筑駒、麻布、渋幕、海城!男子中高一貫校の勉強生活とは 【vol.241】



第241号 2016-04-19

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筑駒、麻布、渋幕、海城!男子中高一貫校の勉強生活とは

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春爛漫。
八重の桜が満開です。

遠く、熊本、大分では、
今なお続く避難生活に
1日も早い復旧を祈るのみ。
わたくしも祈ることしかできないのですが。
胸が痛みます

さて、
お題の「中高一貫校の勉強生活とは」。

中高一貫校を受験する前に、
その先の生活のことなんて、考えられない。
ましてや、大学受験なんて!

そんなお声が聞こえてきそうですが、
それは、違う。

何のための受験?

中高一貫校に通わせるための受験です。

であれば、
その先の勉強生活までしっかりイメージできていなければ、
中学受験の合格がゴールになってしまって、
入学後、こんなはずではなかった、
と後悔してしまうかもしれませぬ。

それでなくとも、
メルマガ読者のみなさまは、
来るべき大学入試改革にあたります。

本日は、東大生4名に中高一貫校の勉強生活について語ってもらいました。

ぜひ、学校選択のヒントとして
ご活用いただけましたら幸いです!

ただただただただ、ごめんなさい。
なぜか、今回お声をかけて集まってくれたのは、
全員男子校出身。
渋幕のみが共学ですが、
ほぼほぼほぼほぼ、男子の中高一貫校生活のお話し。

女子もまたの機会にいたしますので、
今しばらくお待ちください。


ここでちょっとお知らせです。

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【筑駒 麻布 渋幕 海城!中高一貫校の勉強生活】

ではでは、今回の参加の4名を。
就職活動中の東大文系4人組ですので、
お顔とお名前は伏せました。
ご理解を!

筑駒君:東京大学文学部4年
麻布君:東京大学法学部4年
渋幕君:東京大学文学部4年
海城君:東京大学法学部4年

春野  本日は、お集りいただき、ありがとうございます。

全員  よろしくお願いします。

春野  これだけ、男子そろうと壮観ですね。
     みなさんは、首都圏の中高一貫校出身と。
     男子校、それも名だたる学校群ご出身ですね。

筑駒  そうですね。

春野  では、気になる成績のお話しから伺いたいと思います。

【成績の推移と進学先の相関関係】

春野  筑駒は、成績が出ないんですよね?

筑駒  出ません。でも、偏差値分布表みたいなのがつくんで、
     自分の点数で、まあこのへんかな、というのはわかります。

春野  入学直後の成績とその後の推移をお教えください。

渋幕  自分は、入学前は自己評価が低かったんですね。
     まあ、渋幕入ったのもまぐれ、みたいな。
     ですから、最初は全体の半分よりちょっと下の成績で、
     こんなもんかな、と思っていました。

     変わったのは、中3のとき。
     よく中高一貫校の中3から高1は中だるみの時期と言われて、
     特に男子はひどいんですけど
     自分は負けず嫌いで、
     ちょうどそのとき、友達から期末テストの勝負を持ち掛けられて、
     絶対負けなくない!と。
     結果、学年2番をたたき出して、
     俺って、いけるじゃん、みたいな。

春野  す、すごい。
     いきなり、2番ですか。

渋幕  大躍進!ですよね。
     でも、その1回が異様に良かっただけで、
     そのあと、やっぱり半分くらいの成績に戻って。

春野  でも、その勢いはすごいですよ。

渋幕  高3で本気になったら、文系では、学年3番でした、最終的には。

麻布  自分は、入ったときは、300人中やっぱり、半分くらいで。

春野   半分あれば、まあ、平和ですよね。

麻布  とにかく、応援団やったり、バンドやってたんで、それに夢中。
     髪の色は、誰より目立っていたんです。

春野  ええっ!見えないですね。ハンサムな真面目君、という感じですが…。

麻布  いやいや。俺、熱い人間なんで、いつも先頭切って走ってましたね、学校生活。

春野  充実の?

麻布  いや、もうかなり充実してました。学校は自由だったし、
     まあ成績は良いわけではないですし、ただ、やればできる、って知ってたし。

春野  一般には、俺はやればできるんだ、って言ってやらないのは、ダメダメですが、
     麻布君が言うと、本当に聞こえるから不思議ですね。

海城  僕は、第一志望だめで、海城入ったんですが、
     とにかく勉強しなくて。
     はじめは、学年で70番くらいだったんですけど、
     中3で中だるみ入って、220番。
     高校になって、これじゃダメだろって、
     頭使ってみたら、意外に使えた。

春野  成績が上がった?

海城  それまでは、頭使うの、億劫だったんですよ。
     いかに怠けながら、勉強している『フリ』をするか、に
     エネルギーを使うヤツだったんで。

     でも、高校になって、周囲を見たら焦って、
     ちょっと頭使った勉強してみようかな、と思ったら、
     結構、面白いように成績が上がっていきました。

春野  東大現役合格だったよね。
     220番からの大躍進のコツは?

海城  高校の1年間は、理科・社会捨てました。
     英語と数学と国語に絞った。
     そして、高2高3と理科、社会も加えてやった。
     この英語、数学、国語の重点方式があたって、
     苦手科目なしのまま、
     東大受験できたのは大きかった

春野  やっぱり、地頭、ってあるのかな、という気になって、
     ちょっと落ち込む春野さんなんですが…。

筑駒  地頭はあります。
     あるけど、東大合格くらいなら、十分普通の能力でもカバーできます。
     要は、努力の目標ですよね。
     目標と異なる努力はしても効果が出ない。
     目標と合致した努力をする、これが大事だと思っています。
     たとえば東大合格するのに、数学を解く面白さを追究するのは、ちょっと違う。
     いかに途中点を確実にとるか。

麻布  それには、個別指導の形って、最強だと思います。

渋幕  俺、自分みたいな家庭教師ほしいもん。

春野  みなさん、東大ドクターで講師してくれてますからね。
     でも、メルマガ読者さんに、
     あらかじめ、受験ドクターさん、仕込んでおいたでしょ、
     っていうような話をしてくれてありがとう・笑

麻布  いやいや、真面目な話です。
     集団って、結局集団なんで、
     それに比べて、個別とか家庭教師だと、
     おまえ、またおんなじミスしてるな、
     きっと、この部分の理解が甘いんだな、って、
     的確に指導できる。

春野  そうなんです、いやあ、うれしいな。
     わかってくださっている。

     俺らの実感です。

海城  選択肢の一つには入れておけばよかったな、とは思いますね。

春野  最後に。
     みなさん、学校生活のなかで、
     初めから決して成績がよかったわけではないですし、
     ほぼ全員中だるみを経験してますよね。

     そんな中で、東大に合格する、そのパワーは、どこから生まれたんでしょう?
     勉強への意欲みたいなもの。
     それが急に起こったきっかけってあります?

筑駒  友人ですね。

麻布  環境です。

渋幕  右に同じ

海城  結局そういうことです。

春野  周囲の友人がやるから、やる。
     環境が東大受験に向いているから、やる。
     そんな感じかな?

全員  そうですね。

春野  なるほど。
     上位校ならではの利点、しかもかなり大きな利点かもしれませんね。

     本日は、成績まで教えてくれて有意義なお話をありがとうございました。
     就職決まったら、また来てくださいね!

全員  ありがとうございました!

【インタビュー後記】

一般的な東大生のイメージとは異なり、
ファッションも軽やかな4人。
「昔はオレ、自分のこと、天才って思ってました。
筑駒行って、俺って凡人なんだな、と。」という筑駒君。
「将来は、組織を動かす経営者になりたい。」と目を輝かす麻布君。
「負けず嫌いが自分の利点でもある。」と言い切る渋幕君。
「友達と会う時間が何より大切だった6年間。」と振り返る海城君。
4者4様、出身も性格も異なるのに、こちらからのお題には、同じ結論を出してくれました。
「勉強は、環境要因が大きい。」と。
それだけ彼ら世代からすると、「真実」なのでしょう。

これをお読みのご家庭も、ぜひお子様に合った環境を手にできるよう、
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