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こどもの日

皆さんこんにちは!受験ドクターのIです。
新学年がはじまったと思いきや、あっという間に5月になりました。徐々に暑くなってきていて夏が近づいてきている感じがしますね。

「5月」というと、「こどもの日」という小学生にとってはちょっとうれしい(?)祝日がありますね。
そんな「こどもの日」である5月5日ですが、別の言い方もあるって知っていますか?

5月5日は「端午(たんご)の節句」あるいは、「菖蒲(あやめ)の節句」と言います。
実は、「節句」は社会の入試問題で問われることもある(2015年慶應義塾中等部など)ので知っておくとよい知識です。下にまとめておきますのでこの機会にお子様(特に6年生)と確認してみてください。

1月7日…七草の節句、人日の節句
3月3日…桃の節句
5月5日…端午の節句、菖蒲の節句
7月7日…七夕
9月9日…重陽(ちょうよう)の節句、菊の節句

太字はそのまま問われることもあるので必ず覚えておきましょう♪

さて、社会の先生のようなお話をしましたが、私は算数専門。節句に関して算数っぽいお話しもしておきましょう。

「同じ年である場合、桃の節句(3月3日)、端午の節句(5月5日)、七夕(7月7日)は同じ曜日」です。
今年2016年5月5日は木曜日です。そして、2016年の3月3日、7月7日も木曜日です。

なぜなのか考えてみましょう。
3月3日と5月5日を比べると2ヶ月+2日です。ここでの2ヶ月とは3月が31日まで、4月が30日までなので31+30=61日です。
よって、5月5日は3月3日の61+2=63日後となりますね。
63は7の倍数ですから、5月5日と3月3日は同じ曜日となるわけです。

5月5日と7月7日も同じです。2ヶ月+2日=31(5月)+30(6月)+2=63日後
となるので同じ曜日ですね。

節句とは少し離れますが、7月7日と9月9日はどうでしょうか。
2ヶ月+2日=31(7月)+31(8月)+2=64日後
7月と8月が共に31日まであるせいで、64日後となってしまいました。
ということは同じ曜日ではありませんね。

9月9日と11月11日はどうでしょうか。これはもう計算できますね。
30(9月)+31(10月)+2=63日後となるので同じ曜日になります。

また、偶数月についても考えてきましょう。
4月4日、6月6日、8月8日、10月10日、12月12日は全て同じ曜日です。
全て2ヶ月+2日=63日となりますので、確認してみてくださいね。
ちなみに2月2日と4月4日は違う曜日です。これは2月が28日または29日までしかないからですね。

代々木校には端午の節句にちなんでミニ鯉のぼりが飾られています。
鯉が滝を登って竜になったという伝説「鯉の滝登り」のように
中学受験という滝を一緒に登り切っていきましょう!


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