中学受験8ヵ月前の留意点 (ドクター国語通信6月号からの抜粋)|中学受験専門国語塾ドクターが「国語」の偏差値をアップさせる奥儀を伝授!

  • ログイン
  • 新規会員登録
  • サイトマップ
  • 採用情報

中学受験8ヵ月前の留意点 (ドクター国語通信6月号からの抜粋)

 梅雨の季節が到来しました。体調を崩しやすい時期ですので、皆様ご自愛くださいませ。

 2月の新学期より早や4ヶ月経ちましたが、6年生はこの間行われた模試の結果に一喜一憂していることだと思います。私は先月号で、この時期の模試で重要なのは結果ではなく、そこから自分の弱点を明らかにし、次に活かすことだとお話しました。

 よい成績を収めた生徒さん。よく頑張りましたね。でも「たまたま」だったかもしれません。大切なことはそれを定着させることです。慢心することなく日々精進して、一期一会のつもりで授業に臨んでいきましょう。

 成績が思った以上に伸びなかった生徒さん。何か原因があると思います。落ち込んだりあきらめたりせず、その原因を追求し、必ず克服するという強い意志を持ちましょう。入試に間に合えばいいのです。焦らず実行していきましょう。

 さて、今回の模試で入塾時より偏差値10以上アップした生徒が5人(全員男子!)でました。例年に比べ勉強への取り組み方が真面目な生徒さんが多い結果だと思います。しかし、同じ授業を受けているのに、また、学習時間もさほど変わらないのに成績に差が出てしまうのはなぜでしょう?それは一言でいえば「心構えの差」だと私は思います。考えられる理由を以下にまとめました。一つでも該当すれば致命的です。今日から克服しましょう。

 

1.「指導カルテ」に記された指摘を真摯に受け止める気持ちがない。(改善しようという意志がない)

 

2.家庭での学習時間は確保しているが、集中力に欠けるため、実質勉強時間が極端に少ない。(勉強部屋という密室で机に向かっている時間だけが長い)

 

3.復習不足、もしくはそれを次の授業に活かそうという気持ちに欠けている。(復習をやる意味がわかっていない)

 

4.受験を成功させるために、この1年を勉強に費やそうという意志、覚悟に欠ける。

 

5.そもそも受験が親の希望であり、本人に当事者意識がなく(仕方なく)勉強している。(親が子にプレッシャーだけを与えている)

 

中学受験ドクター 国語科