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寒くなると猛威を振るう“アレ”の知識とその対策

みなさん、こんにちは!受験ドクター白金高輪校のA.K講師です。
もうすぐ、12月も終わり2019年が幕を閉じます。皆様にとってこの一年は実りある年でしたでしょうか。
6年生は間もなく1月の埼玉・千葉受験が始まります。お試しとして受験をする方が多いことかと思われますが、本番に備えて少なくとも1年分は過去問を解いておきましょうね。

さて、今回は日本中を騒がせているこのシーズンならではの話…そう、「インフルエンザ」についてです。
校舎内では先月のブログで太田先生が触れたように、加湿器を指導ブースと受付に計2台設置し、教室内を“
“適切な”湿度に保つように指導環境を整えております。
では、ここでどの程度が“適切な”湿度なんでしょうか。
研究者であるG.J.ハーバー氏が1961年のデータを基につきとめた結果、

・室温が20.5~24℃
・湿度が50%~60%

であるとインフルエンザウィルスは高温多湿に弱いため、空気中での感染力が弱くなるそうです。湿度が50%あれば、6時間後のウィルス生存率は劇的に減ります。
ただ、湿度が50%を割ってしまうとウィルス感染しやすい環境となり、40%未満で半数以上のウィルスが生き残ってしまう、とのこと。
また、逆に湿度が70%以上では、今度はカビが増殖してしまうために不衛生な環境となってしまいます。
以上のことから、この時期の教室内では空調は暖房・21℃に設定し、2台の加湿器を最大限に稼働しております。室温は23℃前後、湿度は50%~57%を保つように気をつけております。
インフルエンザの予防接種をまだしていないという方も、ワクチンが残り少なくなってきていることと思いますので、1月の入試が始まるまでにはすませるようにしましょうね。

冬期講習が始まります!
受験ドクターでは、6年生は最後の総仕上げや基本知識の補充として、受験生以外も新しい学年に上がる前に既習事項の確認や1歩ステップアップした内容への踏み込みとして、12/24(火)より冬期講習が始まります(年明けの1/5(日)まで)。ぜひご活用ください!!

下の写真は、最近新たに設置した、校舎内の室温と湿度が目で見て分かる優れモノ!インフルエンザの危険度を、絶対湿度のデータをもとに2段階で表示してくれます。
冬場だけでなく、夏場は熱中症の危険度も測ることが出来るのです。

温湿計

今年も1年間、お世話になりました。皆さま、ぜひ良いお年をお迎えください!
2020年も受験ドクター白金高輪校を宜しくお願い致します。


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