最新記事 2019年01月25日

テーマ: その他

今からできる!合格のためのスコアメイキング講座

6年生のみなさんやお父さま、お母さまは、中学入試の本番である2月1日に向けて、あわただしい日々を送っていらっしゃることと思います。そんな中、入試本番で少しでも合格の可能性を高めるために、できることは何でしょうか?ひたすらに過去問をくり返して解く、今まで解いた過去問の間違い直しから苦手分野を洗い出す、2018年に起こった時事問題のおさらいをする、本人が自信を失わないようにあまり難しくない参考書を使って各教科の総まとめをさらっとやってみる…。どれも正解だと思います。お子さんによって状況は千差万別ですから、全員に合った勉強法をここでご紹介するつもりはありません。私がおすすめしたいのは、入試本番で実力を発揮するため、入試本番に向けて、各教科の目標点と効率的な時間配分をあらかじめ決めておくことです。私はこれを「スコアメイキング」と呼んでいます。

まず、2月1日受験校の過去問解答用紙をご準備ください。そして過去3~5年分の合格最低点の平均を出します。赤本の解答用紙の表紙を使うと効率的です。そして各教科ごとに用意した解答用紙の右上に本人の「目標点」を書きます。「目標点」は4教科を合計して合格最低点を上回るようにしてください。例えば、国語算数理科社会が100点・100点・50点・50点の学校で、合格最低点が180点の場合、算数が苦手なお子さんは、国語70点、算数50点、社会30点、理科30点くらいが目標点になるのではないでしょうか。

次に、その目標点を取るために、必要な時間配分と問題を解く順番を決めて解答用紙に書き込みます。国語なら物語文を先に20分で解いてから論説文にとりかかるとか、算数だと15分で小問集合を解いたら苦手な平面図形は(1)だけやって規則性の問題は全部解くとか、そういう手順を決めておくのです。これを受験校ごとに行います。そしてその解答用紙を当日は受験校に持っていき、直前に時間配分を確認します。これで落ち着いて受験ができるはずです。

模擬試験と違って、実際の中学受験では入試形式も科目も制限時間も、各校ごとにバラバラです。算数のみ60分で国語は50分、理科社会は30分という学校もあれば、午後受験で算国2教科のみしかテストのない学校もあります。理科社会を50分50分で解く学校もあれば、理社は同時にテストが配られて合計60分の制限時間という学校もあります。入試期間中に各校の入試形式に対応して頭の中を組み替えていく作業は思っているより大変な作業となります。午前午後の両方を受験する方はなおさらです。

みなさまに入試本番で実力を遺憾なく発揮していただくために、このスコアメイキング法が何らかの助けになれば幸いです。ありがとうございました。