる学校だなあと思います。 ほかの女子御三家、豊島岡、学習院女子、立教女学院、鷗友学園女子などもそうですが、国語の力がない

中学受験の合格体験記や塾の広告などには、しばしば「偏差値４０台からの大逆転！」とか、「偏差値２０アップ！」などのセンセーショナルなタイトルに遭遇することがあります。 「偏差値４０台からの大逆転！」は本当に可能なのでしょう

ブログを見ている皆様、お久しぶりでございます。 入試もひと段落し、新学期もスタートしてやや落ち着きましたので、さっそくブログを書いている次第でございます。 さて、その前に表題の意味をご説明します。 実は、昨年度からドクタ

自分は全体の中でどの位置にいるのか？ 誰しも自分のポジショニングに興味があります。 たとえば、身長や体重。クラス全体の中で自分は前から何番目か？一列に並べばこれは目で見てわかります。 ところが、「学力」の測定となると話は

賢者は歴史に学び愚者は経験に学ぶ これはドイツ（プロシア）の鉄血宰相ビスマルクの言葉です。 賢い人は先人たちの様々な経験（＝歴史）から学ぶが、愚かな者は自らの狭い体験からしか学ばない、という意味です。これは読書による追体

  ２月入試が一段落すると、主要校の 入試問題解き を本格的に始めます。 例年、春休みに入るまでを目途に5０校以上。 目的は「入試問題の傾向分析」と「講師としての自己研鑽」です。   １月校の入試問題