夏期講習は受験生の天王山？ ｜ 個別指導塾なら受験Dr.(受験ドクター)｜中学受験専門プロ講師による個別指導塾 通塾・オンライン指導が選べる

こんにちは。
たまプラーザ校のRS講師です。
少し前まで暑くなってきたなぁと思ったら、ここ数日は涼しい日が続いて、夜はすこし寒いくらいです。
暑くなったり、寒くなったりのせいか、学校によってはインフルエンザで休んでいる子が出ているようで、体調管理に気を付けたいですね。

さて、みなさんあと一ヶ月もすれば夏休みが始まります。
夏に向けての準備は進んでいますか?
「夏休みこそ、受験生の天王山」とはよく言われることです。

確かに夏休みをどう過ごすのかで受験の成否は大きく決まります。
しかし、それは考えなしに塾に行って勉強していればいいということではありません。
前回、春休みの時にも書きましたが、長期お休みでは基本的に塾のカリキュラムはどこも足踏みして、新しいことを学習する割合は減ります。

だからこそ！
いつもはできていないことを振り返るチャンスなのです。
夏休みを復習に上手に活用できなかったときの機会的損失は甚大です。にもかかわらず多くの人があまり考えもなく、塾に言われるままに講座を受講します。夏休みは必ず何を習得するのか、先に目標を設定してから入らなければいけません。
もし、その目標に合致しないのであれば、講座を受講しないことも十分に検討するべき選択肢なのです。

十把一絡げなテキストと長時間の拘束。毎日なにかと忙しい気はするが、充実感はもう一つ・・・・気づけば夏休みもそろそろ終わりかぁ・・・。

夏休みの失敗はこんなパターンです。受験生が本当に意義深い夏休みを過ごすには、こういう時こそ個々人にカスタマイズした課題に取り組まなければなりません。

もちろん長期のお休みと言っても時間は限られているので、なにもかもを復習することはできません。
しかし、焦ってあれもこれもと２の理解を５個得るより、１０の理解を１個得るほうが良いのです。
なぜなら、勉強というものは深く理解した一つの事柄を核にして大きくしていくものだから。
一つのことを深めることで、深く理解するとはどういうことかどいうこと自体が分かってきます。そうすれば、他の事もだんだんコツが掴みやすくなっていくのです。
この夏は、自分が本当に「苦手」だと思っていることを一つ克服してみましょう。
その経験と結果が次の自信に繋がっていくのです。