メニュー

投稿日:2009年09月02日

テーマ: ニュース / 社会

総選挙と時事問題

 8月30日に行われた衆議院議員総選挙で民主党は300議席を超える議席を獲得し、一方、自民党は1955年の結党以来の歴史的大敗を喫し政権交代が実現しました。半世紀前、鳩山一郎が吉田茂を政権の座から追いやったように、鳩山一郎の孫の鳩山由紀夫が吉田茂の孫の麻生太郎を政権の座から追い落としたのには、歴史の因縁を感じます。

 今年度の中学受験の社会では「総選挙」が出題される可能性は非常に高いでしょう。ただし、最近の社会は歴史や公民との関連で時事問題が総合問題として出題されることが多いのですが、各分野の基本事項をしっかりおさえておけば心配することはありません。

総選挙に関する基礎事項

1 選挙当日に投票に行けない場合、投票日より前に投票できる選挙制度を何といいますか。

2 選挙の手続きについて定めた法律の名を答えなさい。

3 衆議院議員の総選挙はどのような選挙制度で行われますか。

4 衆議院議員の総選挙の時に同時に行われる、最高裁判所の裁判官が適任であるかをチェックする制度の名を答えなさい。 

5 衆議院議員の定数は何人ですか。また、小選挙区は全国でどれだけありますか。 

6 今回の総選挙で第1党になった民主党はその他の政党とともに内閣をつくりますが、複数の政党がつくる内閣を何といいますか。

7 衆議院議員の総選挙は衆議院の解散の日から何日以内に行わなければなりませんか。 

8 新しい内閣総理大臣の指名を行う国会を何といいますか。また、それは総選挙の日から何日以内に行わなければなりませんか。

9 特定の支持政党を持っていない人たちのことを何といいますか。

10 選挙を監督する仕事を行っている国の役所の名を答えなさい。

答え

1 期日前投票

2 公職選挙法

3 小選挙区比例代表並立制

4 国民審査

5 480人、300

6 連立内閣

7 40日

8 特別国会、30日

9 無党派層

10 総務省